いい加減買い物に行けや…と自分でも思うのですが、最近、コツコツと冷蔵庫掃除をしているのと、明日、近所にコープがオープンするのでそれ待ち…と言うこともあって、冷蔵庫がカラに近い。こうなると、料理意欲も格段に下がる。材料がないとやる気が出ないとは、まだまだ修行が足りないなぁ。

冷凍庫に、少し前に半額だったから買った鴨ももスライスがあったので（百貨店の肉屋のおばさんが、ピンポイントで「奥さん半額だから買ってってよ」と声をかけてきたので、素直に応じた。鴨を買いそうな顔に見えたのだろうか）、解凍して、ソテーに。鴨自体、ほとんど扱ったことがないのだが、数回扱ったことがあったのはいずれも塊だったので、スライスされたものって、どうやって食べればいいか、ちょっと悩んだ。鴨汁うどんにすればいいのか…と思ったが、なんだか、そういうものを食べたい気分じゃない。

しょうがなく、ただソテーして（スライスされたものをひとつにまとめてから、脂身の部分だけを押しつけてカリカリにしてから、バラして両面をさっと炙るように焼く）、塩胡椒をふって、ブルーベリージャムをベースにした簡単なソース（ブルーベリージャム、バルサミコ酢、しょうゆ）を作って、それをかけて食べた。ほんのり血の味がする肉には、やはり果物のソースはよく合う。

奥のピンク色の物体は、ノーザンルビーという赤いじゃがいもで作ったマッシュポテト。夫が、「フルーチェかよ！」と驚いていましたが、食べると普通に芋です。美味しいです。でも、見た目のせいで、芋好きのハズなのに、夫の食欲があまりなかったように見えました。見た目って大事ですね。