日別アーカイブ: 2013/03/25

シュークルート

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
シュークルート by nekotano

シュークルートが少し残っていたので、晩ごはんに。

これは昨日のメインでしたが、春に出す料理か…という点では出すのを迷ったのですが、塩加減さえ間違わなければ絶対失敗しない料理なのはわかっていたので、これっで行っちゃいました。レシピは、平野由紀子さんの。私は雑誌掲載の記事を後生大事に持っていていつもそれ見て作っていますが、たぶん『ルクルーゼのMENU 日々のごはんと季節の味と』(地球丸)にも載っていると思います。

この日のために2週間前からシュークルート(ザワークラウト)を仕込んでいました。と書くと、大変そうに聞こえますが、最初の1日が勝負で(ざく切りにしたキャベツ1玉(約1.5キロ)を塩大さじ3で揉んで水1カップを加えて重石をかけて漬けこむのですが、1日以内に一気に水を出してキャベツ全体が塩水に漬かればほぼ失敗しない)そこさえ問題なく通過すれば、後は時間が何とかしてくれる料理です。

気温によりますが、室温10~15度くらいの時期だと5日~1週間ほどで乳酸発酵が始まります。乳酸発酵が始まった直後は泡が出るので判断に迷いますが、ほのかにフルーツのような甘い香りがしていれば大丈夫(泡は2日ほどで全部消えます)。あとは、どんどん酸っぱくなっていくだけなので、好みの段階で引き揚げて(目安は、乳酸発酵が始まって1~2週間くらい)、煮沸消毒した瓶に詰めて冷蔵庫保存(低温保存して発酵を止める)。本では1週間以内に食えとありますが、私個人の経験では1年持ちます。

塩分濃度は3~5%ですが煮込むと塩辛くなるので、料理に使う際は塩抜きして使います(酒のつまみとしてちみっとつまむ際には、そのままでよし)。特に、シュークルートに使う際は、塩豚、ソーセージと煮込むので、ガッツリ塩抜きしたほうがいいです。塩抜きし過ぎても独特の酸味は残るので大丈夫。抜き過ぎるくらい抜いたほうが、調理しやすいです。

塩豚は、本当はバラを使いますが、今回は肩ロースで。800グラムに対して塩大さじ1で3日置いて使用。シュークルート自体が塩があるので、塩豚はあまり気合を入れて塩漬けしないタイプのほうがいいかと思います。でも、浅くしすぎると臭みが出るので、この辺は難しいところですけど。

ここまで準備出来たら、玉ねぎ、シュークルートを炒めて、肉を入れて、白ワイン、水、ジェニパーベリー、ローリエを入れて、ひたすら煮るだけ。最後に、じゃがいも、ソーセージを入れて火を通す。

これだけはいつになく注意深く作ったので、まぁまぁよくできたかな、と。夫が「よくでけとる」と言ってくれたので、そういうことにしておこう。

奥は、出しそびれた、うどのごまみそマヨがけ。残ったパンを蒸して食べる。最近夫は、しっかりした味わいのパンを蒸して食べるのがマイブーム。

サーモンパスタ

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
サーモンパスタ by nekotano

「もう、今日は、絶対料理しねー」と思っていたんですが、夫に「サーモンでパスタ食べたい」と言われたので、渋々台所に立つ。

それでも少しでも洗い物を減らしたくて、ホントはペペロンチーノを作る手順のところを省いて、ゆでて和えるだけで作る。

ゆであがったパスタをざるにあけ、空になった鍋にざく切りにしたルッコラ、クレソン、ゆであがったパスタ、小さなフライパンで作っておいたにんにく唐辛子オイルを入れてざっと和え、最後にスモークサーモンを加えてざっと混ぜて器に盛る。黒こしょうたっぷり。

サーモンは、王子サーモンのファミリーパック。私は、王子サーモンは結構好きでして、買う機会があれば迷わず買う程度に好きなのですが(安くておいしい)、「王子サーモンって、王子製紙の人が始めたのよね」という小ネタは初めて知りました。調べたら、確かに王子製紙のグループ会社でした。パルプの買い付けの際に立ち寄ったレストランでサーモンの美味しさに目覚めたから…というのが由来だそうですが、世の中、何が商売のきっかけになるか、わからんもんですなぁ。

ラクして作ってもおいしいのは、サーモンのおかげでしょう。飲み過ぎたせいか、余り食欲はなかったのですが、いざ食べると「あー、おなか減ってたんだなー」とばかりに、もりっと食べてしまいました。

ところで、昨日は小僧もお客様の前で頑張ったせいか、今日はやたら甘えたで大変でした。今日は好物を多めに差し上げますよ。