日別アーカイブ: 2011/04/11

Dominique SAIBRON

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銀座三越のドミニク・サブロンで買ってきた、シュークリームとエクレアとクロワッサン・シャンテリー。

エクレアは超濃厚で好みが分かれるところですが、シュークリームはベーシックな感じで今の気分に合う。夫はクロワッサンがとてもおいしいと言っていた。クロワッサンの塩気とシャンテリー(生クリーム)の甘みの塩梅が程良くて、ペロッと食べてしまった。

にしんの塩焼き

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にしんが安かったので、頭と腸を落とし、塩水に漬けてからピチットで包んでいたものを焼く。どっちも真子入りで、魚卵好きの私はちょっと嬉しい。夫の分も貰って食べました。

夫は初にしんの塩焼きでしたが、「鯖みたい」といいながらも、案外口に合ったようです。よかったよかった。

あとは、ゆでおくらの三杯酢浸し。わらびのあく抜きをしていたので、食べやすい大きさに切って、わさびしょうゆ、ごま油ポン酢で食べました。ごま油ポン酢はクックパッドで見たんですが、この食べ方はグー。味噌汁の具は豆腐と青ねぎ。

昨日の残り物(アスパラ、バイ貝)も並べたら、なんだか皿数だけは多い食卓になってしまった。

ドトール

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雨が降って来たので新宿まで出て、小田急地下のドトールで軽くお茶。ジャーマンドッグを食べ始めた瞬間にそこそこ大きな揺れがあり、店内騒然。さっと席を立って出て行く人、我関せずとパソコンをたたく人、色々でございました。地下にいるときに大きく揺れると、ちょっと怖い。

とか言いながら、しっかり食べるもの食べてから出たんですけど。

お弁当

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新橋演舞場で行われている四月大歌舞伎の昼の回を見に行ってきました。チケットを購入した時は全く気付かなかったのですが、1か月前の今日もここで芝居を見ていたんだっけなぁ。もっと遠い昔のことのようにも感じる。

今日の演目は、「お江戸みやげ」、「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」の”檜垣””奥殿”、「封印切」の3本。

「お江戸みやげ」は川口松太郎原作の新歌舞伎。見始めたときに「新派?」と感じましたが、昭和36年初演時のキャストを見ると、お辻が先代の勘三郎、おゆうが14世森田勘弥で、栄紫が先代時蔵、お紺が朝丘雪路、文字辰が清川虹子とあった。で、今回のキャストは、お辻さんが三津五郎、おゆうさんが翫雀。三津五郎丈の婆さん役には少し驚いたけど、舞台で見ると意外にしっくりしていて非常に面白かったです。見た目は青島幸男のいじわるばあさんみたいで、実際、最初のあたりは雰囲気もそんな感じなんだけど、舞台が進むにつれて”男が演ってる女”ではなくて、まさに”おばさん”に見えてくるんだから不思議。全体的にはドタバタ調なんだけど、その”おばさん”が、時折女の子らしい恥じらいやつつましさを見せるシーンがあるんだけど、それがなんだか可愛らしくてなんだかジーンときた。

最後に、心惹かれた役者さんから貰った片袖を握りしめて、満足と寂しさがないまぜになったような顔でその役者を見送るシーンがあるんだけど、それを見たときにぐっと来てしまい、いかんいかん、まだ人情話を観て泣くような年でもあるまいに…と我慢してたら、隣の女性が目頭をぬぐっているのが見えてなんとなくほっとしてしまい、一緒になって目頭をぬぐってみた次第。いい話でございました。妙齢の女性でかつ、お酒を飲んで若干失敗した経験を持つ方、役者やタレントに懸想した経験を持つ方なら、すごく楽しんで見られるのではないでしょうか。

「一條大蔵譚」は、昨夏の巡業でも見た1本で、キャストもほぼ同じ。違うのは、鬼次郎が松緑ではなく団十郎だったくらい。一條大蔵卿ってのは、源義朝の妾で頼朝、義経の母である常盤御前を妻に迎えたことで知られる人物で、それを主人公にしたお話。

話の筋はしごく単純。阿呆で知られる大蔵卿、妻の常盤も毎日弓遊びなんぞしてのんきに暮らしとる。そんな評判を聞きつけた、源氏の忠臣(鬼次郎とその女房お京)がそれをいさめようと屋敷に乗り込んで来るんだけど、実は、常盤の弓遊びってのは遊びにかこつけて、実は清盛に呪いをかけているってことが判明。常に源氏の再興を願いつつ生きているんだってことが分かる。それを知った大蔵卿の部下の一人が、清盛にチクろうとしたところ、阿呆だったはずの大蔵卿がいきなりクレバーな人間に豹変してチクリ部下を打ち取り、鬼次郎とお京に名刀友切丸を渡して、私がこの男の首を切ったようにお前たちも清盛の首を切ってみろと笑い、またもとの阿呆に戻る。まぁそんな感じ。

阿呆から元の姿に、そしてまた阿呆に戻るという部分を見るのが、一番楽しい。最後に「鼻の下の長成(ながなり。大蔵卿の名前)と笑わば笑え、言わば言え。命長成、気も長成。ただ愉しみは狂言舞」といって舞を踊るのですが、このシーンはとても好きです。

「封印切」は、「恋飛脚大和往来」の上中下のうちの下巻に相当するもの。元ネタは、近松門左衛門の人形浄瑠璃用の戯曲「冥途の飛脚」で、それを紀海音が改作して「傾城三度笠」となり、さらに菅専助、若竹笛躬が「けいせい恋飛脚」として書き、それを歌舞伎用に書き直したのが「恋飛脚大和往来」なんだそう。最近知ったのですが、過去の名作を改作した戯曲ってのは、歌舞伎には結構あるみたいなんですね。

封印ってのは、公金の小判を束ねている包みのことを言うそうで、それを切ったら即死罪なんだそうで。で、色々あって、藤十郎扮する忠兵衛さんはそれを切ってしまう。切ったら死ななきゃいけないのに切らなきゃいけないのは、男の意地とか沽券といったプライドがそうさせたんだけど、なかなか難しいところです。それにしても、藤十郎丈の瑞々しさったらほんとに驚く。あれでほんとに79かと。20代の若者に見えるんだから、ほんとにすげえよ。と思いながら見たのでした。

で、今日はまじめに弁当と水筒を持参。ささ身を解凍してこれまた冷凍していたシラントロソースをかけて焼いたもの。あとはわかめのポン酢和え、ゆでアスパラの残りを詰める。

今日は大奮発して1等B席を取っていたので舞台が非常に見やすくて極楽でした。

納豆ごはん

カテゴリー: テキトウ | 投稿日: | 投稿者:

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いまや貴重品となった納豆に「テキトウ」タグをつけるのは忍びない…と思いつつ、納豆ご飯。今日の納豆は天狗納豆。鼻の奥にふっと立ち上るスモーキー臭がおいしい。味噌汁の具は、豆腐とわかめ。

鳥かご掃除を待つ小僧(黄)と差し向かいでの朝食。つぶらな瞳で納豆ご飯をほおばる私をじぃぃーと見つめる目線に負けて、ご飯を何粒かわけてあげる。うちの小僧は、青も黄も白米好き。