日別アーカイブ: 2010/08/20

DESSERTCIRKUS

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帰宅途中に新宿伊勢丹に寄ったので、ついでに、デザートサーカスでチョコレートバーガーを買ってみる。

チョコレートバーガーのダークチョコレート、リコリス、カフェ、キャラメルと、ピンクバーガーのダークチョコレートをチョイス。

激甘なのかなぁ…と思いきや、意外にさっぱりしている。一般的なマカロンの3回りくらいのサイズはあるんですが、後を引く甘さで、2~3個はぺろっと食べられます。中のクリームがおいしかったので、ケーキもかなりおいしいんじゃないでしょうか。

ただ、食べながらなぜかナボナを連想してしまいました(全体的には全く別物なんだけど、ガワのややしけっとした感じが、ナボナのガワの表面の感触に似ている)。あー、なんか、ナボナ、食べたくなったなぁ。

にんじんの蒸し煮

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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でっかいにんじんが2本残っており、どうすんべかなぁ…と思いながら、細切りにして蒸し煮にしてみる。

にんじんは皮をむいてスライサーでかなり長めの細切りに。塩少々を振って軽くもみ込み、しんなりしたら、つぶしたにんにくと一緒に気持ち多めのオリーブオイルでさっと炒め、出し100㏄弱、香りづけ程度にしょうゆ少々を加えてふたをして、中火でくたっとするまで蒸し煮に。最後に、乾煎りした松の実を散らす。

これで、大1本分なんですが、案外おいしかったです。しっかり火入れしたほうがたくさん食べれていいかも。

奥は、ごぼうスティックのから揚げ。

ごぼうは5センチ幅に切り、太さに応じて半割り、四つ割にして、酢水にさらし、好みの堅さになるまでゆでる。ゆで上がったら、温かいうちに好みの濃さに薄めておいためんつゆに漬けこみ味をしみ込ませる。水気を切って、片栗粉をまぶし、180度程度の油でカラッと揚げて、黒七味を振る。

もっと薄切りにしてカラッと揚げてもいいし、フリットにしてもおいしい。ごぼうの揚げ物はホンマにおいしいね。

富士そば

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今日は夫とともに、国立劇場で行われた「亀治郎の会」に行ってまいりました。しかし、国立劇場って最寄駅が永田町なので、うちからは微妙にめんどくさいのよね…。結局、丸の内線で赤坂見附まで出て徒歩…ってルートで行ったけど、これもこれで微妙…。少し、行き方、考えないとなー。

で、亀治郎の会、今年で8回目だそうで、東京公演は18日~22日の5日間。まー、とりあえず席さえ取れればどこでもいいわと、何も考えずに2階の2等席を取りましたが、国立劇場は新橋演舞場や歌舞伎座と違ってどこの席に座っても、かろうじて花道は見えるようになっているみたいです。足元も広くて、いつもより快適でした。ここの劇場、お客さんの大半がご年配の方が多いせいでしょうか、エスカレーターがありえないほどのろいのに驚く。

上演されたのは、猿之助四十八撰の内『義経千本桜』のうち、「道行初音旅」と「川連法眼館の場」。サブタイトルに、「市川亀治郎宙乗り狐六方相勤め申し候」とある通り、最後の六法で宙づりになります。

「道行初音旅」って、単独で上演するときは「吉野山」ってタイトルになるのですが、これは五月花形歌舞伎で、勘太郎、福助の組み合わせで観たばかり。二度目になるので、余裕を持って観れた気がします。でも、やっぱり、長唄とか踊りをやってないと、見どころを探すのは難しいなぁ。夫は結構しんどそうだった。

もう1本が「上州土産百両首」。原作は川村花菱なので、歌舞伎っつーか新派だと思うのですが、だからこそ牙次郎に福士誠治、金的の与一に渡辺哲、おそでに守田菜生と、歌舞伎役者さんじゃない人がでてても、案外しっくりハマってた気がします(渡辺哲が六法を踏んだら、場内から笑いが…。いい味出てたけどなぁ)。福士君、どうなんかなぁ…と実は内心思ってたんですが、とぼけた感じがよく出てて、意外と面白かったです。かつては、藤山寛美や勘三郎も演じた役だそうで、なんかそっちも観てみたい気がします。

この2本、25分の幕間を2回挟んで、11時~16時までの長丁場。「上州土産百両首」なんか、2時間ぶっ通し。さすがの私も、終わった時にはだいぶ疲れた(夫はさらにぐったりしてた)。観劇も体力勝負ですな。

今回の舞台、とっても良かったけど、ただ、歌舞伎を見慣れない夫を連れていくんだったら、今新橋演舞場でやっている東海道四谷怪談のほうが、分かりやすくて派手でよかったかもなぁ…とは少し思ったり。もう少し勉強しよ…。

で、延々と歌舞伎の話ばかり書いて、肝心のごはんはというと、上演前に権米衛のおにぎりをささっとつまんで、あとはひたすら我慢したのち、終演後に赤坂見附まで歩いて、駅前の富士そばで冷やしたぬきそば。観劇後はくたくたなので、これくらいさっぱりしたものでちょうどよいよい。

端に移っているのは、今回の公演のプログラム。2500円! と聞いて驚いたけど、かなり豪華な造本なので、その価格もやむなしか。赤坂大歌舞伎の2000円よりははるかに納得できる値段でした。もう少し内容濃いといいんだけど、ファン向けだからしょうがないか。