夫は打ち上げだとかでいないので、晩ごはんは私一人。よっしゃ、冷凍庫に、塩鮭の頭があるんだよ、これを使うチャンスや！
ってことで粕汁にしました。具は、鮭の頭と昆布でだしを取り、里芋、にんじん、大根、お揚げ、こんにゃく。最後に板粕を溶き、薄口を少々。ああ幸せ。温まる。
夫は「打ち上げは苦手だから1時間で帰ってくるよー」と言っていたが、結果的に終電で帰宅。ずいぶん飲んだねって顔で帰ってきましたが、聞けば、白ワインと赤ワインをグラスに半分ずつ、ですって。夫は本当はもっと飲める人なんですが、顔に出ちゃうのでお外だとあんまり飲まなくて済むんですよね。わたしは全くの逆でして、本当にうらやましい…。
国立劇場の11月大歌舞伎を観に行っていました。
今月の演目は、「浮世柄比翼稲妻」。「鞘当」「鈴ヶ森」「山三浪宅」はそれぞれ単体で見たことはあるものの、通しで見るのは初めて。通しと言っても、結局ダイジェスト的な編集はされてしまうのですが、それでも前後の流れが分かるだけに、勉強になったなぁと。それにしても、「山三浪宅」は切ない話だ…。
もともと、幸四郎、染五郎、福助の3枚看板で上演される予定だったが、染五郎さんの怪我により、名古屋山三は錦之助さん、白井権八は高麗蔵さんにスイッチ。ことに、「山三浪宅」は錦之助さんの甘い雰囲気が合っていて、すごくよかったように思います。ふと我に返ると、山三ってズルイ男だなぁ…と思うのですが…。
お昼は軽く済ませようと、オリジン弁当のジャンボ手作りおにぎりを1個。1個ですけど、ジャンボですから、観劇用の昼食としては十分。ただ、見終わった後、ものすっごく、おなか減りました…。ただ座ってるだけなんですが、芝居見るのって、体力いるなぁ。
2枚残った食パンで、もういっちょチーズパン。
さっそく、買ったばかりのネスプレッソでコーヒーを入れる。おおむね満足なんですが、ひとつだけ予想外だったのが、音がでかいってことです（置き場所の問題もあるのかもしれませんが、かなり響く）。ネスプレッソブティックで実際に使わせてもらったうえで購入しているのですが、音までは頭が回らんかった。夜中にこっそりコーヒーを飲むってのは、ちょっと難しそう。それ以外はヨシです。自分で淹れるコーヒーのほうが好きですけど、この手軽さは魅力的。
小僧（黄）が目を見開いて驚いていますが、早く慣れてもらわんとな…。