なんとなく自覚しているのですが、この時期、料理を作るのがちょっと億劫でした。食べたいものは明確にあるのですが、それだけに献立がうまく決まらん！ みたいな。ちまちまちまと小さいおかずが多いのはそのせいだと思います。あと、メインディッシュを食べるだけの体力がないと言うのも大きい気がします。たぶん、ちょっとバテてていたのでしょう。
このころから、やたらと空芯菜が安くなってきました。大きい束を買って、まずはエスニック風の炒め物。赤唐辛子、にんにくみじん切りと一緒に炒め、ナンプラー、シーズニングソース、砂糖少々で味付け。仕上げの黒こしょうとレモンで一気にエスニック風です。
あとは、マッシュルームのサラダ、砂肝のオイポン漬、野菜のエチュベ。
ご飯はパスして、薄い焼酎の水割り。
大分から送ってもらった明太子（ありがとうございますー）が沢山あるうちに、1回は食べよう！ というのが明太子パスタ。
うちの明太子パスタは、『北イタリアの食卓
ボウルに半割りしたにんにくをこすり付け、中身を出した明太子半腹、オリーブオイル大さじ1、麺つゆ少々、白すりごま大さじ1を加えてよく混ぜる。その上にざく切りしたルッコラを広げ、ゆで上げたパスタを投入してざっと和える。食べる直前にレモンを絞る（必須＆たっぷり）。
ふたつのレシピのいいとこどりですから、美味しいに決まっております。
トーストにジャムとバター。野菜のエチュベ。
ナナカマドのジャムの美味しさに、夫としみじみしながら食べる。
昨日から公開が始まった「風立ちぬ」。
色んな断片情報や感想を見聞きしてしまう前に、とりあえず1回観てしまったほうがいいだろう…ということで、今日のレイトショーに行く。時間帯的に、さすがに子供はいませんでしたが、しかし、周りを見渡すと、大学生くらいの若い人ばかりがぎっしりで、さすがジブリ…と思いました。パンフレット買うのも行列で、結構大変でしたよ。
で、感想を言い難い映画なのですが、妙な感慨深さがありました。特に高揚感は沸きませんでしたが、静かに満足すると言いますか。「見ようかどうしようか迷っているのよねぇ」という人には、ご覧になって、損はしませんよって多分言います。10人いれば、10通りの感想が出てくる、そういう映画だと思います。ただ、スペクタクル的なシーンは一切ないので、いわゆる、純エンタメではないというのは、事実です。
私が観終わった後に真っ先に思った感想は、「ナウシカを作った人が、こういう映画を作るようになるんだなぁ」でした。主張していることの本質は変っていませんが、伝え方がだいぶ変ったなぁ…と、感じました。いろいろ考えさせられました。
ところでですね、私の隣にいたお兄ちゃんは、映画が始まるギリギリまでスマホでツイッターしていて、映画の途中は居眠りしていて（確かに、ちょっと長いんだけどね）、映画が終わった瞬間スマホ取り出して、ツイッターしながら出て行きましたよ。偶然、駅ビルのエスカレーターで前後の隣り合わせになったのだけど、まだツイッターしてたので、笑っちゃいました。この話を後日知人にしたら、「ツイッターって、そんなに人気あるんですか？」と聞かれましたが、どうなんでしょうねぇ…。
映画を見た後に、マクドナルドによって、ちょっとお茶。