月別アーカイブ: 2016年8月

富士屋ホテルカレー

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ごろごろと家で過ごす日曜日。天気が良すぎて外出する気にもなれない。

昼くらいちゃんと作ればいいのに、昼もズボラしてレトルトカレー。富士屋ホテルのチキンカレーとビーフカレーをあいがけに。ものすごく古典的な舌触りのルーなのですが、小麦粉のルー特有のもったり感がなく、レトルトカレーにありがちな脂っけがほとんどなく、見た目に反して、さらっとすっきりした味でした。さすが、「伝統の」味。

富士屋ホテルに行ったときは、体調不良の真っ最中で、食事はほとんど楽しめなかったからなぁ…。ほんの少しだけ、借り(何の?)を返した気分。

3206

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八月納涼歌舞伎の第一部を観に行っていました。「嫗山姥」と「権三と助十」の2本。

「嫗山姥」は初めて観ましたが、いろいろなことを知っている人じゃないと面白く観られないだろうな…という感じ。この本、脚本は近松門左衛門なのですが、主人公八重桐は、勇敢な女性を演じるのが得意だった当時の人気女形、荻野八重桐がモデルになっていて、いわば当て書きに近い役だと思います。八重桐さんが元ダン(坂田時行)と痴話喧嘩をするシーンが見所のひとつなのですが、それも、八重桐さんが台詞がとてもお上手だったからこそ作られたシーンなんだろうなぁ、と思いながら観ました(本当に「長咄」だった)。で、詳細は省くけど、元夫が恥ずかしさのあまり八重桐さんの前で自ら腹をかっさばいて死んでしまい、その魂が八重桐さんの中に入って、その時に出来た子供が金太郎…後の坂田金時。と言うお話でして、普通に筋だけ追うと荒唐無稽過ぎてあっけにとられるけど、時行のいかにも上方的なはんなり風情、八重桐さんのしゃべり、女武者的な荒芸など、歌舞伎的な見所満載。こういうのももう少し面白がれるように、もっと勉強したいものです。

「権三と助十」は、もう単純に面白かった。岡本綺堂の脚本で、大正時代に作られたものだけど、舞台は江戸。ごくごくごくわずかだけど、ミステリーな風味もあります。八月に観るのに最適。面白かったー。獅童、染五郎、七之助という座組は、歌舞伎の世界的にはまだ若い方なんでしょうが、それでももう花形ではないという扱い。彼らとほぼ同年代だけに、なんだかしみじみしたものを感じます。

お昼は、観劇前に立ち寄った三越で、限定出店していた3206のサンドイッチ。

デビルドサンドとローストチキンとアボカドのサンドイッチ。デビルドサンドは、程よい堅さのゆで玉子に、クリームチーズペーストを挟んだもの。ハイカロリーな一品だ…と思いつつも(お店でもそう喧伝していた)、思ったよりもあっさりしていて、さらっと食べられてしまった。ローストチキンとアボカドのサンドイッチは、全粒粉にレーズン、クルミの入ったパンで、具とパンの組み合わせが素敵。チト欲張ったかなーと思いつつも、ぺろっと食べてしまった。美味しかったです。

パンとおかずたち

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閉店したと聞いていた、Le Petit Monde(ル・プチ・モンド)の前を通りかかったら、人の気配。「食パンあります。予約も可」と貼り紙があったので、ちょいと店を覗くと、ご主人と奥さんがパンの仕込み中でした。

食パンを予約する際に、「ここで再開されるの?」と聞いたら、違うそうで。移転先を探しているのだけど、時々こっちに用事があって戻ってくるときだけ、不定期に焼いているだけなんだそう。次はいつ来るかも分からないとのことでした。

ここ数年は人気がありすぎて、もはや幻のパンと化していたプチモンドの角食。まさか、こんな偶然があるとは。夫はスライスして直接、私は焼き網でこんがりトーストに。どう食べても美味しい。閉店しちゃって、本当に残念。今度はいったい、どこで、お店をやられるんだろうなぁ。

折角だから、パンに合いそうなおかずをちまちまと。

玉子フィリング、由比缶詰所のツナ缶でツナマヨ、きゅうりの塩もみ、なすとピーマンのソテー、トリュフ入りプロシュートコット(美味しかった)。

小瓶なので買ってみたマルチ・ヴィダ・ヴィーノが、思ったよりも美味しかった。お酒というか、昔のネクターみたい。とろっと甘酸っぱくて、食前酒にいいなぁ。

酒処佐とう

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昨日に続き、今日も佐とうのランチ。今日は、夫は漬け丼、私はのどぐろ干しの開き定食。

今日も美味しかったです。でも、秋刀魚の塩焼きにすれば良かったかなぁ…。干物だったら、ギリギリうちでも出せるが、生の秋刀魚は絶対に、うちでは焼けないもんね…。うちでは、焼き魚は贅沢品ですよ。

梅寿庵

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夫が、夜もお外で食べたいと言うので、フォーリスのフードコートに行く。私は梅寿庵のガンジーカレーライス(普通)、夫は新特一番のしょうゆラーメン。

ガンジーカレーは、辛さが8段階くらいあって下から3番目位を頼もうと思っていたのですが、直前で日和った私は、最初だからと言い訳しつつ、一番辛くないものを注文。全く辛くなかったので、今度は、初志貫徹してみようかと思っています。

味処佐とう

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平日の昼下がりにぶらぶらできる身分もあとわずか…ということで、一度行ってみたかった、「佐とう」に行く。海鮮に強い居酒屋さんとして知られており、本来なら夜行くべきだけど、まずはランチで。

夫は海鮮丼。私は、うーんうーんと悩んで、鮎甘露煮定食。想像していたよりもあっさりとした甘露煮だった。もっとこってり甘露でも良かったけどなぁ。というか、私はどんどん、甘辛味に強くなっていくなぁ。自分でもビックリだわ。

海鮮丼は、佐とうの看板料理で、ここにお昼を食べに来る人の9割はこれを頼むんじゃなかろうか…という感じ。なんちゅうても、人気の理由は、驚くべき量の刺身の盛りにあります。私もお刺身半分貰って、お腹一杯。お刺身でお腹がふくれるって、すごいわ。

麻婆ササゲ

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直売所の三尺ササゲで、いつもの麻婆。

奥は、かぼちゃとピーマンの煮物。有元葉子さんの『四季を美味しく食べる和のおかず』にあるレシピだけど、作る度に、かぼちゃとピーマンを一緒に炊くだけなのに、なんで、こんなに美味しいのか…と不思議に思う。味付けは、南瓜の上に砂糖、ピーマンの上に醤油を回しかけるだけなのに。

まだまだ暑いのだけど、直売所では、きゅうりよりもかぼちゃに手が伸びるようになっていて、なんとなく体はそろそろ秋の準備をしているのかなぁ…と思ったのでした。

明太子パスタ(高菜)

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高菜漬けの油炒めを食べてしまおうと、パスタにする。ちょっと心許ない量だったので、明太子もプラス。まるで、豚骨ラーメンだな。パンチのある具を2つ入れるので、パスタのゆで汁の塩を控えたのだけど、ちょっと控えすぎたかなぁ。いい塩梅って難しい。

谷中生姜の豚肉巻き焼き

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ちょっと前に作った谷中生姜の豚肉巻き焼きが美味しかったので、もう1回。

今回は、ちょっと奢って、しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を使いましたが、ちょっと脂身が多すぎたような気がする。細切れで作った方が美味しいのか…と、少しがっかりしながら、もう一度、参考にしたサイト(旅スパイス)を読み返したら、最後のほうに、「今回の料理には赤身の多い部位が合うと思います。」とちゃんと書いてあって、最後まで読まないとね…と思いました。

シャドークイーンとゆで玉子のポテサラ。紫と黄色で、なんかえぐい色合いに…。味は悪くなかったですが、見た目が悪かったね…。

水なすときゅうりの塩水漬け。りんごジャム、千鳥酢、しょうゆ少々を混ぜた、甘酸っぱいたれを添えてみる。直売所で「水なす」とあったものの、千両なすそっくりの見た目だったため、半信半疑だったのですが、確かに水なすでした。しかも、美味しかった。疑ってごめん。

鶏葱麻婆丼

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

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鶏もも肉を小さく切って、長ねぎと一緒に、麻婆に味付け。

ご飯に、鶏葱麻婆、高菜漬けの油炒め、つるむらさきのさっと炒めを乗っける。つるむらさきとマヨネーズはよく合うなーと思う。