日別アーカイブ: 2013/05/08

豊島屋

豊島屋 by nekotano

本店は定休日だった豊島屋でしたが、駅前店は空いていたので、これ幸いと鳩サブレーを買って帰る。自宅用なので10枚入りの簡易包装で。しかし、いつかは、コースターが入っている巨大缶を買ってみたいものです(36枚、もしくは48枚入りのやつ)。

それにしても、鳩サブレーは美味しい。つくづく美味しいと思う。

鳩サブレーだけのつもりでしたが、包装紙の余りの可愛さに「きざはし」も買う。季節の行事を楽しむ鳩さん。可愛すぎる。この包装紙だけ、売って欲しい。

ところで、「ひみつの鳩これくしょん」を久しぶりに覗いたら、お初にお目にかかる商品がいくつかあって、悶絶(とくに、「はっとかーど」が気になる)。これは、やはり、近いうちに、再度鎌倉に行かねば!

大船軒

大船軒 by nekotano

鎌倉でなんか食べて帰る…? とも思ったのですが、観光地だし、よく分からない街だし、そんな危険を冒すこともないだろうと、大船軒で弁当をふたつかって、大人しく帰宅。

大船軒といえば、「鯵の押寿し」。駅構内の売店を覗いたらあと1個だったのでそれを買う。夫用には「穴子の押寿し」。

ところで、HPを見ると、「鯵の押寿し」には、普通の押寿しのほかに、「伝承 鯵の押寿し」というのもあることを初めて知りました。価格は280円も違うのですが、何が違うんでしょうか…と、いろいろ調べてみましたが、使用する鯵の種類が若干違うそう(どう違うかは全然わからなかった…)。

「〔普通〕よりも、酢がまろやか」という感想をちらほら見ましたが、おそらく〔伝承〕のほうが身が厚いのでしょう。一度もお目にかかったことがないので、今度鎌倉駅に行った際は、もっと注意深く探してみようと思います。小鯛の押寿しも食べてみたいし。

コンビニでビール(グランドキリン)を買い、押寿しを皿に盛って、ズッキーニの塩もみを添える。今日はたっぷり陽の光を浴びたので、ビールがウマい。きゅうりの代わりに作ってみたんですが、ズッキーニの塩もみも、案外イケました。

やきはま弁當

やきはま弁當 by nekotano

大抵朝は、私の方が1~2時間早く起きてるんですが、この日は珍しく夫もほぼ同じ時間に起きてきて、急に、「あなた、千葉駅にある『やきはま丼』を食べてみたいと言っていたでしょう。これから行きましょうか」と言い出した。

は!? と思いましたが、いつものことか…。確かに、千葉駅の万葉軒で駅弁を買って、外房線か内房線かどっちでもいいから弁当食べながら房総半島一周、もしくは途中で降りて東京湾フェリーに乗って神奈川周りで帰宅するという小旅行は、かねてから一度はやってみようと思っていたことのひとつだったりします。

夫は総武線に乗っている間は、千葉県立美術館に行こうかと思っていたようでしたが(一度行ってみたかったようです)、念のために検索してみると、なんと、耐震工事で平成27年3月まで閉館とな! 調べてよかったねぇ…。だったら、今日は天気もいいので、フェリーに乗ろうよ、ということに。

とりあえず総武線で千葉駅まで出る。そもそも、総武線自体普段あんまり使わないし、使っても西船橋までが限度なので、その先は未知の領域。てっきり、千葉駅から特急が出ていると思い込んでいたら、蘇我駅からだと教えられて、慌てて電車に飛び乗る。幸い蘇我駅でスムーズに捕まえられ、無事に「特急わかしお」に乗れましたが、1時間に1本程度の本数なので後から考えるとラッキーでした。

で、千葉駅ってのは、私の勝手なイメージでは、ごく普通のターミナル駅だったんですが(県北の人間にとって、千葉駅はあまり縁のない街)、妙に駅弁屋さんの店舗があちこちにある(私が見つけた限りは4店舗)のが、意外でした。

万葉軒の駅弁

全部万葉軒でしたが、どの店を覗いても、あれ、貝の形のお弁当箱の駅弁がない…。ただ、うろ覚えだったし、うつわの形を変えたのかしらんなどと勝手に思って、「やきはま弁當」(冒頭の大きな写真)を買う。夫は「潮干狩り弁当」(左)。てっきり、トンカツ弁当か助六でも買うのかと思っていたので、珍しいね…と思いましたが、駅弁好きの私に気を遣って、名物っぽいのを選ぼうとしていたようです。すまんね、気を遣わせて。

お弁当は、美味しかった…。やきはまが4個刺さった串が3本、炊き込みご飯の上に乗っていて、添え物は、ほんのちょっとの煮物と鉄砲漬とごくシンプル。でも、とてもバランスが良くて、いいお弁当だなぁ、と。昭和15年からある駅弁だそうで、それもうなずけます。少し食べて、あぁ、これ、ワンカップも一緒に買えばよかったとちょっと後悔。

で、後で調べて知ったのですが、貝の形のお弁当箱の駅弁ってのは、『千葉駅名物 やきはま丼』のことでした。数が少ないそうで、出来上がり時間を聞いてその時間に合わせていくか、電話して取り置きしておいた方がよさそう。いろいろ他の駅弁マニアのHPやブログを読んでみましたが、皆さん、結構苦労して買われているようでした。うーむ、今度行くときは、もうちょっと計画的に行かねばな。

特急わかしおは、なかなか気持ちのいい列車で、車窓の景色もまずまず。ただ、もっと海が丸見えなのかと思っていたのですが、案外そうでもなかったのは少し残念な気も(期待値が高すぎた)。とにかく、房総エリアに全く縁がないので何だか目新しい。妙に南国チックな植栽なところが多いし(海水浴場が多いので観光客向けなのかもしれん)。

DSC_4334

蘇我駅から安房鴨川駅まで、6駅止まっておおよそ1時間くらい(勝浦で15分も停車していたのはなんでだろう)。ここから内房線に乗り換えて、浜金谷駅で下車。東京湾フェリーの金谷港は、駅から徒歩10分弱ほど。

ここは、鋸山ロープウェイなど幾つか観光できそうなところがあるんですが、しかしね、駅を出てすぐ外国人のご婦人に声を掛けられたのには、ちょっと驚きました。鋸山に行きたいと言っているのは分かったのですが、それ以上がサッパリなので夫にパス。英語で声を掛けられましたが、彼女たち、フランス人のようで差し出したガイドブックはフランス語。英語は片言で、日本語はごく簡単な言葉もサッパリわからないようでしたが、度胸あるなぁ。でもまぁ、お役にたてれば何よりですが、やっぱり焦るよね。

ソフトクリーム@東京湾フェリー

DSC_4379

DSC_4450

東京湾フェリーは、金谷港~久里浜港の間を、6時~19時の間で1時間に1便のペースで運航しており、所要時間は40分。料金は片道700円。平日の中途半端な時間にもかかわらず、思った以上に乗客がいてへーって思う(ゴルフ帰りの客が多かった)。

船内でソフトクリームを食べた後は、天気がいいのでずっと甲板に出ていましたが、気持ちよかったなぁ。時間も手ごろでプチ旅行気分を満喫。東京湾内なので、とにかく漁船やらタンカーやらがひっきりなしだし、久里浜に近づくにつれて、工場っぽい建物が色々見えて、なかなか面白い。上手く時間を合せて乗れば、夕日やイルミネーション風の景色も楽しめるんじゃないでしょうか。

久里浜港からバスで京急久里浜駅まで行って、底から横浜経由で帰ろうぜ…というつもりだったのですが、夫が急に「横須賀線に乗れば、鎌倉に寄れるじゃん」と言い出して、急遽、JR久里浜駅まで歩く羽目に。で、鎌倉駅に着いて、豊島屋の本店に行こうー! と、勇んで行ったら、なんと定休日だった…というオチ(水曜定休)。「ひみつの鳩これくしょん」を買いたかったのに…、「鳩巣」にも寄ってみたかったのに…、「八十小路」でお茶したかったのに…、トホホ。

DSC_4461

気を取り直して、ちょいちょい買い物してから、鎌倉~武蔵小杉~府中本町のルートで帰宅。それにしても、ホントに便利になったなぁ。

予想以上に大冒険になってしまいましたが、とても気持ちのいいルートだったので、また行きたいな。こんどこそ、やきはま丼を買いたいものです。