日別アーカイブ: 2019/08/08

パチョーラス

北村光世さんの『わたしの唐がらし料理』を読んでいて、そのうち作ってみよーと思っていた、パチョーラスを作ってみる。正確には、「パチョーラスのサルサ・デ・プラサ添え」で、本のテーマ的にサルサのほうが主役なんですけど、今回それは作らず、パチョーラスだけで。

パチョーラスとは、メキシコの薄っぺらいハンバーグみたいな料理なんですが、パン粉、牛乳、玉子をたっぷり使ううえ、手でこねるんじゃなくて、フードプロセッサーで粘りがでるまで滑らかにしたものがタネなので、ものすごく食感は柔らかい。タネは、ラップに包んで直径12センチほどに薄くのばし(ラップに包まないと延ばせない)、粉をはたいて両面をさっと焼きます。

ところで、Google検索で「パチョーラス」と実行すると、なぜか「もしかして:カチョーラス」というサジェスチョンがしつこく出てきます。無視して調べても、レシピを紹介しているのは、「台所劇場」と言う個人ブログを書いていた方だけで、全然出てこなくてびっくりしました。作るの簡単だし、材料費も安いし、誰もが好きそうな味なので、このパチョーラス、もっと日本でも知名度が上がればいいのになぁ、と思います。

北村先生には大変申し訳ないのですが、どう検索してもパチョーラスを紹介した記事が日本語では(台所劇場さん以外に)見つからないので、下記にレシピを記載しておきます。ご興味のある方は是非どうぞ。

牛赤身挽肉150グラム、豚赤身挽肉150グラム、パン粉1カップ、牛乳1/3カップ、玉ねぎすりおろし大さじ1、パセリのみじん切り大さじ1、卵1個、塩小さじ1/2

この上に、サルサをたっぷり乗せて食べます。サルサはカルディで売っている瓶詰(メキシチョイスサルサソース)でラクしましたが、おいしい。

奥は、ルッコラ、マッシュルーム、茹でじゃがいも(シャドークイーン)のサラダ。

イタリア展でラ・ベットラ

駅前の伊勢丹が9月30日で閉店するということで、今年行われる催事はもれなく「最後の」と言う冠がついているのですが、それを見ると、やはり名残惜しい気分になってくる。で、今やっているイタリア展も当然「最後のイタリア展」であって、毎度やってくるラ・ベットラのイートインも、やはり食べておこうかな…と言う気になるもの。

メニューは5種類ほどあったけど、数量限定の、オマール海老のトマトソーススパゲッティを注文。夫は何か、チーズ系のパスタでしょうか(忘れました)。

パスタの上に、半割りのオマール海老がドーンと乗った豪快なパスタで、実際、どうやって食べようか一瞬ひるんだんですが、身の部分は意外なほどあっさりフォークで剥ぐことが出来まして、そんなに苦労しなかったです。私は、大きい身の部分を食べた後も、結構ちょこちょこと格闘しましたが、すごくおいしかったです。

私は普段は、パスタランチにパンが出てくるのはいつも不思議に思うたちなんですが、今回添えられたパンはまぁ納得。お皿をピカピカにして完食いたしました。

テーブルマット代わりの紙には、シェフの似顔絵とサイン。ちょっと懐かしい感じのサインですね。

府中駅構内にオープンしたばかりの、183 FUCHU FAN ZONE with BEERTERIA PRONTOで、食後のお茶。

北口改札ド真ん前という絶好位にオープンしたスポーツバー&カフェなんですが、鳴り物入りでオープンしたはずなのに(府中市のラグビーワルドカップ&オリンピック関連事業の一環で、市とプロントの協業で出店)、意外と空いている。府中には、スポーツバーという形態はなじみがないのだろうか。メニューは普通にプロントなので、使い勝手はいいはずなんですが。