日別アーカイブ: 2018/03/22

秋川渓谷に行ってきました1

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秋川渓谷に行ってきました。ことの発端は、このお店(乙訓おやき店)のお焼きが食べてみたいねーと言う話で、最初はちょっとした日帰りハイキング気分を兼ねて行ってみますか…だったのですが、すぐ近くに宿泊施設を併設した温泉浴場(瀬音の湯)があることに気づき、ついでに一泊してみることにしたのでした。

わりに長い期間「多摩地区」と言うエリアに住んでいますが、車を持っておらず、アウトドア系の趣味が全くないこともあり、東京の西側ってほんとに縁がありません。もちろん、秋川渓谷も初めて。最寄駅はJR五日市線の武蔵五日市駅で、ここからバスで20分ほど。うまく乗り継げば、1時間半弱で行けます。車だと1時間ちょいだそうです。

駅周辺はきれいな地方都市と言う感じですが、バスで10分ほど過ぎて山に入ると、一気に里山の風景になります。あきる野市が作成している秋川渓谷の紹介サイトには、「ここが東京!?」というキャッチコピーがついていますが、確かに、そういいたくもなる景色です。意外に雄大。

目的のおやき店は、写真で見た通りの、かわいらしい小屋でした。ただ、中に入ってみると、案外奥行きがあるというか、思ったよりも広く、ゆったりとしています。前日に電話して取り置きをお願いしていたのを引き取って、少し世間話。とても気さくなおばさんでした。

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まだほんのり温かいおやきを早速1枚食べます。これねー、すごくおいしい。おやきの皮ってちょっとパンっぽいというかしっとりふんわりしている…というイメージがあったのですが、このおやきの皮はふんわり感はゼロ。ピンだよ、これ。中のあんこもとてもおいしい。小豆の炊き加減も、塩の利かせぐあいも絶妙です。1枚100円ですが、これはここに来た人だけが味わえる美味ですね。来てよかったなぁ…と、しみじみ思いながら食べました。

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おやきの余韻に浸りつつ、向かいにある茶房むべでひと休み。お庭がきれいです。

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私は、煎茶(お菓子付き)を注文。お菓子は、春らしい羊羹でした。

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夫はコーヒー。器が選べるとのことで、源右衛門窯の小花模様のをチョイス。たくさんありましたが、すべて有田焼とのこと。そういえば、最近、新しい器を買ってないなぁ…。

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武蔵五日市駅に降りた時から感じていましたが、なんというか、街全体がとてもきれいだなぁ…と言う印象を受けます。古いけど清潔感があるというか、どの民家の庭も庭師がきちんと手入れしているという感じだし、自然で一杯だけど人の手が行き届いている感じというか。この写真だと、全然通じないですけど。

ところで、この辺って、マス釣りできるんですね。右側の看板には、「つかみ取りできます」「焼いて食べられます」とあるが、本当だろうか。暑い時期になったら行ってみたい気もします。

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早々に目的を達成して、宿にチェックイン。瀬音の湯という温泉施設に併設されているコテージに泊まりました。ひととおりの調理器具を備えたキッチン付きで自炊もできるし、なによりも、景色が良くて静か。ふたりともこの部屋が気に入って、ずっとごろごろしていました。

もちろん、お風呂にも行きましたよ。ぬるっとしているというか、なんとなく不思議なとろみを感じるお湯だなぁと思いましたが、これはアルカリ性温泉の特徴だそうで。調べると、ここはアルカリ度がかなり高めの泉質なのですね。すごくいいお湯でした(結局2回入った)。

夕食は併設のレストラン(レストラン川霧)で夕食。楽味膳という、宿泊者専用のコースで、いわゆる宴会場の食事かな…と、期待していなかったのですが、意外にも(すいません)どれもおいしかったです。サラダ、お寿司(まぐろ、たくあん巻き、ボタンエビ)、しし唐の炒め煮。

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ひれステーキ、天ぷら(えび、おくら、まいたけ)、さわら西京焼き。お酒を1本頼んだのだけど、何を頼んだか忘れてしまった。この辺は造り酒屋が結構多いのです。

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食後は自家製アイスクリーム(メロン味)。これ、すごくおいしかった。全体的に量もほど良くてうれしい。単品アラカルトもいろいろあるので、今度は居酒屋っぽく使ってみたい気もする。

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コテージに戻って、施設内の直売所で買ってきたもろもろでちょっと飲む。千代鶴にふき味噌。これで十分飲めてしまったので、鮎の甘露煮は結局食べずに持ち帰ってしまった。

プリン

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なかしましほさんの『みんなのおやつ』のレシピで作ったプリン。この本は、とにかく分量が気楽なのが好きです。このプリンも3人前で、玉子2個(正しくは、玉子1個と卵黄1個)、牛乳100cc…といったレベル。これだと、あまり気負わず作れるのでありがたいです。

本ではちゃんとカラメルも手作りですが、私はカラメル作りが苦手なので、これは市販品を使っちゃいます。プリンシロップとかカラメルタブレットというのがありまして、ほんと便利です。

このプリンは、オーブンで湯煎焼するタイプ。ゆっくり蒸し焼きするからか、生クリームを使っていないのに、とろっと濃厚クリーミーな食感に仕上がります(夫はこの仕上がりがジャストフィットのようです)。私はもうちょっとプリッとした感じも好きなのですが、これもとってもおいしいです。