先日作ったフィッシュアンドチップスもどきが、あらゆる意味でダメダメだったので、懲りもせずもう1回作る。前回は、魚屋さんで買った皮をむいたカレイだったけど、今回はスーパーで売っていた「スキンレスたら」。こっちのほうが、フィッシュアンドチップスの材料としては、近いかもしれんね。

皮むき済みなので、あとは大きな骨だけ抜いて、適当な大きさにそぎ切り。塩こしょうしてしばらく置き、出てきた水分をぬぐってから、軽く薄力粉をはたく。衣は、薄力粉大さじ4、片栗粉大さじ1、ベーキングパウダー小さじ1/2、ビール適量。たぶんだけど、70㏄くらいでいいと思う。普通に缶から注ぐと泡ばっかり先に出てしまうので、コップに出してから使うといい。ちょっともったりするくらいのほうが、この揚げものにはあっている。

揚げ温度は170～180度。給油性の高い衣なので、たっぷりの揚げ油を用意し、高温で短時間で揚げたほうがよさそう。

夫は、たらはあまり得意ではない魚のようなのですが、今日の揚げ物は気にならなかったみたい。またぜひといっていたので、たらがあるうちにもう1回くらい作りたいなぁ。千切りキャベツって感じでもないので、アルファルファを添える。夫は「野菜はもう、アルファルファだけでいいよ。値段も安定しているし」と、昔と同じことを言っていた。そんなこと言って、春キャベツが出てきたら、「キャベツ美味しいねぇ、毎日でもいいよ」って言うと思うのよね。

奥は、かぶの葉としめじの炒め物。塩少々で簡単に。

無性に、かぶを揚げたものが食べたくなって、八百屋で小ぶりのかぶをひと束買う。八百屋のおばちゃんも「ずいぶんかわいいかぶだね」と言っていたけど、いざ調理すると、そうでもないというか、料理しやすいいいサイズでした。

皮をむかずに半割にし、170度の油で2分ほど揚げる。160度に落として、生麩も揚げる。油をきったら、あらかじめ作っておいた煮汁（かつお昆布だし300ミリリットル、みりん大さじ1.5、薄口しょうゆ大さじ1）に入れて、軽く煮る。美味しかったけど、これ、しょう油は大さじ1/2でもよかったかもしれない。結構しっかり味が付いてしまった。

ただ、夫は、久々の生麩の煮物に大喜び。ここ数年、お正月の煮しめの具のひとつで作っていたんですが（『きょうの料理』2006年12月号）、今年のお正月は作らなかったからなぁ。夫は「俺は生麩があれば肉はいらない」とまで言い切っておりました。どんだけ好きやねん。

奥は、久々の、トマ玉炒め。この組み合わせは、やっぱり美味しい。

ビールのお供がてらに、作り置きの肉みそを使って、なんちゃってシャーピンを作る。前回失敗したターピンの反省をもとに、今回は熱湯を使い、こねずに作ってみましたが、捏ねなかったのは正解だった気がする。表面がさっくり仕上がり、怪しげなスナックって感じで、これはこれで悪くない。ただ、熱湯はやりすぎなので、今度は35度ぐらいでチャレンジしてみようと思いました。