日別アーカイブ: 2012/09/28

小島屋

小島屋 by nekotano

帰りは何のトラブルもなく、無事に21時半ごろに帰宅。あー、その気になれば、1日で府中から和歌山まで往復できるんだなぁ、と。便利な世の中になったものです。

新大阪駅で買ってきた、小島屋のけし餅を食べて一服。さすがに、今日は夫がお茶を淹れてくれました。お茶がうまいよ…。

小鯛雀寿し

カテゴリー: 夕食, 旅行 | 投稿日: | 投稿者:

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ほどなく、親類一同が火葬場から帰ってきて会食。

とりあえず、母に連れられて何人か親族やいとこたちにあいさつして回ったが、ほとんど知らない人か、20~30年ぶりに会う人ばかりで、なんていうか「こんにちは。どうも」くらいしか言えない。これだけ間が空き過ぎると、雑談の糸口すらないのだった。特に、30年ぶりに会った従兄は、私のあまりの経年変化(劣化)のひどさに、「誰やのこのおばはん」と思ったようです。私はすぐに分かりましたけどね…、そう思われるのは当然だろうな…とも思う。立派な葬式弁当を食べながら、父と弟とどうでもいいことをしゃべって過ごす。

弟とまともに話をしたのは10年ぶりくらいになるのか。基本的に何も変わっていないが、喋る内容がかすかにおっさん臭い。しかし、35だし、奥さんもいる身分になっているのだから、それも当然なのか…。

で、会食が終わって、初七日をやってから、骨拾いだったのだが、仕事の都合でどうしても15時台の特急に乗らねばならん。気を利かせすぎた父が、必要以上に早くタクシーを呼んでしまい、骨を拾う前に斎場を出ることに。結局、葬式弁当を食べ、初七日のお経を聞いただけで帰る羽目に。祖母に会えただけでもよかったと思うが(思っていたよりも元気そうでよかった)、それにしても、お父さん、タクシー呼ぶの早すぎです。あと30分はいれたんですけど。

ちなみに、帰りのタクシーの中では、和歌山がどんだけ不便で寂れてるかという話を聞いたが、よくよく聞くと、車さえ持っていれば、意外と出かける場所や買い物には事欠かないことが分かる。「こっちは一人一台やし、ちょっと行くにもなんでも車や。東京の人のほうがようけ歩くし、なんぼか健康的だわなぁ」と言っていたが、車なしに生活できるのは東京だけなんだなぁ…としみじみ思う。運転のできない私は、東京に住むしかないのか…。

行きと同じルートで新大阪へ行き、予定通りの新幹線に乗って東京着。東京に着くまでずっとパソコンで書類作成をしていたビジネスマンの隣で、駅弁(水了軒の小鯛雀寿し。上品な味で美味)を食べ、ロイヤルポールウインナーをお供にリザーブの水割りを飲んでぐっすり寝る。

お魚づくし弁当

カテゴリー: 朝食, 旅行 | 投稿日: | 投稿者:

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26日に祖父が亡くなりまして、急遽、葬式に行くことになった。

実のところ、当初は父も母も「無理して行かなくてもいいんじゃない(遠いから)」的なニュアンスだったのでわたし自身もそのつもりでいたのだが、いざ亡くなるとそんなこと言っていたのはすっ飛んでしまったらしく、いきなり26日に電話が来て「じゃ、明日19時に通夜だから」という電話だけ来て泡を食う。斎場の場所すら言わずに電話を切ろうとしていたので、どんだけ慌ててたんだ…と思うが、正直なところ、言われた方は面食らうばかりだった。

ある程度認知していた話とはいえ、やっぱり急なことだったのでどうしても仕事の算段が付かず、通夜はパスして葬式だけでることに。母の実家に行ったのは20年ほど前になるので、行き方が分からない。新幹線などの切符を購入する過程で初めて、和歌山へ行くには、新大阪から特急くろしおで1時間(1時間に1本しかない)、在来線だと1時間半~2時間ほどかかかることを知ったのだった。

葬式は11時からというので、6時16分の新幹線に乗る。これで新大阪から特急に乗れば和歌山には10時に着くので余裕だな…と思っていたら、とんでもない罠が待っていた。

新幹線に乗ってほどなく、信号機トラブルだとかで、静岡~掛川間は徐行運転になります、とのアナウンスが。駅弁(マコトの「お魚づくし弁当」)を食べて一眠りして目が覚めたとき8時半ごろだったのだが、まだ名古屋にもついていなくて驚く。最終的には80分遅れだったそうで、新大阪に着いたのは10時10分ごろだった…。ああ…。

新幹線のデッキは、「申し訳ありません」電話をするビジネスマンでいっぱいだった。下りが全滅だったので、新大阪駅もほどほどに混乱しており、みどりの窓口が大行列。「会議に間に合わないじゃないかっ」とJR職員に食って掛かるオジサンを見かけたが、ご愁傷様です…。言ってもしょうがないだろうと思うが、その気持ちもよく分かるし、まぁなんていうか、やるせないよね。ちなみに、本当は私よりも1本後の新幹線で行く予定だった弟は、仕事の都合がついたそうで前日入りしており、このトラブルに巻き込まれずに済んでいた。大事な用事の際は、半日前に移動しておくべきだということを、私は身を持って知ったのでした。

和歌山に着いたのが12時過ぎ、タクシーを飛ばして斎場に行ったが、入れ違いで出棺したらしく、斎場には父しかいない(出棺には付き合わず、待っていてくれた)。斎場の待合室で、お菓子を食べながらテレビを見て過ごす。一体何しに行ったんでしょうねぇ、私は。