月別アーカイブ: 2017年8月

ちょっと飲む

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八月納涼歌舞伎を見終わって、特に寄り道せずにまっすぐ帰宅。夫は、新宿でトラヤカフェのかき氷食べて帰る? と言ってくれましたが、さっきあんなに美味しいパフェを食べたばっかりで、またすぐにかき氷を食べたらバチが当たりそう…。それに、舞台が楽しかったので、なんとなく早く家に帰ってゆっくり反芻したい気分でもあったし。

帰宅して、豆腐と作り置きの総菜で少し飲みつつ、チラシを読み返す。筋書きを買おうか悩んだが、まだ写真が入ってないので、後で買うかと今日はパス(今回は初日が9日と遅かったので、写真入りに切り替わるのは千穐楽の3~2日前くらいになりそうだということでした)。実を言うと、今回は、普段目を通しているSNS上に観劇の感想がほとんど流れてこなかったので、ひょっとしてあんまり面白くないのかなぁ…と少し心配だったのですが(YJKTは一杯流れてきたので余計に)、実際見て納得だったのですが、あの舞台をわずかばかりの文字量で感想を書くのは難しいです。そもそも、あらすじをまとめるのも難しい(話の筋は坂口安吾の『夜長姫と耳男』を軸にしていますがそれだけではない)。言葉にしてしまうと陳腐なことを、圧倒的な言葉遊びや、役者の超絶的な表現力や、美しい舞台装置などが、カラフルなモザイクにしていくって印象。そのモザイクを剥がしながら、私はここで何を見ようとしているんだろうと考えながら舞台を見る。普段歌舞伎を見るのとは違う筋肉を使ってるなぁ…と思いながらの観劇だったし、夫も一緒だったのでいろいろ感想を口にできて楽しかった。いつもと違う視点で楽しめるのも新作歌舞伎のいいところなので、時々はこういうのもかかるといいなぁ、と思った次第です。

ところで、見終わってから戯曲も読み始めたんですが、舞台の印象と違って、構成が整然としているし、詩的だなぁと思いながら読んでいます。読みやすいのが意外だった。これ読み終わったら、「足跡姫」も読んでみよう…と思いました。

作り置きのおかずは、大分から送って貰っていた干したけのこを戻して、これまた大分の干ししいたけと一緒に、ピリ辛に煮込んだもの。柔らかく程よい歯ごたえが美味しい。

長ねぎの粗みじん切り、豆板醤を炒めたら、食べやすい大きさに切った干したけのこと干ししいたけを加えて、水、鶏ガラスープの素少々、しょうゆ、豆豉、実山椒の青煮を加えて、蓋をして、汁気がなくなるまでゆっくり煮ただけ。ちょっと薄いかなーくらいで味を付けましたが、冷めたらいい具合に馴染んで、いい感じのお弁当のおかずになりました。つまみにもいい感じ。

和光ティーサロン

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八月納涼歌舞伎の三部を見る前に、和光のティーサロンでお茶。納涼歌舞伎の三部と言えば、南北の通しがかかるイメージがありますが、今年はなんと、野田秀樹。「野田版 桜の森の満開の下」です。大学生の頃、コツコツお金を貯めてNODA MAPの舞台を何回か見た程度には野田秀樹は好きな演出家(戯曲がというよりも、野田さんを見るのが好きだった)なので、まさか、歌舞伎しか見なくなってからまた野田さんの舞台を見られるとはなぁと、なんだかしみじみしてしまった。勘三郎さんが亡くなって、もう「野田版歌舞伎」を見ることはないだろうと思ってたし。当然、いつも通り3階席で見るつもりだったのだけど、私があまりにも楽しみにしているのを見て、夫が「俺も見てみたい」といい、しかも、1等席をプレゼントしてくれました(ありがとう…)。

で、和光。毎月1回は必ず銀座に行っているので、当然和光の前も通っており、いっつもパフェの写真を見ているわけでして、あー、和光のパフェ、いいなぁ…と思っておりましたが、ようやく実際にお目にかかれました。通年あるチョコパフェもいいけど、せっかくだから、季節の桃パフェで。周囲を見回しても、桃パフェの注文率は高かった気がする。だって、もう、来週(25日)で終わっちゃうんですもの。

運ばれてきたパフェは、写真通りの美しさ。桃のスライスに、バニラアイス(ソルベ)、桃のグラニテ、マスカルポーネのソースみたいなものを挟んで、桃のコンポート。桃の美味しさは言うまでもなく、アイスも、グラニテも、コンポートも、すべてが美味しい。アイスやグラニテを食べてから桃に戻っても美味しいし、その逆も当然美味しい(普通、冷菓を食べてから果物に戻ったら、果物はちょっと物足りなく感じるものだけど、そんなことなかった)。甘さと爽やかさのバランスが素晴らしい。桃がたっぷりなのがまず嬉しいし、アイス以下ももちろん十分な量ながら、それぞれがかすかに「あー、もうちょっと食べたいなぁ」と思わせるところで終わっていて、その寸止め感が心憎い。でも、食べ終わったときの満足感たるや、すごかった…。ふーって、思わず溜息出ちゃったけど、ほーんとに、美味しかったなぁ。

夫は、オムライスを注文。これがまた、贅沢なオムライスでした。コンソメベースにポルチーニが香るソースの上にリゾット、オムレツが乗ってるって感じ。これまた美味しかったなぁ。

yukkaya

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くら寿司からの帰り道に、えのぱんに寄って食後のデザートに甘いパンを買って帰ろう…と思ったのですが、なんと夏休み! 致し方なし…と、yukkayaに行き、こちらでかぼちゃクリームパンとブルーベリー入りクロワッサン、あんぱんを買って、近くの教会のベンチで食べる。yukkayaの全粒粉を使ったクロワッサン生地は本当に美味しい。

きょうの教会は礼拝だったのか、人が多かったのだけど、私たちがパンを食べていると、「まぁ、とっても美味しそうね!」と上品そうなご婦人に声をかけられる(その声のかけ方が嫌みのないまっすぐな好ましい雰囲気で、知らない人に話しかけられるのが苦手な私なのだが、まったく苦痛に感じなかった。そういう人もいるのだなぁ)。すぐ近くのパン屋のパンなんですよと答えると、婦人は「ええでも、あそこのパン、美味しいけれど、私、歯が弱いので食べられないの。何回か試したんだけど、本当に残念だわ…」と朗らかに笑って立ち去られました。確かに、yukkayaのパンは、美味しいのだけど、噛みしめる系のパンなので、歯が弱い人はかなりしんどい。そっか、これから、残りの人生、美味しく食べて生きて行くには、歯も大事にしなくちゃいけないのだな…と、ボンヤリと思ったのでした。

無添 くら寿司

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普段は日曜の夜にその週の弁当と晩ご飯用のおかずの仕込みをするのですが、今日は夜お出かけするので午前中に仕込み。仕込みというと大げさに聞こえるけど、乾物の煮物や野菜ソテー3種類ほど、あとは餃子やコロッケの具とか、塩豚仕込んでおくとか、ゼロから作るとしんどいモノの下ごしらえを数種類程度。そんな程度なんだけど、それでも5日分作るとなると2時間ほどかかってしまう。貴重な休みの日に2時間も使ってなぁ…と思うこともあるのだけど、これがあるおかげで平日ラクできてる部分がすごく大きいので、やはり止められない。

で、今日もせっせとつくおきしてたんだけど、作り終わってヘトヘトになってしまったところに、夫が「くらに行くか!」と声かけしてくれたので、ついつい乗ってしまった。半端に残った野菜の掃除も兼ねて、天ぷらそばのつもりでいたのだが…。平日外食しないために働いたのに、結局それがために外食してるって、なんか笑うなぁ。夫はそれでええんやっていうんだけど。

日曜といえども早い時間なので空いている。これから出かけるのだからお酒は控えようと思いつつも、ついつい無添蔵を1本。肉厚とロしめさば、揚げたて練り天、wあかえび、熟成紅鮭、赤貝、まぐろユッケ。夫は、サーモン、えんがわ、えび、いなり、究極のかにかま。今日も美味しゅうございました。

ムサカ

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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なすがたくさんあるんだけど、ついつい、しょうゆを使った料理にしてしまいがちなので、真逆の料理にしよう…と考えた結果、ムサカを作ってみることにした次第。なんとなーく、なすとじゃがいもを、トマトソース、ベシャメルソースも挟みつつ重ね焼きにする料理だと思い込んでおり、上にチーズも散らすと思っていたのですが、それって、ほぼラザニアじゃん。

で、検索してみると、ムサカとは、ギリシア料理だと思い込んでいたんだけど、地中海周辺でおなじみの料理だそうで、他にトルコや、ブルガリア、ルーマニアなどにも「ムサカ」という料理があります。そして、それぞれのお国で、少しずつ材料や作り方が異なる。これはどう作るか迷うなぁ。

でも結局、当初イメージしていたような、ラザニアのようなものを作りました。なす(カプリス)は1センチ幅に縦にスライスし、両面に塩を振ってあく抜きしたものをオリーブオイルでソテー。じゃがいもは1センチ幅にすスライスしてレンジでチン。耐熱容器に、なす、ベシャメルソース、トマトソース、じゃがいも、ベシャメル、トマトソース…と重ね、最後に一番上に加熱用モッツァレッラをちぎって乗せる。200度で25分。

見た目こってりそうだけど、肉は使っていないし、トマトソースは自家製、ベシャメルもゆるめにさらっと作っているので、以外とさっぱりした後口。ボリュームもまずまずで、案外よかった。今度は、ヨーグルトソースで作ってみよう。

サンマルクカフェ

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小僧(黄)が体調不良になったのを機に、体重測定なんかも久しぶりにやってみたのですが、やはりオカメインコにしては少し小柄だな…。食い意地ははっているけど、基本的に、食は細い方だし、好き嫌いも多くて、基本、穀類の餌しか食べたことがない。鳥のくせに粟穂嫌いだし(見た目が怖いから)。殻付きの実も食べられないし(食べ方を知らない)。よく考えたら結構いいトシでもあるので、もう少し効率的に栄養とカロリーを摂らせた方がよい気がする…。

ということで、思い切ってペレット食に切り替えようと、ネットをいろいろ見ていたんですが、電車で行けるところに、鳥専門のショップがあるのが分かったので、ちょっと行ってみることに。結果的に、ネットで検索した際に目を付けていたものを買ったのですが、いろんなメーカーのものと見比べられたし、検索したときには気づかなかったものもチェックできたし、行って良かったです。ネクトン(粉末の栄養剤。痛みやすいので結果的に高い)も考えたんですが、とりあえず、今回はペレットだけで。ペレットの切り替えは大変だと聞くので(一般的に、ペレットよりも穀類の餌の方が遙かに美味しいんだそうです)、頑張らないとなー。

買い物帰りにお茶。サンマルクカフェで、チョコクロと季節のチョコクロ(塩ミルクチョコクロ)。私は、塩ミルクチョコクロ美味しいと思ったけど、夫はチョコクロの方がいいそうです。夫はサンマルクカフェLOVEのくせに、なぜか季節のチョコクロには辛口。

Café&Meal MUJI

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駅ビルの無印でオープン直後に買い物したらMUJIカフェの30%オフ券を貰ったんだった…と、夫と二人でランチを食べに行ってみる。が、会計の時に判明したのですが、30%オフになるのは飲み物だけなのでした…、おっちょこちょいやなぁと思わず苦笑い。

私は、選べるデリ3品、夫はカレー。デリランチは、温かいデリから1つ、冷たいデリから2つ選びます。主食もパンかご飯から選択。ちなみに、パンは温めて貰うかそのまま貰うかも選べるし、ご飯は+100円で雑穀米にも変えられる。さらに、+150円でみそ汁が付けられる。要所要所で決断力が試されるデリだなぁ…と思いました。そういえば、そういう「選ぶ」作業が苦手な夫は、あえてカレーを選んだにもかかわらず、「カレーのお客様は、冷たいデリを1つお選び頂けます」と、不意打ちを食らっていた。

デリは、温も冷も8種類ほど。ガラスケース越しに選ぶのですが、正直迷うよ。これ、ランチタイムに行ったら、だいぶ待つんじゃなかろうか。実際、ランチタイム前で前に2組いただけだったのに、そこそこ待った。そして私もじりっと悩んだ。結局、温かいデリからムサカ、冷たいデリから、なすの揚げ漬け、いかと文旦のセビーチェ。ご飯ではなく、パンで。夫は江戸菜とひじきのサラダ。カレーは、レトルトでおなじみの、バターチキンカレーのようでした。

寂しげな見た目ですが、実際食べると、程よい量だな…とは思います。なすも美味しかったのですが、特にムサカが美味しかった。今日の夜作るつもりでいたので、勉強がてら食べてみたんだけど、ヨーグルトソースがいい感じ。私、普通にベシャメルで作るつもりでいたんだけど、このソース食べたら、ヨーグルトも悪くないな…と思う。迷うなぁ…。

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ここのMUJIカフェは、HISとの合同カフェになっていて、旅の本をたくさん置いているブックカフェでもあるのです。何気に可愛い本が多くて、何時間でもいられそう。とりあえず、プリンとコーヒーを注文して、いくつか目を通す。MUJIカフェのプリンは結構好き。

グラノーラと桃

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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昨日食べそびれた桃をのっけて、グラノーラ。今回の桃も甘くて瑞々しくて美味しい。

子供の頃は、桃を食べるときは、まず皮を剥いて、実は外側から削ぐように切り落としていたのだけど、そうすると、種の周りの身が結構残ってしまうのが不満だった(ただし、その残った実は、皮を剥いた人が好きなようにできる特権でもあったのだけど)。いつの頃からか、皮ごと半割りし、種を取り除いたら、皮を剥いて、六つ割りか八つ割り状態に切り分ける、と言う切り方をするようになった。熟しすぎた実でなければ、比較的簡単にぱかっと種だけ取り除ける。削ぐよりもたくさん実を食べられる気がして、気に入っている切り方。今日も、まあまあうまいこと切れた。

残り物ごはん

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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金曜夜の気楽さで、冷蔵庫の残り物掃除を兼ねてのちまちまごはん。弁当用の作り置き(焼き鮭ほぐし、ラタトゥイユ、金糸瓜ときゅうりの和え物)、プチトマトと玉子炒め、焼きなす、キューちゃん漬け。トマトと玉子炒めは、豆板醤で味つけ。焼きなすは、久しぶりに作ったけど、やっぱり面倒くさい。でも、時々無性に食べたくなるのよね…。

中華街で買ってきた萬福臨のオリジナル豆板醤、これ、とっても気に入っています。辛さはそうでもないのですが、深いうまみとコクがあって、これだけでも十分味が決まるのが嬉しい。

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何となく物足りず、ふらっとコープをぶらぶらしつつ、半額になったしめさばを買って帰ってもう一杯。