日別アーカイブ: 2019/03/23

豚肩ロースと黒豆の黒ビール煮

数日前から作っていたんだけど、なんだか食べる機会がないまま、何度も温め直していた煮込みを食べます。

本当は、上野万梨子さんの『パリのお総菜屋さんのレシピ』にある、「牛すね肉と豆のビール煮」を参考にしたつもりなんだけど、牛すね肉の代わりに豚肩ロース、金時豆ではなく黒豆、ビールも黒ビールを使ったほか、他にもあれこれ省いたので、だいぶ明後日の料理になってしまった。ただ、これはこれでおいしかったので、とりあえず分量をメモしておく。

  • 豚肩ロース塊 350~500グラムほど
  • 塩 肉の0.8%の量
  • 黒ビール 350ml
  • ワインビネガー(赤でも白でも) 大さじ2
  • 玉ねぎ 1個
  • にんにく 1片
  • 薄力粉 大さじ1
  • 水 200ml
  • トマトペースト 1袋(18グラム)
  • コンソメキューブ 1個
  • ゆでた黒豆 200グラム

肉に塩をもみ込んで、ワインビネガーを入れたビールに一晩漬けこむところを、2日半ほど漬け込んでしまったけど、特に問題なかったです。本では、他に、トマトとベーコンを入れますが、なくても問題なし。一つ余分だったのは、コンソメキューブ。これで味が強くなりすぎてしまったので、今度は小さじ1/2の鶏がらスープの素にしようと思う。

長い時間汁に漬け込んでいたせいか、雑に煮込んでも肉が縮まず、妙にお肉たっぷりのまま、最後まで楽しめました。これはまた作ろう。

付け合わせは、メークインで作った、じゃがいものビュレ。粘りが出るまでしつこくスティックミキサーにかけて、ツヤが出るまでしっかり加熱しながら練ります。ちょっともちっとした舌触りに仕上げるのが夫の好みなので、この辺は多少手間をかけて作ります。今日も大喜びだった。

パンは、イスズベーカリーのエンペラー。見た目は普通のイギリスパンなのかなと思いきや、イギリスパンらしからぬもちっと感と独特の酸味がおいしい。コクのある煮込みにもよく合いました。

神戸のパン

神戸に住む知人から、今年も春の便り(いかなご)が届きました。

あらかじめ「クロネコで送りました」と連絡を貰っていたので、はて、例年「いかなごレターパック」で届くのに、なぜヤマト? と思っていたら、クール便の大きな段ボール。「?」と思いながら開けると、たくさんのパンが入っていました。箱を開けると、パンのいい香り。ふぉー。

恐らく、これは、うちが(特に夫が)、あまりにもパンが好きなのを知って、送ってくれたのであろうと好意的に解釈し(後日メールでやり取りしたら、大筋で合っていた)、早速いただく。

まずは、イスズベーカリーという神戸っ子におなじみのパン屋さんの、菓子パンたち。思わず店名で検索してしまったが、木南晴夏ちゃんの「パン旅」神戸編にも登場している、古くから愛されているパン屋さんなのですね。

あんバターパン、メロンパン、クリームパン、チーズの入ったパン、左上のソーセージのパンは「トレロン」と言って、本当は70センチほどもある長ーいパンなんだそうです。切ってあるものもあるそうで、送ってもらったのはそれ。うん、おいしい。

どれもおなじみのパンだけど、どれも、じんわり美味しい(小僧(黄)は、メロンパンに激しく反応)。いきなり開催された、春のパン祭り。たくさんあるので、ゆっくり楽しみます。どうもありがとう。

馬拉糕と鶏丹糕

半分残しておいた、聚楽の馬拉糕(マーライコウ)と鶏丹糕(ケイタンコウ)を、せいろで温めなおして食べる。

昨日温めずに出したときの夫の反応は「ふーん、うまいね」って感じだったのですが、温め直したのを出した今朝は「うぉー、めっっちゃうまい、なにこれ、うまいー」と様変わり。こんなに喜ぶんだったら、もうちょっと買えばよかったなぁ。

温め直すと甘さが強くなるからか、夫は、馬拉糕よりも、シンプルな材料で作られる鶏丹糕のほうが好きだ、と言っていました。ちなみに、前者の原材料は、卵、小麦粉、砂糖、練乳、植物油、膨張剤、香料、に対し、後者は、卵、小麦粉、砂糖、のみ。このシンプルさで、あんなにおいしいとは、すごいわぁ。

昨日、持ち帰った茶葉で、お茶を淹れます。まだまだ飲めてびっくり。