月別アーカイブ: 2012年5月

伊右衛門サロン

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寺町通りから三条通に出てぶらぶら。この界隈は小っちゃくて可愛いお店などもあって、案外ブラ歩きするのにいい感じ。歩き疲れたので、ひと休みがてら伊右衛門サロンに行ってみることに。

サントリーが運営している、伊右衛門ブランドのお茶カフェなのですが、スイーツだけでなく、食事も充実、アルコールも兼備と、朝から晩までオールラウンドに使える大変使い勝手のいいお店です。

もちろん日本茶の種類が豊富なのですが、カウンターに座ると、専門のスタッフが淹れたお茶を飲むことができます。夫は前日にそれを飲んでいてとてもおいしかったそうで、それがお目当てで行ったんですが、ちょうど専門スタッフが不在でした。残念。

温かい雁がね茶を飲んで一息つく。茶菓子は宝泉堂のかしわべ。それにしても、町屋風の建物にミッドセンチュリーの家具がこれでもかと配されていて、とってもおしゃれなお店でした。案外、こういう雰囲気のお店って、東京にはない気がするのですが、どうでしょうね。

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そのあと、六角堂に行って鳩と戯れたり、巡礼の人を見たり、裏の池にいる白鳥をぼんやり見たりして、のんびり過ごす。それにしても、ここの鳩は人を舐め過ぎだろう。ここまで大胆不敵に羽を休める鳩は初めて見た。

スマート珈琲店

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村上改新堂に寄ってから、寺町通りに出てぶらぶら。一度行ってみたかったスマート珈琲店に寄って、コーヒーを飲む。

わりに若い人が読むような雑誌にも頻繁に取り上げられているような店なのに、私達が行ったときは、地元のオッチャン率90%で、どんな街にも必ずひとつはあるようなごく普通の店って感じなのが、よかった。

珈琲は、そんなオッチャン達が好みそうな、パンチのきいた濃いめの味わい。

夫が頼んだホットケーキを少し貰う。素朴な味。お腹いっぱいじゃなかったら、フレンチトーストとかタマゴサンドウィッチとかオムライスとか、ちょっと食べて見たかったかも。

いづ重

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お昼は、いづ重。初めて食べたのは大学生の時だったと思いますが、ものすごいフンパツして食べた鯖寿司の美味しさは今も忘れがたい。

それ以来、この店の鯖寿司をこよなく愛する私ですが、いざ注文する段になるとものすごく迷う。なぜなら、鯖寿司と同じくらい、この店の上箱寿司も好きなので。お稲荷さんも大好き。さらには、何年も気になりつつもまだ未食というものも沢山ある。この店に来ると、本当に、腹が4つくらいあればいいのに…と心の底から思うのでした。

で、結局、いつもと同じく、鯖ハーフに、上箱寿司、お稲荷さんのセット。あと、赤だし。だって、久し振りだったら、まずは「いつものアレ」が食べたいやんか…。夫と半分こでも、お腹いっぱいです。年をとるごとに食べれた量が食べれなくなるのは、自然の摂理ですから普段は何とも思いませんが、旅先の好物を目の前にするとちょっと切なく思わなくもないです。

いつもはひとりずつ器に入れてくれますが、今日は、大きな器に一緒に盛ってくれました。華やかな感じで、目に麗しい。嬉しいな。

お寿司は美味しかった。この満足感を考えると、いつも毎度同じものばかりをお願いしちゃうんだよなぁ。でも、いつかは、鮎や甘鯛の姿寿司も食べてみたいです。

ホテルの朝ごはん

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この時泊まったのは、京都駅の八条口からすぐそばの新都ホテルだったと思います。団体客が多いですが、その割に静かで落ち着いた雰囲気もあって、過ごしやすかったです。

朝はビュッフェ。パンケーキ、ベーコン、ソーセージ、エビフライ、ゆで卵、レタス、ゆでいんげん、プチトマト。グレープフルーツジュース、果物(パイナップル、オレンジ)。結構お酒を飲んだので炭水化物はパスしつつも、結構しっかり食べてますねぇ。

夫は、いつも通り、クロワッサン、スクランブルエッグ、ベーコン、プチトマト。どこへ行っても変わらない。

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食べたらすぐにチェックアウトし、まずは祇園にあるむら田で買い物(ここの白炒りごまが大好きなのです)。そのあと、八坂神社を丁寧に見て回る。境内をきちんと見たことがなかったのですが、あんなに小さなお社が沢山あるなんて知らなかった。愉しい。

真ん中の写真は、忠盛灯篭。この灯篭自体は何度も見ているはずですが、大河ドラマを見た後で見ると、なかなか感じるものがあります。右は絵馬舎。坂田藤十郎丈の絵馬もあったんですが、うまく撮れず。

菱岩

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京都に来たら美味しいものを食べたいなというのは誰しも思う事でしょうけど、でも、ガイドブックに載っているようなお店に行くのは色んな意味でハードルが高い。

ということで、菱岩の折詰弁当を予約しておいたので、ホテルの部屋で晩御飯としていただく。もちろん、お店に直接予約するなんて度胸はなかったので、百貨店経由ですよ。便利です。

ひとつ4800円となかなかの高級お弁当なのですが、食べると納得します。どれもこれも信じられないくらい美味しかったなぁ。なんてことない胡麻和えですら「レベル違うわー」って思ったほど。看板の出し巻きはもちろん、やはり印象深かったのは、炊き合わせの小芋と蛸の柔らかさ。こんな煮方ってできるのねぇ。あとは、鱸の塩焼きが美味だった。

全体的にちょいと味は濃いめなのは、お弁当と云う事を念頭に置いたものだからなのかな。お酒のアテになりそうな感じのものが多かった気がします。もちろん、ぬかりなく、日本酒(招徳の生一本)も調達しておいたので、問題なし。

それにしても、あんなに美味しかったお弁当なのに、どうして私は、こんないい加減な写真しか撮っていないのか…。

  • 豆ご飯
  • 出汁巻
  • 鶏松風
  • 鰻八幡巻
  • 鯛笹巻寿司
  • すずきの塩焼き
  • いか黄身焼き
  • 才巻海老
  • 合鴨ロース
  • スモークサーモン
  • 一寸豆
  • 白魚
  • 千社唐
  • 奈良漬
  • 千代口(筍とうどの胡麻和え)
  • 炊き合わせ(建仁寺麩、小芋、筍、鶏丸、蛸、絹さや)

おかる

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夫は仕事があるので、サクッと軽く済ませたいということで、お昼はおかるで。四条通を1本脇に入った小路にある、うどんの店です。カレーうどんか、あんかけうどんか迷いましたけど、食べたことないのであんかけで。

具のないうどんに、たっぷりのあん、それとおろし生姜。余りに潔すぎるビジュアルにちょっとひるみましたが、食べてみるとやっぱり美味しい。嫌なとろみじゃなくて、いつまでも掬っていたい感じ。うどんはコシのない柔らかい食感。讃岐うどん派だと辛いのかもしれませんが、私個人的には、こういう食感のほうが長らく馴染み深かったので、懐かしい感じです。

今度はカレーうどん食べたいなぁ。

食後は、夫と別れて、市内をぶらぶら。といっても、自由時間は数時間程度なので、そんなに回れない。当時、大河ドラマで「平清盛」をやっていたこともあり、折角だから、平家ゆかりの場所でもぶらっとしてみましょうか…と、迷子になりながら歩く。

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と、その前に、南座の前でパチリ。このころの南座では、玉様の展覧会が催されていたと記憶しておりますが、どうでしたか…。南座でもいつか観劇してみたいものですが、まだ先かな…。

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下河原通りを東山方面に歩いて行ったのだと思いますが、ド定番の、八坂の塔を仰ぎ見るアングルですね。散々テレビで見てるのに、生で見ると、おおおと思ってしまうのはなぜでしょう。

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先ず行ったのは、安井金毘羅宮。「縁切り寺」として有名なところですよね。何度でも前を通りかかったことがあるのに一度も行ったことがなかったのは、何故なのかなぁ。私は霊感はゼロですが、でもここはなんか、ちょっとおどろおどろしい雰囲気を感じるんですよねぇ。

入ってみると、こじんまりとしていて、案外いい雰囲気のお宮でした。ただ、やっぱり、縁切りの御祈願はなんとなく気が進まなくてやらずじまい。ちょっと変わったお参り手順だから、せっかくだからやればよかったかなぁ…と、今になってみれば思いますが。

境内は写真映えする風景が多くて、カメラ娘ではない私でも結構な枚数の写真を撮ってしまいました。人も少なくて、なかなかいいところでした。

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安井金毘羅宮から建仁寺を回って六波羅蜜寺に行くつもりだったのに、案の定迷子になる。ふらふら歩いていたら、摩利支尊天堂の前を通り掛かったので、少し寄ってお参り。

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ギリギリで六波羅蜜寺に到着して、無事宝物殿を見学。やっぱり空也上人立像と平清盛像に尽きる気がしますけど、ほかのも素晴らしい。境内をぶらぶらしていたら、平清盛の墓があったのでお参りする。玉様が奉納した阿古屋の碑もあって、思わず見入ってしまう。

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最後に、ふらふらと迷いながらなんとか、六道珍皇寺へ。夕方に行ったというのもあるのか、境内に誰もいなかったというのもあるのか、やっぱりちょっと不気味な雰囲気だった気がする。やっぱり、あの世の入り口なんやろか。

新幹線にて

カテゴリー: 朝食, 旅行 | 投稿日: | 投稿者:

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私のブログは、写真を先にアップしてテキストは後から入れると言う形で更新しているので、写真だけ先にアップしてホッとしてしまい、そのままずっと放置…というパターンが結構ある。ここの1泊2日の京都旅行の記事もまさにそれでして、今頃(2013年9月16日)になって、文字を入れ込もうとしています。さ、どこまで覚えているかな…。

そもそもなんで京都に行ったかというと、夫が仕事の都合で京都に行く必要があったんですが、「どうです、一緒に行きませんか?」というので、のこのこ付いて行ったわけです。夫は仕事ですが、私は遊びです。気楽なもんです。

列車の長距離移動には駅弁が欠かせませんが、京都に行くときだけは別。車内では軽く済ませて、万全の胃腸状態で駅に降り立ちたい。

ということで、自分で握ったおにぎり。具は梅。

チーズちく天

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
チーズちく天 by nekotano

翌日から出かけるので、冷蔵庫整理を兼ねて、小さいおかずをちまちま。

ちくわに溶けるチーズを突っ込んで、青のりを入れた衣に絡めて揚げました。チーズが揚げ油に流れるのがイヤなので、ちくわの両端には大葉を丸めたものを差し込んでふたをしてます。戻したあおさも同様に揚げましたが、戻しすぎたせいか、ベチャっとした仕上がりに。すまん。

真ん中は、青ねぎのナムル。さっとゆでて、ごま油、薄口しょうゆ、粗挽き唐辛子、白ごまで軽く揉んだだけですが、やたらおいしかった。これは、夫も気に入っていたので、今度は1束使って作ろう。

あとは、ピーマンのさっと焼き、焼きたらこ。

ご飯はパスして、焼酎の水割り。

魚介パスタ

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
魚介パスタ by nekotano

中途半端に残った刺身をトマト缶と一緒にパスタソースにしました。

刺身(いさき1サク、ホタルイカ少々)は、にんにくのみじん切り、玉ねぎスライスと一緒にオリーブオイルで炒め、白ワイン50ccを注いでアルコール分が飛ぶまで炒める。トマト缶、グリーンオリーブ、ケッパー、ローリエを加えて、トマトの酸味のカドが取れて、ゆるいペースト状になるまで中火で煮込み、塩で味を調える。

なかなかおいしくできた…と思ったのですが、ホタルイカが邪道だったのか、夫の反応は極めて悪し。いさきだけで作ればよかったかなぁ。美味しいのになぁ。

パスタは、ディチェコの1.9ミリ。最近は、スパゲッティに関しては、細麺より太麺のほうが好みです。

卵丼

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
卵丼 by nekotano

三つ葉を使い切ろうと、山ほど三つ葉を入れた卵丼を作る。あと、干ししいたけの含め煮も一緒に。ちょっとベースの味付けが薄くてぼんやりした味になってしまいましたが、らっきょうのしょうゆ漬けを添えたので、それでプラマイゼロってことで。

この、らっきょうのしょうゆ漬け、掃除をしていたら奥から出てきたんですが、どうも2~3年ほど前に食べきれずに奥にしまっておいたところ忘れてしまってそのままだったようです。常温でほったらかしでしたが、開封してみたら特に問題はなく、中までみっしりしょうゆが染み込んでいるものの、辛いって感じではなく、カリカリしていてなかなかおいしい。保存食ってのは、すごいなぁ。