月別アーカイブ: 2010年8月

富士そば

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今日は夫とともに、国立劇場で行われた「亀治郎の会」に行ってまいりました。しかし、国立劇場って最寄駅が永田町なので、うちからは微妙にめんどくさいのよね…。結局、丸の内線で赤坂見附まで出て徒歩…ってルートで行ったけど、これもこれで微妙…。少し、行き方、考えないとなー。

で、亀治郎の会、今年で8回目だそうで、東京公演は18日~22日の5日間。まー、とりあえず席さえ取れればどこでもいいわと、何も考えずに2階の2等席を取りましたが、国立劇場は新橋演舞場や歌舞伎座と違ってどこの席に座っても、かろうじて花道は見えるようになっているみたいです。足元も広くて、いつもより快適でした。ここの劇場、お客さんの大半がご年配の方が多いせいでしょうか、エスカレーターがありえないほどのろいのに驚く。

上演されたのは、猿之助四十八撰の内『義経千本桜』のうち、「道行初音旅」と「川連法眼館の場」。サブタイトルに、「市川亀治郎宙乗り狐六方相勤め申し候」とある通り、最後の六法で宙づりになります。

「道行初音旅」って、単独で上演するときは「吉野山」ってタイトルになるのですが、これは五月花形歌舞伎で、勘太郎、福助の組み合わせで観たばかり。二度目になるので、余裕を持って観れた気がします。でも、やっぱり、長唄とか踊りをやってないと、見どころを探すのは難しいなぁ。夫は結構しんどそうだった。

もう1本が「上州土産百両首」。原作は川村花菱なので、歌舞伎っつーか新派だと思うのですが、だからこそ牙次郎に福士誠治、金的の与一に渡辺哲、おそでに守田菜生と、歌舞伎役者さんじゃない人がでてても、案外しっくりハマってた気がします(渡辺哲が六法を踏んだら、場内から笑いが…。いい味出てたけどなぁ)。福士君、どうなんかなぁ…と実は内心思ってたんですが、とぼけた感じがよく出てて、意外と面白かったです。かつては、藤山寛美や勘三郎も演じた役だそうで、なんかそっちも観てみたい気がします。

この2本、25分の幕間を2回挟んで、11時~16時までの長丁場。「上州土産百両首」なんか、2時間ぶっ通し。さすがの私も、終わった時にはだいぶ疲れた(夫はさらにぐったりしてた)。観劇も体力勝負ですな。

今回の舞台、とっても良かったけど、ただ、歌舞伎を見慣れない夫を連れていくんだったら、今新橋演舞場でやっている東海道四谷怪談のほうが、分かりやすくて派手でよかったかもなぁ…とは少し思ったり。もう少し勉強しよ…。

で、延々と歌舞伎の話ばかり書いて、肝心のごはんはというと、上演前に権米衛のおにぎりをささっとつまんで、あとはひたすら我慢したのち、終演後に赤坂見附まで歩いて、駅前の富士そばで冷やしたぬきそば。観劇後はくたくたなので、これくらいさっぱりしたものでちょうどよいよい。

端に移っているのは、今回の公演のプログラム。2500円! と聞いて驚いたけど、かなり豪華な造本なので、その価格もやむなしか。赤坂大歌舞伎の2000円よりははるかに納得できる値段でした。もう少し内容濃いといいんだけど、ファン向けだからしょうがないか。

ししとうの揚げびたし

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ししとうを素揚げし、出し汁に、酒、みりん、しょうゆ少々、塩で味付けして、葛でとろみをつけたあんをかけて大根おろしを乗っけたものを作る。

が、今回のししとう、不幸なことに、1/4ほどが、大当たりだった。めっちゃ辛い。すごく辛い。ついでに、大根おろしまで辛い。ふたりして、涙目になりながら食べました。

で、こんなときに限って、付け合わせがカレー風味…。「旬のかんたんスパイスカレー」に載っていた、ごぼうのスパイス炒めを作りました。調子に乗ってカイエンヌペパーを多めに入れているので、これまたチョイ辛。

ほんのちょっと残った、鶏レバーとうずらのソース漬け、ラタトゥイユを逃げ場にしながら、かんばって食べきりました。あー、辛かった。

旬のかんたんスパイスカレー

旬のかんたんスパイスカレー

ガリガリ君

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朝もはよからお稽古に出かける。お日様はそれほど照ってなかったんだけど、地上から湧き出る粘っこい暑さが身体にまとわりついて、イヤーな感じ。妙に蒸し暑くってバッテバテ。

あまりの暑さに、帰宅途中に寄り道して、コンビニでガリガリ君を買う。普段は持て余すんだけど、今日はあっという間に食べきっちゃったヨ。

残り物弁当

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新橋演舞場の八月花形歌舞伎の第三部、東海道四谷怪談を観に行って来ました。

普段はおにぎりを握っていきますが、今日は冷蔵庫にちまちまおかずが残っていたので、密封容器に詰めてお弁当に。ごはん、海苔キムチ、にんじんとツナのサラダ、ラタトゥイユ、鶏レバーとうずらのソース漬け。

今日はとびっきり暑かったので、密封容器の内側にわさびを塗り、保冷剤と一緒に包んで持参。これくらい気をつけないと、なんか怖いよねぇ。

お芝居は、めっちゃ面白かった。海老蔵扮する民谷伊右衛門はかなりのDV夫で(声がなんかちょっとヘンだったけど、悪い男なのはよく分かった)、それに耐える勘太郎お岩がなんだかかわいそうで、少し泣けた…。もちろん、最後はみんなみんな報いを受けるんですけどね。

今日の席は、向かって左側で花道は全滅。ただ、ストーリーものなので、花道が見れなくても特に問題はなかったのだけど、大詰の手前、今回カットされた三角屋敷の場のあらすじを語るために、”舞台番 浩松”として、猿弥が花道に登場。それが見れなかったのは、ちと残念でした。ともあれ、とってもおもしろかったです。

冷汁

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昨晩仕込んでおいた冷汁をご飯にぶっかけて食べる。

レシピでは、炒ったいりこ、白ごま、ピーナッツ(なかったので松の実で代用)をすり鉢で丁寧に摺るとあったが、時間がなかったのでフードプロセッサーで簡単に済ませる。味噌を加えてしっかり混ぜ、湯ざましの水を加えて冷蔵庫で一晩冷やし、食べる直前に、きゅうり、ゴーヤ、貝割れ菜、みょうが、しょうがの千切りを加えて和えてます(ホントはきゅうりだけなんだけど、冷蔵庫に転がっていた香味野菜を全部加えちゃいました)。

猫まんま系が大っきらいな夫(豆腐ごはんだけは例外)は、明らかに食べたくないそぶりを見せてましたが、気付かないふりをして出す。ものっすごくマズそうな顔をして、イヤイヤ食べてましたが、黙って見守りました。まぁ、でも、今回参考にしたレシピはいりこの量が多かったように思います。いりこは使わず、出し汁でのばせば、もう少し夫もお行儀よく食べたかもしれない…とは少し思いました。

とはいえ、最近の夫は、ちょっと油断すると、焼肉、うなぎ、揚げもの、のいずれかばかり食べたがるので、こういう料理もたまにはいいんでは…。

おうちで作る郷土ごはん (エイムック 1808)

おうちで作る郷土ごはん (エイムック 1808)

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先日いらっしゃった、夫の碁友さんよりいただいた梨。んー、ジューシーでうまい。暑い暑いと言っているけど、もう梨の季節なのよねぇ。Iさん、ごちそうさまでしたー。

ハンダマーとじゃがいものガレット

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朝はケロッグコーンフレーク、昼はヨーグルトにジャムを乗っけたものを食べ、夜はご飯を抜いて、野菜中心で。

手前の真っ黒い物体は、ハンダマーとじゃがいものガレット。

これは、手手別冊「野菜献立帖」(「名前のない料理店」のシェフ小島圭二さんによる沖縄野菜中心のレシピ集)という小冊子に乗っていたレシピを参考に作ったもので、元ネタはつるむらさきを使っていますが、ハンダマでもよいとあったので、やってみることに。本当は、スプーンですくって小さく焼くのですが、めんどくさかったのでフライパンにじゃーっと流して、チヂミを焼く要領で大きく焼いて切り分けてます。ポン酢、豆板醤、ごま油を混ぜたタレを添えました。

見た目はえっ…って感じですけど、中身は、じゃがいも1個、ハンダマ1束、強力粉大さじ1、卵1個なので、さっぱり軽くて、やさしい味。いくらでも食べれそう。

奥は、きゅうりの炒め物に、焼きなす。

お腹一杯になりましたが、ご飯を抜いたので、胃はすっきり。こういう食生活を続けられれば理想的なんだけどなぁ…。

焼肉名門

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夫が急に焼肉食べたいと言い出したのだが、いつも行く分倍河原の伽羅は本日お休み。残念でしたー、肉はまたの機会にして今日は家で野菜を食べなされという私に、諦めきれない夫は「くるるにも焼肉屋がある」と食い下がるので、まあ行ってみよう…ということに。

私は、あんまり肉って気分じゃなかったので、ユッケで軽くご飯を食べて、ウーロンハイ飲んで、冷麺。夫は、ハラミ、ロース、ホルモンでご飯。

おいしかったです。気楽な雰囲気のお店なので、突発的に焼き肉が食べたくなった時にはいいですね。