日別アーカイブ: 2015/03/01

チーズパン

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久しぶりにチーズパン。パスコのイングリッシュマフィンに溶けるチーズで。

昼から来客。お昼はお客さんの希望で喜三郎でうどん。帰宅しておやつ食べながらお喋りし、晩ご飯を一緒に食べる。

  • 揚げかきとせりの和え物
  • 文旦とうどとクレソンのサラダ
  • 牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮
  • マントウ
  • モロッコインゲンの麻婆
  • カスタードクリーム いちごジャム添え

揚げかきとせりの和え物は、有元葉子さんの『シンプルにおもてなし』に載っているレシピ。かきに塩味を付ける部分だけ省いてあとはレシピ通り。よく洗って水気をしっかり拭き取ったかきに薄力粉をまぶしてオリーブオイルで揚げ、ざく切りのせりの上に並べて盛る。食べる際に、揚げかきにレモン汁、胡椒、しょうゆ少々をかけ、全体にオリーブオイルを回しかけてざっと混ぜてから頂きます。

なんの練習もせずに作ってみましたが、これは、かなり美味しかった。シンプルながら、見栄えもするし、味わいが華やか。今日はお酒を飲みませんでしたが、泡のお酒との相性はいいと思います。確かにおもてなしにうってつけ。

今が旬の柑橘を使ったサラダを何か作りたいな…と思って、一番サラダにしやすい文旦をチョイス。柑橘と相性のいいうど、うどと相性のいいクレソンを組み合わせて、ただ盛るだけのサラダに。ドレッシングはいろいろ考えたものの、結局、ポン酢とオリーブオイルを混ぜたものに。うどは立川うど(東京うど)を使いましたが、あくがなくて爽やかな味わいがお客さんに大好評でした。

牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮は、これまた有元葉子さんの『家族のごはん作り1』にある「豚肉のナンプラー煮込み」を参考にしています。というか、ほぼ作り方はレシピに忠実ながら、牛すじも加えているだけ。

なぜ異質な牛すじを加えたかいうと、本当は豚肩ロースだけじゃつまらないから、パイカもいっしょに煮込もうと思っていたからです。というか、そもそもはパイカをメインにするつもりだったのですが、それじゃ夫が食べられないからじゃぁ肩ロースも入れるか…と思ったのが正解。が、この日に限ってパイカが売り場にない。しかし、内心パイカで盛り上がっている自分としては、豚バラ肉じゃ代用品にならないわけで…、だったら、同じくゼラチン質な牛すじを入れれば気分が収まるのでは? と思ったのでした。

しかし、パイカと違ってアクの多い牛すじを豚肩ロースと同じ鍋で煮るのは結構面倒でした。湯でこぼしは1回しかしませんでしたが、その分、しつこくアクをすくい、何度も濃してきれいな煮汁の中で柔らかくなるまで煮ます。その後、食べやすい大きさに切り、豚肩ロース塊と一緒に鍋に入れ、ナンプラー大さじ4.にんにくしょうゆ大さじ3、黒胡椒粒大さじ1、レシピはこれだけですが、私は長ネギの青い部分をたっぷり入れ、ひたひたの水を注いで煮込みます。

途中でナンプラーの匂いがリビング中に拡散し、そもそもナンプラーの匂いが苦手な夫が「なに、この匂い、臭い」と騒ぎ始めたので、やばいな…と思いましたが、お肉が柔らかくなるにつれて、ナンプラー臭さはいつしか消えていました。

ナンプラーがうまみに変わってくれたおかげでしょうか、豚肉に関しては大好評でした。ちなみに、牛すじも相当美味しかったです。お客さんも夫も牛肉が苦手なので、微妙な反応でしたけどね。しっかりとろとろになるまで煮込んだ牛すじは、私にとってはなかなかのごちそうでした。

あとは、いつもおなじみの麻婆とマントウ。

食後のデザートに、小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)のカスタードクリームにイチゴジャムを添えたものを出す。もともとこのカスタードは、小嶋さんのお店「オーブンミトン」の人気メニュー、「ミトンズシュークリーム」用のカスタードクリームで、ほっくり濃厚な味わいがたまらなく美味しいのです。本ではもちろんちゃんとシュークリームのレシピとして紹介していますが、私の体力的には、カスタードを作るだけで精いっぱい。これだけでも十分おいしいので、なんだかクリームだけで満足しちゃってます。

イチゴジャムを添えるのは春の定番。イチゴは適当な大きさに切り分け、イチゴの重量の25%の砂糖、レモン汁1個分を加えてよく混ぜ、半日ほど置く。イチゴから出てきた水分ごと鍋にかけ、強火で一気に煮詰める。

このカスタードはお客さんに大絶賛でした。よかったよかった。