日別アーカイブ: 2014/07/08

仙太郎

仙太郎 by nekotano

テレビやネットでは、沖縄の南の方に台風がやって来ていて、明日以降列島を縦断するんじゃないか…と盛んに言っているのだが、今日の東京はそんな気配なぞみじんも感じさせない陽射しと熱気(本当に、暑かった…)。

だもので、伊勢丹に行ったときに、なんぞ、食後のデザートでも…と思って探すも、なかなか今日の気分にあったものが見つからない。つめたくて、ちゅるんとしていて、喉越しのいいものがいいんだけどな…。

千疋屋のゼリーなんかもいいなと思ったけど、夫は存外ゼリーは好まない(たまに出すけど、いやいや食べてる風)。じゃぁ、和菓子かな。水ようかんかな、と探すと、ちょうど仙太郎に水ようかんがあったので、これ幸いと買って帰る。仙太郎といえば、ぼた餅がいつも美味しそうですけど、日持ちが今日中なので、ぐっと我慢。

こしあんと粒あんの水ようかんに、季節ものの、青柚子みぞれ羹。

水ようかんはどちらも美味しいのだけど、やはり、こしあんのほうが「らしい」味わい。口あたりよくさらり。青柚子みぞれ羹のほうは、いい香り…と思いながら食べると、ものすごく甘くてそれにビックリ。道明寺羹なので、見た目よりもどっしりした食べ心地で、夏向けのお茶菓子という感じでした(食後の、お茶が美味しい)。

回鍋肉

回鍋肉 by nekotano

疲れてて、時間がないときには、手が慣れてて確実に夫が喜ぶ麻婆を作るのがベストなのだが、色々都合(食材消費の順番)もあるので、そうそう麻婆ばかり作ってられん。じゃぁ、何にするかな…と考えて、キャベツとピーマンがあることを思い出したので、回鍋肉を作ることに。

参考にしたのは、『眠れない料理人久田大吉の 家庭の中華料理』にあるレシピ。ただ、豆板醤、豆鼓、甜麺醤、醤油、清酒が各大さじ1、砂糖小さじ1、という分量に恐れをなして、豆板醤、醤油は1/3に、甜麺醤は1/2に減らしています。また、レシピの脇にある「ひとくちメモ」に「砂糖の代わりに甘酒小さじ2でも」とあったので、そうしました。分量は違いますが、使用する調味料は『よくわかる中国料理基礎の基礎』にあるレシピと全く同じ。家庭料理向け…と銘打っているものの、やはり、プロのレシピなのだなぁ、と思いました。

作り方は、途中までは、かなり自己流。まずは、中華鍋に湯をわかし、ごま油小さじ2を入れて野菜を7割ほど火を通したらザルにあける。中華鍋の水けをとばしたら、豚バラ薄切りを入れ、澄んだ脂が出るまで炒めてから、豆板醤、豆鼓、甜麺醤の順にしっかり炒め、野菜を戻して、醤油、清酒、甘酒を加えてざっと炒めておしまい。

野菜の水切りが甘かったせいもあると思いますが、ちょっとぼわっとした味になってしまった。調味料はレシピ通りに入れればよかったかなぁ。回鍋肉をおいしく作るのって、ホント難しい。

「米よりピンがいい」というので、今日もウーウェンさんのレシピ(『北京小麦粉料理』)で焼く。だいぶ慣れてきたけど、なんだか、今日のは焼き過ぎた。難しいなぁ。

私は、作り置きの、ひじきと厚揚げの煮物、昨日の茶豆の残りで、ウーロンハイを飲む。

プレミアムマリオジェラテリア

マリオジェラテリア by nekotano

新宿に出て、伊勢丹で靴ひも探したり、夫のシャツ探したり…と歩き回っていたら、燃料切れ。猛烈に蒸し暑くもあったので、目に付いたプレミアムマリオジェラテリアで、ジェラートのSサイズ。

何年も気になりつつも、ここで食べるのは初めて。先にレジで支払いを済ませてレシートを貰い、アイスクリームケースの前にいるお姉さんにレシートを見せてハンコを押してもらってから、注文します。Sサイズは2フレーバー、Mサイズは3フレーバー、Lサイズは4フレーバー選択可能。

うーんと悩みつつも、平然と悩めるほど大物でもないので、目に付いたものをパパッと注文。まずは、グアナラチョコレート。濃厚そうだから、もうひとつはさっぱりした感じがいいな……と、石垣塩とスナックパインとピーチパイン。

どっちも美味しかったー。ピスタチオのジェラートも美味しかったから、今度はそれ食べようかなぁ。

コンビニめし

コンビニめし by nekotano

今日は七月大歌舞伎の昼の回を観に行く。「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」という舞踊をやった後に、「夏祭浪花鑑」で、お鯛茶屋、住吉鳥居前、三婦内、長町裏、団七内、同屋根上までの通しで上演。

団七が海老蔵で、三婦が左團次、義平次が中車なうえに、お梶が玉様とくれば、楽しみに決まっている…と、ワクワクで出かけましたが、微妙に消化不良だったような気もする。海老様の団七は相変わらず素敵だったし、徳兵衛の猿弥さんとの絡みもグー。だけど、全体的になんか、たるっとした雰囲気だったなぁ、と(まだ前半だからしょうがないのかも)。中車さんの義平次、台詞があるうちはすごくよかったのですが(嫌らしいのにとぼけた味わいが感じがすごくよかった…)、後半の立ち回りのシーンになると、少し間延びした印象を受けたのが、自分でも驚く。ここのシーンは誰がやっても面白い場面…と思っていたのですが、そういうわけでもないんだなぁ。歌舞伎って、バレエやダンスのような、身体芸術の側面もあるんだな…と思ったのでした。ともあれ、玉様、海老様の美しいお姿、お顔を拝見できたので、もう十分満足です。

で、劇場内のポスターに、もう、9月の秀山祭の演目が出ていて、ええ、もう、9月の予定を立てねばならんのか…と、なんだかアワアワする。

きょうは、コンビニのおにぎり2個入りパック(ツナマヨ、鮭)で簡単に。集中して芝居を見るには、これくらいの量のほうが丁度いいのね。まわりはみんな立派なお弁当を食べているので、ちょっとさびしい気持ちもなくはないんだけど。