寒いうちに一度は作ろうと思っていたレシピ。ふと思えば、鶏ガラのスープもも含めて、材料は全部そろっておる。やるなら今でしょ! (もう古いよね…)。
参考にしたのは、ここのサイトですが、そちらによると大元は上野万梨子さんの『パリのおいしい台所』にある「玉ねぎとライスのグラタン」だそう。元のレシピは、上野さんらしく、バターや生クリーム、卵黄などをふんだんに使ったリッチな内容のようですが、やはりわたくしめもあっさりと作りたい。バターはゆで玉ねぎを炒める時だけ使い、生クリームは使わず牛乳だけ、卵黄はカット。その代り、厚めにスライスしたにんにくを2片、ペコリーノのすりおろし10グラムほどを加えてコクを補います。あとは、溶けるチーズ、パン粉、パセリ。
お米は、普段食べている、玄米で。今食べているのは、カミアカリという品種で、同封のチラシには「乳製品との相性は抜群」とあったのですが、実際、なかなかの好相性でした。胚芽が大きい玄米なので、穀物っぽい(ズバリ言うと、トウモロコシのような)香りと味がするのですが、それがこの料理にもよく合っていました。
グラタンと言いつつ、たっぷりの玉ねぎで案外さっぱりしています。美味しかったー。
グラタンだけじゃ、あれか…と、温野菜のサラダ。じゃがいも、にんじんを賽の目切りに、スナップえんどうを斜め切りに。ハムも同じ大きさに。いずれも、歯応えを残すようにさっとゆでて、ヴィネグレットソースで和える。
真ん中のクッキーは、なかしましほさんのレシピで、みそクラッカー(『まいにち食べたいごはんのようなクッキーとビスケットの本』)。ちょっと前に、nawomayoさんに、ノースファームストックの「北海道クリームチーズディップ(チャイブ)」を頂いていて、このディップに合わせるべく焼いてみました。
このディップ、思ったより酸味もあるので、わりに甘みもあるクラッカーとの相性はどうかな…と思ったのですが、案外悪くない。じわっと後を引くし、ワインにも合う。
ところがですね、夫によると、このクラッカー「まんま、リッツの味じゃん」と。そういわれると、確かに、リッツっぽい…。ということは、このディップ、リッツに乗せて食べても美味しいという事なのでは…とも思ったのでした。
ともあれ、nawomayoさん、美味しく頂いております。ご馳走様!