日別アーカイブ: 2011/05/24

せりと豚肉の炒めもの

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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しばらく、大阪三越伊勢丹で買いだめした野菜どもでのご飯が続きます。

今日はセリ。こっちでも買えるけど、なんでうちの近所の八百屋より安いのか…。1束50円の札に驚いて、つい条件反射的にカゴに入れてしまった自分が恨めしい。

おひたしもいいし、鯛めしに使ってもいいなぁ…と思ったけど、夫の反応が薄かったので、冷凍庫の豚肉を解凍し、普通に塩炒め。うまいですよ。

手前は、ちょっとお疲れ気味のきゅうりを乱切りし、3%の塩で軽くもんで水が出るまでしばらく置いたら、酢小さじ1をかけただけの浅漬け。酢をかけると、糠漬け風の味になる気がして、結構好きな食べ方です。

あとは、戻して、白だしにつけただけの、早煮昆布。

夕方から、志の輔ファンの友人に誘われて、本多劇場で行われた「志の輔らくご 半刻壱噺」を聞きに行きました。

何の噺かは全然告知されていなかったのですが、あら歌舞伎の話をしだしたわ…と思ったら、「中村仲蔵」でした。初代中村仲蔵が「仮名手本忠臣蔵」五段目の斧定九郎の役をもらった際に、非常に斬新な演出を施す…役をもらうまでの苦労と、新しい役を作り出すための苦しみをじっくり聞かせる噺でした。もちろん最後はそれが報われるわけですが、じわじわくるようなよい噺。

一緒に行った友人たちにも「あなたには、超タイムリーな噺だったね」と言われましたが、いやぁ、ほんとに楽しかったです。仮名手本は、昨年国立劇場で通しで観てますが、その時上演されたのは、三段目、四段目、七段目、十一段目なので、五段目はまだ未見。機会があればぜひ見てみたいものだ…と思いました。後日、松井今朝子さんの「仲蔵狂乱」という本を読んでみましたが、これまた味わい深い読後感。落語や歌舞伎に興味のある方はお勧めです。

で、夜は、シモキタで、友人おすすめの居酒屋で飲んで、調子に乗ってカラオケして帰りました。

仲蔵狂乱 (講談社文庫)

仲蔵狂乱 (講談社文庫)