月別アーカイブ: 2014年2月

麻婆豆腐

麻婆豆腐 by nekotano

よくわかる中国料理基礎の基礎』にも麻婆豆腐のレシピがある。ひとつ試しにと、おおよその分量をなぞりながら作ってみる。

ただし、レシピは2人前とあったものの、我が家には少し物足りない量だったので倍にして作る(コースやアラカルトで食べることを前提にした量なんでしょう)。ただし、倍にすると豆板醤と油の量が半端ないのでこれだけは2人前のままで。油に関しては、さらに減らしつつ作る。昔、点心の教室に通っていたことがありまして、その時も、何を作るにも使用する油脂の量が半端ないことにおののいたものですが、この本のレシピもまた、お店で働いている人向けのレシピだけあって、油に関しては量がスゴイ。ビビります。

全体的には、普段作っている高山なおみさんのレシピと似てます。ただ、高山さんのは甜麺醤が強いのに対し、こちらのレシピは豆板醤が強くて、かなり辛く作ります。

これ相当辛いだろうなーと思いながら作りましたが、食べると、想像以上に辛くて一口食べる毎に小汗が噴き出る(食後に動悸が収まらずちょっと焦った)。ただ、やたらと辛く感じたのはレシピがそうだからというのもあるけど、私が作る際に油だけを控えたのも影響しているのだと思います。これからは油を減らしたら、同じ割合だけ味付けの量も減らしていかねば。

麻婆にはおなじみのマントウを添え、菜の花のさっとゆで。「野菜も食べなきゃね」って気持ちで出しましたが、結果的に麻婆のよい合いの手になりました。

味噌煮込みうどん

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味噌煮込みうどん by nekotano

数日前に作った厚揚げとこんにゃくの土手煮風の煮汁を、もう1回同じものを作ろうと後生大事に取っておいていたのですが、なかなか機会がなさそうだし、痛む前に食べちゃおうぜと煮込みうどんの煮汁に転用。夫もいないしちょうどいい。

小鍋に煮汁をはり、だし汁でのばしたら斜め切りしたねぎ1本分を加えてしんなりするまでに加熱。ソフト麺(きしめん)を加えて馴染ませたら卵を落としてふたをしてしばらく煮込む。

見た目はかなりイケてないですけど、なかなかおいしかったです。でも、夫はこれ、絶対に食べないだろうなぁ。

干し白菜のスープ

干し白菜のスープ by nekotano

4~5日ほど干していた白菜をメインに、ストーブにお任せのスープを作っていました。

干し白菜はさっと洗って汚れを取り除き、ギュッと絞って鋳物鍋に並べ入れ、鶏がらスープを注いで火にかける。わいたら肉団子(鶏挽肉、しょうゆ、酒、片栗粉、塩漬けらっきょうのみじん切り)を入れて、あくを取りつつ火を通したら、ふたをしてストーブの上に置いておく。

ストーブの上に置き過ぎて、肉団子の旨味が全部流れてしまってカスカスになってしまいましたが、スープから見ればむしろ大歓迎ってことなのでしょうか。しっかり干した白菜は煮込んでも崩れず存在感抜群。たった1/8切れなのに、やたらとお腹いっぱいになりました。

スープがメインだから、お供はマントウです。

干し柿クリームチーズ

干し柿クリームチーズ by nekotano

スープが煮えるまで少しかかりそうだったので、軽くお酒を飲んで待つ。

ただ、お酒を飲むだけもアレだからと、干し柿にクリームチーズを挟んでスライスしたものを出す。干し柿のほのかな甘さと、クリームチーズの塩気がいい塩梅で、どんなお酒にも合います。

私はこれは、ひとりでお酒を飲むときに食べていたのですが(どうせ夫に出しても手を付けないだろうと思っていた)、試しに勧めてみたら「美味しいじゃん、これ」と、予想外の反応で驚く。美味しくないって言われるよりも嬉しいのでよかったものの、この干し柿は年末に大分から餅諸々と共に送ってもらったものでして、これで最後なのよ。ごめんね、もっと早く出せばよかったね。

奥は、なかしましほさんのスマイルクッキー(『まいにち食べたいごはんのようなクッキーとビスケットの本』)。同じ本にある黒ごまクッキーはほぼ問題なく作れるのに、ほとんど同じ作り方にも関わらず、これは毎回どこかを失敗する。今回は、ちょっとかたいの。原因は生地の練り過ぎ。

味は美味しいので人間様は問題なく食べているのだけど、小僧(黄)はお気に召さなかったようで、食べさせてみたら、2口齧って、「もういらない」ってそぶりをされました。鳥なのに、夫より厳しいジャッジってどういうことなのよ。

トマトソースのパスタ

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トマトソースのパスタ by nekotano

トマト味が食べたくてトマト缶でさらっと作る。

夫は基本的に酸っぱい味は苦手のようだけど、トマトソースに関しては甘みよりも酸味が強いほうが好きみたいで、水煮の缶詰を煮詰めただけとか、プチトマトをつぶしてさっと加熱したって感じのソースが好みのようなのです。

今日もそんな感じで。オリーブオイル大さじ1に潰したにんにく2~3個、赤唐辛子1本を弱火にかけ、にんにくがホコホコするまで加熱し、赤唐辛子ともども取り除いたらトマト缶を入れて強火にし、半分弱に煮詰める。パスタのゆで汁で濃度と塩分を調節したらゆで上げたパスタを加えて和える。

パスタは、ブカティーニ(ディチェコ No.15)をゆでてから、マカロニサイズにカットしたもの。しっかりした歯応えで濃いソースとよく合います。

ハムステーキと目玉焼き

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ハムステーキと目玉焼き by nekotano

今日もハムステーキ。

ステーキという割りには薄いですが、夫は分厚く切ったものよりもロースハムよりも気持ち厚いくらいのものをさっと炙るのがいいようです。商品名が「しっとりロースハム」なので、ひょっとして焼かないほうがいいのではないか…と思わなくもないのですが、夫は「焼いたほうが好き」とのことなので、仰せの通りに。もちろん、焼いたって美味しい。カリフラワーとじゃがいもマッシュ、サラダ菜、チンごはんに納豆汁。

私はレンチン目玉焼き(油断して少し破裂した…)に、にんじんサラダで。

カリフラワーとじゃがいもマッシュ

カリフラワーとじゃがいもマッシュ by nekotano

直売所で立派なカリフラワーを買ってきたので、今日の晩御飯はアレを作るしかないだろうと、カリフラワーとじゃがいもマッシュ(『高山なおみさんののんびり作るおいしい料理』)。今日は蒸して作りました。

なんてことはない、ゆでて皮を剥いたじゃがいもと、小房に分けて茹でたカリフラワーを一緒にざっくりとマッシュして、マヨネーズ、塩、こしょうするだけ…なのですが、何回作っても美味しい。この組み合わせが絶妙だと思う。野菜の火の入れ方、つぶし方、混ぜ方、塩の利かせ方で、ガラッと雰囲気が変わってくるのがまたいい。

今回も、作った端から、夫も私もちょこちょことつまみ食いをしたせいで、器に盛った時にはだいぶ目減りしていました。ほんのりピンク色なのは、今日使った芋がノーザンルビーだったから。色味はイマイチ残念でしたが、味はいつも通り美味しい。

手前は、にんじんのサラダ。ピーラーでリボン状に薄く切り、塩を入れた湯でさっと湯がいて水けをきって、オリーブオイル+ホワイトバルサミコ+胡椒で和えただけ。めんどくさかったのでゆでた後水に取らなかったので、余熱でぐんぐん柔らかくなって甘みが増していた。それはそれで悪くない。

ロースハムをうすーく切って、野菜のお供に。夫はご飯、私はワイン(信州ナイアガラ)をちょこっと。

じゃがいもといんげんのパスタ

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じゃがいもといんげんのパスタ by nekotano

こんなに寒いのに、最近、南のほうで作られたいんげんやスナップエンドウ、さやえんどうが大量にやってくるようで、妙に安い。今冬は微妙にキャベツも葉物もやや高めなので、緑鮮やかな野菜が手頃なのはありがたいなぁと思う。

昨日も、沖縄産のいんげんが安かったので購入。じゃがいもとパスタと一緒に茹でて、ペストジェノベーゼで和えたパスタにする。

このペストは、Sさんのイタリア土産。今頃開けました、ごちそうさまですー。美味しいです。ワイン飲みたくなっちゃう味。

ハムステーキ

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ハムステーキ by nekotano

今朝もハムステーキ。ステーキという割りに薄切りですが、まぁ、実際食べる分には、あんまり分厚くても…というのも分かります。

もち米に納豆汁。

ピエール・エルメ

ピエール・エルメ by nekotano

たまたま朝見た、『あさイチ』のこの日のテーマは「スゴ技Q 品格アップ!きれいにおいしく!食べ方美人」。カレーうどん、ミルフィーユ、焼き魚の美しい食べ方指南だったのですが、そこで見たミルフィーユの食べ方を試してみたくて、銀座からの帰宅途中にミルフィーユを買う。

が、肝心のミルフィーユが案外ないのね…。軽い気持ちでまずは銀座三越に行って空振り、マキシムの持ち帰りを覗いたけど、ミニサイズといっても結構大きい(3人前くらいのサイズ)。ナポレオンパイ食べたいなーと思ったけど(美味しいよねー)、今日は目的があるから泣く泣くパス。念の為、近くの不二家も覗いてみたけどない。じゃぁ、新宿伊勢丹ならあるんじゃない? と思ったけど、生ケーキ扱っている店を全部覗いても、なんでか、ないの。なんでだろ。

ようやく見つけたのが、ピエールエルメ。ラス1だったうえに、あったのは、ドゥミルフィーユという、ざっくり言うとキャラメル味のミルフィーユ(カラメリゼしたパイ、プラリネフィユテ、プラリネ風味ムスリーヌクリーム)。1切れとはいえかなり大きいので、これ1個だけで十分だったのだけど、1個しか買わないってのもなんだかねぇ…ってことで、イスパハンも買ってみる。エルメと言えばイスパハンっていうくらい超有名なケーキなのは知ってる。だけど食べたことがなかったので、いい機会だと思って。

テレビで紹介されていた、ミルフィーユのきれいな食べ方は、

  1. 横に倒す
  2. 真ん中のパイの真ん中にナイフを入れて上下に切り分ける
  3. 垂直にナイフを差し、食べやすい大きさになるようナイフで切り分けて食べる

上手く説明できないのですが、アサイチのページに写真があるので見ればわかります。実際にやってみると、〔3〕がかなり難しかった。ナイフが縦に入らないよーとグリグリしているうちに、パイが破壊されて残念な感じに。結局、夫がきれいに一口サイズに切り分けたのを手でつまんで食べました。無念です。美味しかったけど。

私はピエールエルメの菓子自体食べるのが初めてだったのですが、ミルフィーユ食べてビックリし、イスパハン食べてさらにビックリ。こんなド派手な味のケーキ、食べたことない。なんかすごかったなぁ。

イスパハン(マカロンローズ、ローズ風味クリーム、ライチ、フランボワーズ)は想像通りの味で、ことにローズのマカロンが大好きなわたしにはテンション上がる味。美味しいです、何ていいつつも、食べ終わった直後は、もう10日は甘いものを食べなくていいわ…という気分が主であり、今後、イスパハンを食べることはないだろう…という感想だったのですが、今(2月19日)改めてこの時の記憶を反芻していると、、妙にイスパハンが食べたい気分になってくるのが不思議です。これが、名作の吸引力なのでしょうか。