日別アーカイブ: 2013/07/25

まい泉

まい泉 by nekotano

今日は、七月花形歌舞伎の夜の会を観に行く。最近は、写真入り筋書きが欲しいばかりに観劇日を20日以降にすることが多い(もう少し早く切り替わるのかもしれないが、確実を期すとなると20日というのが私の結論)ので、どうしても短期間のうちにババっと見る羽目になる。本当は、もう少しゆったり間を開けて行きたいんだけど…。

ともあれ、今日の演目は『四谷怪談』の通し。四谷怪談は、2010年の8月花形歌舞伎で勘九郎さんが岩、与茂七、小平の三役をやったのを観ましたが、それ以来。あの時の勘九郎さんの、鬼気迫る演技(特にお岩さん)が未だに印象深いですが、菊之助さんの三役もなかなかでした。

ほとんどの方が、似合っているお役をされていたのもあって、最初から最後まで隅々楽しめました。特によかったのは、伊右衛門をやった染五郎さん。もんのすごく、似合ってました。ハマり役じゃないでしょうか。女殺油地獄の与兵衛もそうですが、理屈じゃ測りきれない悪人をやらせるとピカイチだなぁ、と。ご本人は、ものすごく真面目で善良そうなのに、不思議です。

こういうの書くとふざけてるのかと怒られそうでちょっとドキドキなのですが、私の中では染五郎さんは「連理引きが一番うまい歌舞伎俳優」というイメージが一番強かったのですが(あれをナチュラルにやるのって、難しいと思うんですよねぇ)、これからは「悪い男は染五郎さん」というイメージのほうが強くなりそうな気がします。顔もいいからよりハマるんでしょうか。とにかく大満足の舞台でした。楽しかった。

本当はもうちょっと早めに行って、食事を済ませてから観劇しようと思っていたのですが、バタバタしていてギリギリで銀座着。悩んでるヒマもなかったので、間違いのないまい泉のヒレカツサンドで。

悩むのはサイズで、3切れだと微妙なのですが、6切れだと確実に多いのです。でも、私もいろいろ学習してきたので、多いくらいなら、足りないほうがいい、という境地に達しつつあるんです。ということで、3切れ入りをチョイス。

メープルグラノーラ

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:
メープルグラノーラ by nekotano

暮しの手帖 2013年06月号』に、なかしましほさんのグラノーラのレシピが紹介されていまして、そのレシピのためだけに、雑誌を買いました。

「なかしまさんらしいグラノーラです」と紹介されていましたが、作っているときも、食べたときも、確かにそうだな…と思いました。大きく差別化しにくいと思っていたグラノーラですら、「なかしま印」があるって、なんかすごいな、と。

もちろん、美味。ただ、私には少し油がきつい気もするのだけど、それは半分量で作ったからかもしれない。

夫は猛烈に気に入っているので、今度は、きっちりレシピ通り作ってみよう。