日別アーカイブ: 2011/05/20

本 二鶴

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観劇後、ガイドブックで見つけて気になっていた「本 二鶴」の茶巾寿司を買っていたので、帰りの新幹線で食べる。

地図の読めない女なので、店を探すだけで一苦労。宗右衛門町の通りを散々往復した後、ふと番地を読み違えていたことに気づくアホ。間口の小さい店ですが、案外わかりやすいところにありました。もう、次は迷いません。

注文してから作ってもらったのですが、店内は酢の香りがかなり強く漂っていて、酢がきつめの味なのかな…と思ったのですが、食べてみるとそうでもなく。味付けはしっかり目ですが、品のいい味。箱寿司や棒寿司など、いろいろあって、それらもおいしそうでした。今度、大阪で観劇する機会があれば、ここのお寿司を買ってみたいなぁ。

丸福珈琲店

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舞台を観終わって、ひとりで太陽の塔を見に行った夫と梅田で待ち合わせ。大阪三越伊勢丹の丸福珈琲店でちょっとお茶する。

小腹が減っていたのでホットケーキと今日の焼き菓子を注文。ホットケーキは「少々お時間いただきます」といわれ、15分ほどして運ばれてきた。

セルクルか何かに入れて焼いているのかな、きっちり丸くて、表面全体がカリッとしている。中身は結構みっしり系。もうちょっとシロップがあったほうが嬉しかったかな。

コーヒーはかなり濃い味。大阪のコーヒーってのは、濃いめが基本なんでしょうか。ちょっと驚いたです。

純喫茶 アメリカン

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昼の回は、私一人で(夫は太陽の塔を見に行ったようです)。

今日の演目は、「女暫」、「汐汲」、「極付 幡随長兵衛」公平法問諍(きんぴらほうもんあらそい)。

「女暫」は、「暫」のパロディ。たまたま以前に団十郎丈の「暫」を観ているんで、より面白く見られた気がします。巴御前には時蔵丈。たおやかな雰囲気の時蔵丈が荒事ってばどんな感じなんだろうと思いましたが、りりしくてすてきでした(衣装も楽しい)。でも、最後の引っ込みのところ、急に楽屋オチみたいな雰囲気にガラッと変わるのですが、急に女に戻るところが楽しかったです。

「汐汲」は、能の「松風」をベースにした舞踊。夜の回で上演された「蘭平物狂」には在原行平、松風が出てきますが、もともと須磨に流された在原行平と土地の海女である松風、村雨姉妹の恋物語ってのは、他のお芝居でも使われるモチーフだそうで。しっとりとした踊りでした。

「極付 幡随長兵衛」は、全体的には切ない話なのですが、非常に凝った構成のお芝居で、いろいろ見どころ聞きどころの多いお芝居でした。

「公平法問諍」というお芝居を上演中に、諍いが起こり、その諍いをきっかけに幡随長兵衛と敵対する水野十郎左衛門が遣り合う…って流れなのですが、「公平法問諍」のシーンが結構長くて、1本で2本のお芝居を見ている状態。結構お得な感じです。十郎左衛門は舞台2階の窓から、長兵衛さんは客席から登場と、意外なところから登場するのも楽しいです。

町奴の幡随長兵衛と旗本奴の水野十郎左衛門がなんでここまで敵対し合っているのかってのがよくわからなかったので、なんでこんなところで殺されなきゃならないんじゃと思ったのですが、あまり深く考えずに長兵衛の男らしさを堪能するのがいいんでしょうね。

今日のお弁当は、アメリカンの持ち帰りのミックスサンド(野菜とハム)を。シンプルな感じでおいしかったです。包み紙もそうだけど、箱のグラフィックデザインもかわいい。

純喫茶 アメリカン

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朝から夫と別行動。ちょっと早めにホテルを出て、観劇前に「アメリカン」という喫茶店でモーニングを食べました。いろいろありましたが、パンケーキセットを注文。

注文して5分ほどで出てきた気がしますが、しっかり膨らんでいますが、ナイフを入れるとふわっと柔らかく、ふわふわというよりもスカスカしているって感じ。スカふわっていうのかな、そのまま食べるとやや粉っ気を感じますが、シロップをたっぷりかけるとちょうどいい塩梅。でもシロップをたっぷり吸わせてもヘタったりはしない生地。以前作った、なかしましほさんのホットケーキに近い感じで、軽くて、口に入れるとしゅわーって感じで消えてしまう感じで、おいしかったです。

コーヒーはかなりのストロングタイプ。でも、えぐみはなく、後味はまろやかでおいしかったです。

ここね、店内もレトロキッチュな感じでかわいいのですが、店員さんの制服(ブルーのワンピースに紺のカーディガン)も60年代風でかわいらしかったです。