月別アーカイブ: 2017年7月

お弁当

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今日は昼夜で歌舞伎鑑賞(七月大歌舞伎)。海老蔵さんが昼夜出ずっぱりで、正に海老蔵奮闘公演とも言うべき舞台でした。元々、海老蔵、獅童、中車の三枚看板で行う予定だったようですが、獅童さんが初期の肺腺がんでお休みされてしまい、中車さんではそんなに大きなお役もやれないし、どうなるんだ…という感じでしたが、結果的にはかなりバランスよく演目が並んだ感じがします。昼の部は、矢の根、加賀鳶、連獅子。夜の部は新作通しの駄右衛門花御所異聞。しかも、昼の部は15時前に終わるし、夜の部はいつもより15分遅く開演するので、昼夜の間が2時間近く開くという、ゆったりした時間割。幕間も、20~30分取ってくれたので、見る方としては、体力的な負担が少なくてありがたかったです。

個人的に特によかったのは、加賀鳶。歌舞伎見始めのころに團十郎さんの道玄で見ていて、気に入っている舞台のひとつですが、ところどころに團十郎さんの雰囲気があって、非常に懐かしかった。加賀鳶自体は、別の役者さんの道玄で何度か見ているのですが、最初に見たというのもあって、團十郎さんのがいちばん好きだったので、海老蔵さんが演じられるのは大変嬉しい。

駄右衛門花御所異聞は、海老蔵さんらしい新作で、とにかくサービス精神旺盛。これでもかと過去の名作の名シーンや名台詞をドンドン入れ込んでいるので、シーンのひとつひとつの元ネタを探すクイズのようなお芝居にも感じました(ビデオで見ながら、「これはあのシーンから」などと言い合いながら見ていくのも面白いかもしれない)。あと、この芝居自体は数年前から作られているのでしょうがないのですが、海老蔵扮する玉島幸兵衛が死にゆく妻に声をかけるシーンがあって、こんな時にこんなセリフを言わなきゃいけないのか、役者ってのはしんどい商売だなとつくづく思ったものでした。その辺はご本人は役者として割り切っているとは思うのですが、凡人としてはしんどかろうななどとつい余計なことを思ってしまう。二幕の最後には勸玄くんも出てきて親子で宙乗り。七三できちんとセリフも言っており、相変わらずなかなかの大物ぶりでした。

昼の部の幕間は、残り物を詰めた弁当。夫用に作り置きしたなすの田舎煮に、きゅうりの塩もみ。刻んだ青じそと白ごまを混ぜたご飯にのっけてます。おやつは、萩の月。

 

レカン

昼夜通しで見るときは、一日中歌舞伎座の中にいることが多いのですが(普段は、昼夜の間も40分ほどなので)、今回は2時間近くあるので、銀座シックスまで散歩に行き、レカンでカスクルートを調達。りっぱなボンレスハムが2枚入って食べ応えあり。パンもおいしかった。

 

少し飲む

なんとなく、奴で軽く飲みたい気分だったので京王ストアに寄ったら、刺身が叩き売りされていたので、じりじり悩んで、「生」「天然」シールの付いたまぐろの切り落とし。かねての思惑通りの冷や奴も用意して、軽く飲みながら夫が録画しておいてくれた大相撲を見る。碧山のガッツに驚き。9時半に家を出て、22時に帰宅し、1時間ちょっとかけて相撲を見る。ある意味、充実の休日でした。

ブリオッシュ風クリームパン

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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ニュースサイトで、東洋経済オンラインの「木村屋のクリームパンが売れてる必然」と言う記事を読んで面白かったのですが、京王ストアに行ったらちょうどそのクリームパンが売っていたので、朝ごはん用に買ってみた次第。

菓子パンなのに、乳化剤、イーストフード、マーガリン、ショートニング不使用ですってよ、と期待半分、まぁ所詮菓子パンだしねと言う気持ちも半分で食べてみましたが、スーパーで買える100円の袋パンってことを考えるとかなり美味しかった。ふわふわでイーストくさくないのが不思議。クリームパンもよかったけど、個人的には、チョコクリームパンの方がよりおいしく感じました。

お好み焼きのようなもの

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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キャベツがたっぷりあるので、お好み焼きに。よし、家に他の材料も全部そろってるハズ! と自信満々で手ぶらで帰宅したのに、いざ作ろうと思ったら、なんと、薄力粉がなかった。うお、強力粉しかないよ、どうする? 買い出しに出るか? と悩みましたが、えーいと強引に作ってみる。

が、これが、不思議なことに、妙に美味しかったのした。強力粉で作ったら、生地がもちもちしすぎるんじゃないか…と心配しましたが、案外そうでもなく。むしろ、こういう生地、どこかで食べたことあるーと思ったくらいに、既視感のある食感でした。どこかで食べたことがあるーと思ったもう一つの理由が、多分、ヒガシマルのうどんつゆを溶いた水を使ったことだと思う。うどんつゆ味の強力粉ベースのふにゃっとした生地、祭りの屋台で食べるような味と思ってもらっていいと思います。せっかくなので、分量をメモ(2人前)。

  • キャベツせん切り 160グラム
  • 強力粉 100グラム
  • 山芋すり下ろし 80グラム
  • 玉子 2個
  • 揚げ玉 大さじ2
  • ヒガシマルのうどんつゆを溶いた水 100ミリリットル
  • 豚肉 100グラム

キャベツに粉をまぶし、そこにうどんつゆを回しかけながらさっくり混ぜ、山芋、玉子、揚げ玉を加えて練らないように混ぜる。油をひいたフライパンに広げ、表面に豚肉を置き、蓋をしてじっくり焼く。裏返して豚肉がカリカリになるまでしっかり焼く。

うどんつゆのおかげか、ソースもマヨもじゃぶじゃぶかけなくても美味しかった。

トースト

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今日もプチモンドの食パン。1日経っても美味しい。手前が夫、奥が私のですが、お互いの好みに忠実な焼き加減&バターの食べ方。

麻婆豆腐

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いつもの、ウー・ウェンさんのレシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)で麻婆豆腐。ただし、今日は先日の横浜旅行の際に中華街で買ってきた豆板醤で作りました。萬福臨と言うお店のオリジナルで、唐辛子、塩、そら豆だけで、15年熟成されたものです。ちなみにこのお店は、プロが使う中華の乾物も多数扱っていて、1グラム100円の干しアワビや、フカヒレなどの誰でも知ってる高級食材から、よく分からない動物のしっぽや内臓(の干したの)なども売っていて、ゆっくり見て回るととても楽しいです。

コクがあり、あとからじわっと辛みがわき上がってくるといった感じで、普段使っている豆板醤とは食べたときの雰囲気がだいぶ違う。これはじんわりと美味しい。「かびやすいので使う度によく混ぜて」と言われたので、かびる前にせっせと食べたいと思います。

無性に食べたかったポテトサラダをささっと作る。小林カツ代流に、じゃがいもは皮をむいて輪切りにし、ひたひたの水で茹でて粉ふきいもに。ボウルにあけて、千鳥酢を少量回しかけ、塩もみきゅうり、玉ねぎスライスを加えて一緒につぶし、ハムを加えて、マヨネーズ、塩、胡椒でざっと混ぜる。

昔、ゆであがったじゃがいもにバターをひとかけら加えてからつぶすと、たくさんマヨネーズを使わなくて済むと教わったことがありますが、酢を回しかけるのもアリでした。

トースト

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お土産にいただいた、ルプチモンドの食パン。西府に移転してしまって寂しかったが、話を聞いたら相変わらず盛況のようで、よかったなぁ。食パンは相変わらずの美味しさでした。ありがとうございます、ごちそうさまでした。

お供はポランの牛乳。不思議な香ばしさというかコクがあって、とても美味しい。一番お気に入りの牛乳です。この辺だと、こだわりやさんでしか買えないので、ほんの時々の贅沢。

豆腐ハンバーグと豆・雑穀弁当

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ひょんなことから知り合った方と夫と3人でお食事(と言う名の飲み)。結構食べたと思うのですが、ちょっと緊張していたのか(でもとても楽しかった)散会後もまだなんだか食べられる気分だったので、コープで半額になったお弁当を食べる。

女子栄養大学が監修した「からだ健やかシリーズ」ってお弁当なのですが、おかずの種類が多いし、ヘルシーな食材が多くて、うーんすごいな、と思いました。左側の、餅麦と緑豆とコーンが入った混ぜご飯と、かぼちゃが入ったチーズ入りマッシュポテト(みたいなもの)は真似したいなーと思いました。ちなみに、これで、595キロカロリー、食塩相当量2.9グラム。ヘルシーを謳っていても塩分を減らすのはかなり難しいのだなぁとも思いました。

ピーナッツケーキ

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中華街で買ってきたお菓子もこれで最後かな。ピーナッツケーキ(花生酥)です。

でも、ホントは、欲しかったのはこれじゃないの。以前に神戸の中華街でほんの気無しに買ったのが美味しかったので(調べたら、2015年の6月に弾丸神戸旅をしたときに買ったものだった。旅行の記事は、ココココ)、横浜の中華街でもあるといいな、いやあるだろう…と思って探したのですが、ない。思い切って、とある食料雑貨屋さんのおじさんに尋ねてみたところ、「あー、ピーナッツケーキね、あれねー」と言われ、「あれはね、神戸の東栄商行って代理店だけが扱ってるんだけど、日本向けにね小分けにパッケージして入れてるの。それが、急に扱わなくなっちゃってね、1年ほど前からだよ。だから、中華街のどこを探してもないはず」ときっぱり言われてしまった。

なんで扱わなくなっちゃったんですかね、作ってる工場でトラブルがあったとかそういうことですかねぇ、と尋ねると「何でだろうねぇ、分からないのよ。ピーナッツが高くなりすぎて輸入しても儲からなくなっちゃったんじゃないの」、なんてことを教えて貰いつつ、諦めきれずに、他の店も覗いたのですが、おじさんの言うとおりない。ふと、ある店で台湾のメーカーが作っているのを見つけたので、ものは試しと買ってみたのでした。

ただ、手に持ったときから、結構しっかり水飴で固めてるのは分かったので、私の食べたかったピーナッツケーキとは違うなーということは分かっていたのですが、これはこれで美味しかった。それにしても、あのピーナッツケーキはもう日本では食べられないのかなー。