月別アーカイブ: 2016年11月

マントウ

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なんとなく、無性にマントウが食べたくなって、久々に捏ねる。『KOBEで極める!世界のパン』に載っている錢文偉さんのレシピで。

買い置きしていた九州産の国産薄力粉をつかったのですが、新しい粉の割に水分が少ないのか、久しぶりだから…という以上に苦戦。蒸し上がったのを見たら、不思議な割れ方をしていて驚きましたが、ただ、それ以外は、まあまあかな…という感じ。でも、やっぱり、水分が少なかったかな。少し冷めただけで、カサッとしていたから。

その後、もう1回作ったときは、5㎖だけ増やしましたが、仕上がりは劇的に変わりました! が、やっぱり変な風に割れる…。何度作っても、満足することはないです。ホントにどうして上手にならないのかなぁ~。

おかずは、少し前に作って美味しかった、吉田勝彦さんの「簡単ねぎチャーシュー」をもう1回。五香粉がないので、スパイスは適当に甘めのものを複数(八角、陳皮、花椒、クローブパウダー、黒胡椒パウダー、アムチュールパウダー、シナモンパウダー)入れて代用していますが、いい感じ。あとは、青菜の炒めもの。

イングリッシュマフィン

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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私は、パスコのイングリッシュマフィンだったら、一番好きなのは「ライ麦入り」のなのですが、「4種のナッツ」なんて新商品が出ていたのに気づいて、そそくさと買ってみました。アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、クルミ…、程よいバランスで食べやすい。これは、好きだなー。

久しぶりに、ピーナッツジェリーで。アンバターに匹敵する組み合わせ。

リベンジの夕餉

白子ポン酢

先日たらふく海産物をご馳走して貰った私ですが、本当ならば、あの日、あの店で、毛蟹を食べている予定でした。食べなかったのは、「要予約」だったことに気づかなかったからです。その時の、私の落胆ぶりがあまりに哀れに見えたのでしょう、なんと、再び同じ店でご馳走してくれたのでした。今度は、ちゃんとカニを予約して…。

ただひとつ残念だったのは、予約した際に「毛蟹はないから、イバラガニでいい?」と言われたこと。ないのか、無念…。夫はカニに全く興味がないので、毛蟹もイバラも同じものだと思ったらしい。そもそも、タラバとズワイの違いもあやふやなので、仕方ないのですが。イバラガニというのは、タラバの仲間だそうで、足数本食べたら、かなりお腹一杯になるよ、とのことなので、だいぶ大きなカニなのでしょうね。タラバも大好きなので嬉しいのですが、脳内では、味噌がパンパンに詰まった毛蟹をちびちびほじくり返しながらいじましく楽しむ…と言うことを想像していたので、だいぶ、方向性は変わってきました。でも、カニなので嬉しい。タラバ食べるの、何年ぶりだろうなぁ。

いそいそと仕事を切り上げてお店に行き、「では、早速、カニを…」と言ったら、お店の人が、ええ、もういきなりカニかい!? って顔をしたので、ああそうかと、先に、お酒2合(夫は烏龍茶)と、おすすめメニューの鱈の白子を注文。思ったよりも早く出てきたそれは、いい塩梅に火を通されて、程よい弾力の皮をかみ切ると、クリーミーな味わい。ただただ美味しいなぁ、と、ご機嫌になる。

蟹の酒蒸し

最後の白子を食べようとしていたところで、お待ちかねのイバラガニ。一斗缶の半分のサイズの缶(9リットル缶)に入ったまんまで、やって参りました。お酒を入れて、2分ほど火を通しただけ…って、言ってたかな。

そんな短時間でいいの? と思いながら食べたら、あらびっくり、すごい半生。タラバと言えば、ガチガチに火を通したものしか食べたことがなかったから、初めての味わいで、驚いたなぁ。カニ独特の甘みよりも、珍味感というか、強いうまみが先立つ。でも、磯臭いとか、海水味だということはなく、いい塩梅。何となく食べてしまうが、あとからじんわりと美味しいな…と記憶に刻まれる感じでした。夫は、比較的火がしっかり通った身の部分を食べて、「カニって結構美味しいね」と言っていたけど、本当のところはどうだったのだろう。それでも、食べてるときはそれなりに楽しそうだったので、ご馳走して貰った立場としては、ああよかった…と思いましたが。

二人だったらこのくらいの量で十分だと思うよーということで用意して貰った量ですが、私はまだ食べられたな…。今度築地に行くときはカニも見よう…と思いました(今まで興味がなかったので、チラリとも見たことがなかった)。今度は、家でやるか。カニパ。

この後、缶の底に残った汁で、雑炊を作って貰ったのですが、これが、しみじみ美味しかったです。来た瞬間に、さっと食べてしまったので写真はなし。シメ雑炊をこよなく好むゆえに仕方ないのですが、しかし、どんだけ、がっついてるんだ…とも思う。でも、美味しかったなぁ。

明太子

夫が、カニの合間に注文していた、自家製焼き明太子。焼きじゃなくて、炙ってるだけだよね…って思うけど、魚卵は中までしっかり火を通す派の夫が、なんの抵抗もなく、美味しくいただいているってだけで、食べずとも美味しいことは分かります。1切れ貰いましたが、やっぱり美味しかったです。

じわっと、カニでお腹一杯になってきたので、ここでシメ。カニのボリューム、侮れない。でも、美味しかったなぁ。ごちそうさま。

AN STAND

海産物ばっかり食べると、最後は、甘い物で口直しをしたくなる。気分的にはクリーム系だったけど、駅の近くで軽く食べてゆっくりできるところとなるとピンとこなくて、前回と同じく、新宿新南口のとらやのAN STAND。

2日前も、青山のTORAYA CAFEであんペーストコッペを食べてるのに、またしても同じのか! と思ったのですが、食べると、趣がだいぶ違う。青山のは、あんペーストとクリームチーズを挟んだもので、ひんやり冷たい(後で知ったのだが、青山店限定の味だそうです)。ここのは、あんペーストだけを挟んだ、あんコッペ。ほんのり温められて、ふんわり柔らか。心なしか、香ばしさが加わった感じ。

コーヒー飲みながら、もぐもぐしてると、夫が妙に物静か。なぜだ…と思ったら、向かいのカップルの会話を聞くことなしに聞いてたんですね。カップルと書きましたが、多分違います。私のカンでは、恐らく、大学のゼミの同期(ってだけの間柄)。でも、なんかお似合いな感じだったんですよ、いきなり、音楽の話なんかしちゃってさ。でも別に音楽の話がしたいわけじゃないんだろうなーって感じが、なんだか、おじさんおばさんのほうがそわそわしてしまったのでした。

はぜの天ぷら

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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赤札品大集合の夜。開き済みのハゼが叩き売られていて、思わず購入。天ぷらする気満々だったのに、なんかることか、薄力粉が切れとる…。あるにはあるけど、開けるのは面倒。もうだったら、強力粉で揚げちゃえよーと強行した結果、天ぷらではなくフリットになりました。いずれにしても美味しかったので、よかったですが、やっぱりめんどくさがらずに薄力粉で揚げれたよかったなぁ。

もってのほかと食用菊の酢の物。普段だったら2食同時になんて贅沢できませんが、そんなことができるのも、赤札品だからこそ。菊は酢の物が一番美味しい気がするので、真面目に三杯酢を作りました。黄色と紫、食べ比べると、意外なほどに明確に味が違う。黄色の方がほろにがあまく、クセがある。紫は、さっぱりしていて青臭さが少なく、歯ごたえがよい。こんなに違うとは、意外でした。サラダセロリはざく切りにして、胡麻酢風ドレッシング。セロリというか、三つ葉みたいな味。少し熱を加えた方が、食べやすいのかも。

むかごの素揚げ、スモークサーモン、キハダマグロ、ゆでだこ。

むかご、不思議なことに、夫がつまむものはかなりの確率でハズレ(堅い)なものが多く、つまむ度に無言に…。炊き込みご飯をしたときも、ことごとくハズレむかごばかり口にしていたのですが、なぜなのでしょうね。美味しいはずなのに、なかなか夫にむかごの美味しさを伝えることができません。今度は、塩ゆでして出してみることにします。

ピザトースト

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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食パンが2枚ある状況で、夫が中々起きてこない。こういうとき、さ、私ひとりで先に食べよーとすると、準備して焼きたてを囓るだけって状態になった段階で起きてきて「俺のは」と言われるのがオチ…。そう思うと、なかなか食パンに手を付けられない。食べたいのに。

少し遠いコンビニに新聞を買いに行って帰ってきてもまだ寝てる。仕方ないので、近所のよろづ屋でピザトースト買いました。自分の分だけ菓子パン買って帰ったら、もう夫は起きていて「俺のは?」って言われたらどうしよう…と思ったけど、帰ってきてもまだ寝てた(ホッとした)。

大根のポタージュに、ホットコーヒー、バナナ。ボリューム満点。

食べ終わっても、夫はまだ寝てた。こんなんなら、さっさと食パンを食べればよかったなぁ。

ちょっと飲む

カテゴリー: 間食 | 投稿日: | 投稿者:

ちょっと飲む

電車に乗って、程よくお腹もこなれたので、ひと息ついて、もう少しつまむ。私はワイン、夫はりんごサイダーで。

ちびちびと大事に食べているアトリエ・ド・フロマージュのブルーチーズに、トリュフコット。あと、野菜を…と思ったけど、大根しかなかったので、太い拍子木切りにして、ポン酢&ゆかりをまぶしました。

それにしても、今日はよく歩いた…。よく喋って、よく食べて、寒かったけどいい休日でした。

バル三坪

カテゴリー: 間食 | タグ: | 投稿日: | 投稿者:

バル三坪

新宿まで戻ってきたときに、夫が「折角だから、一杯だけ飲んでいきましょうか」と言ってくれたので、それに甘えて、バル三坪へ。ベーカリーレストランの墨絵が同じ店内で営むバルでして、一度行ってみたかったのです。正直狭いのですが、お店の気遣いが細やかで、気持ちよく過ごせました。

17時まで提供のタルティーニにギリギリ間に合って、それ注文。私は赤ワイン、夫はアイスジャスミンティー。

夫は、サーモン&ミートソースにチーズ、私はチキンサラダ&ミートローフ。ミートローフがなかなか美味しくて、私も今度作ってみようかしら…と思ってしまった。

お腹も酔いも程よく満足。ほかにも気になるメニューがあったので、今度はおひとりさまで行ってみたい。

TORAYA CAFE

TORAYA CAFE

青山一丁目の地下にあるTORAYA CAFEでひと休み。コーヒーに、あんペーストコッペ。塩気の効いたクリームチーズが不思議な存在感。

ウエスト

ウエスト

知人が作品展を開くのでよかったら遊びに来て下さい…と連絡があり、しかも、在廊日は観劇の予定もない。急に連絡を貰って、ばっちり都合がつくなんて、こんな偶然なかなかないこと。しかも、とても嬉しいことに、場所は、数年来行ってみたいと思っていたウエスト青山店の近く。これは、作品展に行く前に、ウエストでパンケーキを食べるしかないね…。出不精の夫ですが、ウエストに行きましょうよーとそれで釣って(知人が夫とお喋りするのを楽しみにしていたので、どうしても連れていきたかったのです)、一緒に青山へ。

ウエスト青山店のオープンは11時。パンケーキは看板商品なのですが、焼き上がるまでに結構時間がかかるので、朝一番で通される組に入らないと、かなり待つことになる…というところまではネットで調べて理解していたので、少し早めに出ましょうかね…と、10時半くらいにつく時間帯に家を出ました…が、まさかの東府中での人身事故で(しかも、数十分前)、上下とも準特急を中止。乗る予定の電車が飛んでしまい、結局次に来た特急に乗った時点で、バッファとして取っていた30分をほぼ使い果たしてしまった…。夫は夫で「来た電車が、混んでたら、帰る」っていうし、ああ、今日は、もうだめだ…と思ったけど、幸い、来た電車は、混雑はしていたけど、これで暴れたら東京で生きていけんよ! と言う程度だったので、おとなしく乗ってくれて、ホントによかった…。ちなみに、この日は、銀座線も全線運休日で、電車にはついてない一日でした。

この日は、ほどほどに気温高めだったと思うのですが、風がベラボーに冷たくて、気温と体感温度が一致しない日でした。夫が用意してくれたハッキンカイロがなかったら、死んでた。

ウエストに到着したのは喫茶オープンの1分前でしたが、もう、店内にぐるりと列。前にいたのは10~12組ほどだったでしょうか、ややや、もう、ダメか…と思ったけど、案外広い店で、1回目のお客さんとして入店できました。でもね、この日は寒かったからギリ間に合ったという感じ。やっぱり、ゆっくりブランチを楽しみたいなら、もう少し早く来ておくほうがいいと思います。

メニューは、銀座店よりも豊富…という印象でしたが、とにかく早く頼まねば…と焦った夫が、お水を持ってきてくれたウエイトレスさんにすかさず「パンケーキ1枚を2人前ね、コーヒー付けて」と、言ってしまったので、他に悩む余地がなかった。ホントは、サンドイッチとかオムレツとかスフレとかもあるので、少し(じっくり)悩みたかった…けど、パンケーキがやってきたのが20分後だったことを考えると、これで正解だったんだと思う。夫は夫で、1枚か2枚かで夫なりに悩んだらしいのですが、多分1秒も悩んでない。

で、やってきたパンケーキなんですが、来た瞬間、思わず「大きいですね…」と言ってしまいました。ウエイトレスさんは言われ慣れているのか、スルーでしたが、これ、ほんとビックリですよ。お皿が小さいわけじゃないです。かなり大きいです。

パンケーキの断面

大きいだけじゃなくて、厚みもすごい。これは、20分待つよ。

身が詰まって、水分を持って行かれる系の生地に見えますが、そんなことはなく、空気をよく含んで、ふんわり柔らかく、軽い。シロップもよく吸い込みます。美味しかったです。

焼きいも

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安納芋で焼きいもに。ここ数年、おせちに入れるきんとんは、焼きいもにした芋で作っているのですが、どう焼きいもにしたらベストなのかが確証が持てず、毎年悩みながら作っているので、今年は、少し早めに予習してみようかな…と、3種類の焼き方で焼いてみる。

180度のオーブンで90分、アルミホイルに包んで焼いたものと、そのままで焼いたもの。

結果は歴然で、そのままで焼いたもののほうが、いい具合に水分が抜けて、圧倒的に美味しかった。アルミホイルで包むと、結構水っぽくなる。案外水分の多い野菜です。

後日、残った1本は、そのままで150度120分焼いてみる。これは、180度でアルミホイルあり/なしのちょうど中間の仕上がりで、しっとりしていながら、それなりにコクもある、いいバランス。程よく水分が残っているので、加工もしやすい。

というわけで、きんとん用の焼きいもは、「低温(150度)、長時間(2時間)、そのまま(皮を欲洗うだけ)」が、結論。もう少し焼いて、経験を積んでおかねば。