日別アーカイブ: 2019/07/25

ひやしなす

新潟では、十全なすのほかに、紫水なす(タキイが開発した十全なすと水なすを掛け合わせたF1種)と言うのも買っていて、生で食べるだけもなんだかなぁと、取り合わせて煮物を作る。せっかくなので、いつもの田舎煮ではなく、『神田裕行のおそうざい十二カ月』にある「ひやしなす」のレシピで。

これは、干しエビの出しを使い、甘みに、多めの三温糖とみりんを使った、ちょっと甘めの煮物で、変な言い方だけど、市販品っぽいというか、お店の味っぽい感じに仕上がった。普段作っている田舎には、酒、しょうゆ、水だけで、甘み一切ゼロだから、いつもとは対極の味。水なすなので、トロっとする感じはなくて、さっぱりしていて、いかにも夏向きのお惣菜でした。おいしかったけど、この甘みが夫はあまり気に入らなかったようで、ほとんど手を付けなかった。いつもの田舎煮のほうが好きなんだってさ。

あとは、生で割って、塩とオリーブオイルで。十全なすと紫水なすで食べ比べてみたけど、あんまり違いは判らなかった。どちらもおいしい。ヒガシマルうどんスープで作るキャベツの浅漬け、挽き肉ともやしの炒めもの。