日別アーカイブ: 2019/02/18

お弁当

二月大歌舞伎の夜の回に行ってきました。吉右衛門さんの熊谷陣屋に、辰之助追善公演として松緑さん、仁左衛門さん、玉三郎さんでやる名月八幡祭と、1時間45分前後の演目が2本。なかなかの重量感です。一番のお楽しみはもちろん、にざたまが登場する名月八幡祭だけど、熊谷陣屋ももちろんよかった。正直に言うと、初めて見た熊谷陣屋の印象が強くて、これを上回るものはないんだけど、特に吉右衛門さんの熊谷は見るたびに雰囲気が違っているように感じられて、毎度面白く見る。今回の熊谷は、いつもよりも、ちょっと枯れた雰囲気。

名月八幡祭は、初めてみたのが、三津五郎さんの新助、福助さんの美代吉、歌昇(現 又五郎)さんの三次という組み合わせだったんだけど、これがほんとに面白かったので、また観たいなぁと思いつつ、幸いにもその後違う座組みで2回見る機会があったけど、今回の座組みが一番パーフェクトだなと思いました。玉三郎さんの美代吉が、もうとにかく自分の倫理観だけでその場しのぎで生きてる女を活写していて最高だし、三次ってそもそも顔がいい以外にいいところのない男(それを自覚しているところがなおタチが悪い)なので、仁左衛門さんはぴったり。仁左衛門さんが舞台でクズ男特有の甘ったれた態度を見せるたびに(チャーミング)、場内から忍び笑いが漏れていました。そこに、身の程知らずなことをやらかして狂ってしまう男を松緑さんが熱演。お昼のすし屋もそうでしたが、とても似合った役でした。面白かった。今後数年、このお芝居は、これ以上の組み合わせで見ることは、もうないだろうなぁ。

お弁当は当然、家にあるもので埋める。いか大根を炊いていたのでメインはそれ。キャベツを刻んだのと納豆の玉子焼き。ご飯の上には、穂紫蘇の塩漬け。デザートに、巻柿のクリームチーズサンド。いかに、大根に、納豆って、ふたを開けたらにおいそうだなぁと、内心申し訳ない気持ちでいましたが、案外そうでもなかった(気がする)。

即席おじや

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

夫がいないし、やることもあるので、ささっと。少し残っていた玄米お粥に、少し残っていた大根おろしとヒガシマルうどんスープ、水でのばしつつ温めたら、揚げ玉入れて、おじや風。

トースト

いつもの湯種角食が売り切れだったので、今日はハードブレッドでトースト。カフェオレ。

湯種角食はいわゆる「食パン」だけど、こっちはパンドミとかイギリスパンっぽい。いつもと同じ感覚でしっかり焼いたら、ガリっとした焼き上がりになった。