
今日は、ファインドニューズのフレッシュバジルソースで、じゃがいもとモロッコインゲンのパスタ。ソースの中には、松の実もチーズもないので、軽く炒った松の実とすりおろしチーズを後乗せで乗っけて食べました。いい感じ。

今日は、ファインドニューズのフレッシュバジルソースで、じゃがいもとモロッコインゲンのパスタ。ソースの中には、松の実もチーズもないので、軽く炒った松の実とすりおろしチーズを後乗せで乗っけて食べました。いい感じ。

朝ごはんに、徳島で買ってきた、川田まんぢう。私でもひとくちでポイっと食べられる大きさの、薄皮饅頭です。
これね、すごくおいしいです。あんこの甘さが絶妙で、ぽいぽい食べられるけど、決して軽い感じではなく、まんじゅうたべたなーという食べ応えもしっかりある。徳島でしか買えないのかしら。百貨店の銘菓コーナーとかで買えたらいいのにな。

あるものかき集めて。手前は、徳島で買ってきた、谷ちくわ商店の竹ちくわ。しっかりした身のちくわで、食べ応えがあります。
あとは、チン豆腐、自家製塩ラッキョウ、きゅうりの塩もみ、なすの田舎煮、ビーツの葉のオイル煮。
なんとなく冷える日だったので、珍しく、燗酒を飲む。疲れているのかなぁ。

食後のデザート代わりに、福島あかつきももジュース。
販売期間中はJRに乗るたびに2本買うことを自分に課しているのです(JR東日本の改札内にある自動販売機にしか売っていない)。ただ、意外なほどJRに乗る機会がなく、久々にお目にかかりました。やはりおいしいなー。まさに飲む桃。

冷凍していた自家製バジルソースで、じゃがいもとモロッコインゲンのパスタ。
自然解凍してそのまま使いましたが、問題なし。バジル、にんにく、松の実、オリーブオイルで作っていて、これでペーストにした状態で小分けして冷凍。調理時にチーズを加える形です。
ビーツの葉のオイル煮も添える。葉っぱもビーツ味。

食後に、一元屋のきんつば。数年来、定期的に国立劇場に出かけていたというのにこの店の存在を知らなかったなんて、何て迂闊なのか…と思うくらいおいしい。

グラノーラにヨーグルト。夏ミカンジャム。

国立劇場の7月歌舞伎鑑賞教室を見に行ってきました。
演目は、車引と棒しばり。初めて見る人には、すごくいい演目なんじゃないでしょうか。先月の「神霊矢口渡」も悪くはないんですが、後半の人形振りとか歌舞伎の演目的にもちょっと独特の演出だし、救いの全くない話だしで、初心者にはややハードルが高かった気がするので。
「解説 歌舞伎のみかた」は、新悟さんと玉太郎さん。新悟さんは、昨年もやられていて説明上手なのを知っているので、安心して見られました。ただ、年々、若手俳優による「歌舞伎のみかた」を見る度に、本当にこのスタイルで高校生たちは「面白そうだな」「これから見るのが楽しみだな」と思うのだろうか…とも思うようにもなりました。歌舞伎って面白いですけど、その面白さを伝えるのは本当に難しい。もう少し(伝えることの)プロの手を借りて作り込んだ方がいいのではないか…とも思うんですよね。
最後に、ハッシュタグ付きで写真をアップしてください! ということで、写真撮影可タイムが設けられましたが、もう少し、映えるブツを用意してほしい…とは、少し思ってしまった。でも、最近の国立劇場は、いろいろPR頑張っているなぁ、と思います。

2階ロビーには、陶板に印刷された風神・雷神図屏風が飾られていて、もうちょっと正面で撮りたかったんだけど、なぜかスーツ姿の一団が陶板の前でわいのわいのしており、斜めから1枚だけ。ちなみにこれは、昨年からあちこちでロゴを見かける機会が増えてきた「日本博」の助成によるものだそうです。私は「日本博」とは、オリパラ開催国で義務付けられている文化プログラムの一環だと思っていたんですが、検索したら微妙に違うようで、ふーんという感じ。

ところで、「名画を陶板に印刷」ということで、もしやと思ったら、やはり大塚オーミ陶業によるものでした。大塚国際美術館に行ってきたばかりなので、おーと思ってしまう。

歌舞伎が終わって普段だったらサクッと帰るけど、夕方に用事があって、数時間つぶさなきゃいけない。曇っていてそんなに暑くないのを幸い、半蔵門から四ツ谷まで歩いてみる。
四ツ谷駅周辺の、空がスコーンと抜けた感じの風景が好きだったのに、久々に来たら大きなビル(CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷))が建設中で、なんだかがっかり。

四ツ谷で喫茶店と言えばロンだけど、あいにくお休みだったので、サンマルクへ。玉子サンドとチョコクロ。何味のチョコクロか、忘れてしまった。

四ツ谷に何しに行ったかというと、迎賓館(迎賓館赤坂離宮)を見に行ったのでした。2016年から一般見学が解禁になっており、ずーっと一度は行こうかなと思っていたのですが、ようやくタイミングが合った感じ。迎賓館の隣は学習院ということもあり、この辺のエリアはあちこち警備員だらけで、ちょっと強面な雰囲気です。ただ、迎賓館の門番さんは気さくでした。料金は本館と庭園で1500円。和風別館まで見る場合は2000円。ただし、和風別館は要予約です。
内部は撮影禁止ですが、立派なパンフレットがもらえます。現役施設ということもあって、5m置きに警備員がいるという状態ですが、特に威圧感があるというわけではなく、じっくり見られます。歴史もあるし、豪華だし、現役で使われていて興味深い建物ですが、ちょっと面白みに欠けるかなというのが、正直な印象でしょうか。私は、シンメトリーな建物って結構好きなつもりでいたんですが、今回はあまりいい印象に作用しなかった。

時々、和テイストの意匠が隠れキャラのようにあるんですが、甲冑とか、日本刀とか、サーベルとか、勇ましいものばかりだった。もともと東宮御所として作られたものだから、そういう感じになっちゃうんだな。

ネオ・バロック様式の建物ということで、19世紀の帝国主義を体現しているというか、外観の迫力はやはりすごい。ネオ・バロック様式で有名な建物と言えば、パリのオペラ座だそうですが、確かにあれもすごい圧の強い建物ですもんね。日本だと、ほかに代表的な建物は、日本銀行本店とか法務省旧本館(赤れんが棟)とかだそうで。
ちなみに、この反対側は庭なんですが、普通に広場でちょっと残念。

ところで、迎賓館でアフタヌーンティーが頂けるという情報を小耳にはさんでいたのですが(20食限定、1セット4600円)、敷地内にカフェがなく、一体どこで…と思っていたら、前庭の一部エリアにキッチンカーによる飲食スペースがあって、そこで提供されるようです。
風の通り道になっているので、風が強い日はやや微妙かなという気もしますが、天気のいい日は意外といいかもしれません。なお、建物の内部には興味はないという人には、庭だけの入場券(300円)もあるので、それでお茶だけするのも可能です。

迎賓館が意外に早く見終わってしまったので、水道橋に移動して、そこから少し歩いて徳島旅行前に行こうと思って行かなかった、「なっ!とくしま」(あるでよ徳島のアンテナショップ)を併設するコンビニにも寄ってみる。それにしても、どうして徳島県は、他の県のように東京都内に物産館を置かないのだろう(大分県もそうなのだが)。
ぶらっと歩いて、数年来気になっている香港料理の店(香港 贊記茶餐廳)の場所を確認し、ようやく今日のもう一つの目的地へ。

知り合いが上京してきたので、お食事会に呼んでいただいたのでした。主催者は、おいしいものにめっぽう詳しい美食家なので、お任せですよ。出てきたものを食べるのみ。出るもの出るもの美味しいものばかりなので、気を付けるべきはペースのみです。
初っ端に出てきたのが、ホタテをカダイフで巻いて揚げたもの。この下のソースがすごくおいしかったんだけど、もうなにがなんだか忘れてしまった。

前菜盛り合わせ。これで3人前(メンバーは全員で6名)。私と夫と主催者は比較的少食なんですが(年相応の食欲ともいう)、残りの3人が私たちの少食を補って余りあるほどの大食漢ぞろいで、なんというか、全体的に肉々しい会でした。

カツオのたたき。オサレなビストロだと、カツオもこんな風になって出てくるのだ。当然、美味しい。周りにハーブソースをびっしりまとわせ、酸味の効いたドレッシングが、むっちり厚切りのカツオとよく合う。
これでも食べたもののごく一部なのが驚きだけど、あとからあとからどんどん出てくるので、撮っている暇がなかった。おいしかったなー。

帰宅して、一息ついて、届いたばかりの木村農園の天草晩柑で口直し。
今年のは、ここ数年の中でも一番いい。みずみずしさと甘さのバランスが最高。素晴らしい美味しさです。ご馳走様でした。

昨日の夕方、持ち帰りのパックを買って、厳重注意で持ち帰ってきた舩本うどん。べらぼーに暑い時期じゃなくてよかったーと思いつつ、お昼に食べる。
パックに入っていたのは、生めん、刻み揚げ、刻みネギ、スープのパック。麺を湯がいている間に、小鍋でスープを温めて、丼で一つにします。わかめは、八百秀で買ってきた新物の乾燥わかめを戻して、さっとゆがいたもの。私の丼にだけたっぷり盛る(夫は体質的に海藻が食べられない)。
うん、持ち帰りでもおいしい。こういううどんは関東ではなかなかお目にかかれないからなぁ。今度はお取り寄せしようかしら。

食後のデザートに、岡田製糖所の阿波和三盆と、空港で買ってきた和三盆ポルボローネ。
さすが、砂糖屋さんが作るだけあって、和菓子屋さんが作るのと違い、風味が強い。なんていうか、黒糖っぽい感じ。ほろりと崩れて、パンチのある甘さが広がる。ちょっとだけ甘いものが食べたいんだよなという時にぴったり。
ポルボローネも、ほろりと崩れて、ほのかな甘さで美味しい。そうそう、和三盆を使った絞りだしクッキーのレシピを持っていたなぁ、と思い出して(桑原奈津子さんの『お砂糖レッスン』)、涼しくなったら作ろう…と思ったのでした。

朝ご飯に、2個残っていた、壽堂の黄金芋。お茶は、阿波番茶。乳酸菌発酵させてから乾燥させるそうで、ちょっと変わった酸味があります。

今日も早朝から徳島中央公園を散歩。徳島の旅も4日目にしてようやく青空が拝めまして、助任川河岸の景色も清々しい。

今日も、アオサギの集団がすごかった。

今日は、幼鳥も発見。子供は保護色なんだなぁ。

地元のライオンズクライブが寄贈した看板に、城山(徳島城が築かれた山)で見られる野鳥の一覧がありました。オオルリ、カワセミ、ゴイサギ、コゲラ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、メジロ、シロハラ、キビタキ、ムクドリ、ジョウビタキ、ヤマガラ、キジバト、トビ、ツグミ、アオサギ。書き出してみると、沢山いるなぁ。街中の公園とは思えないラインナップ。

今日の朝ごはんは、たかしまコーヒー店へ。地元の人気店らしく、出勤前にお腹に入れていく常連さんや、電話注文で、朝から賑やか。ハンバーグサンドも気になったんですが、朝からあんまり飛ばすのもよくないな…と、モーニングセットから、ハムチーズサンドのセットで。

食後に、もう少し市内をぶらぶら。新町川水際公園でひと休みしていたら、かわいいカモの親子がいて、バシバシと写真を撮りまくってしまった。それにしても、徳島市街は、いい遊歩道が多いですね。
帰宅後に、ネットで徳島新聞を読んでいたら、「アイガモひな新たに4羽誕生」(2019.7.10 18:13更新記事)なんて記事があって、あれ、あの時見た子じゃないの、とちょっとびっくりしたのでした。地方紙って、こういう暇ネタも割と大きな記事で紹介してくれたりすることもあって、結構面白くて好きです。

さらに、街中をぶらぶら。徳島といえば青柳では? と思い、当然ランチですら食べることは叶わないけど、店先くらいは拝んでいこうかとお店を探してうろうろしたり(本店かなと思われる住所まで行ってみたのだけど、よくわからなかった)、「ブラタモリ」の徳島の回(#128阿波踊り、#129鳴門)で登場した場所をめぐってみたり。どうでもいい話ですが、この回で「ブラタモリ」は都道府県全制覇を果たしたそうです(初回放送から10年ほどかかっているそうです)。
上の建物は、阿波踊り誕生の再現ドラマシーンで登場した、料亭しまだ。あたり一帯、夜のお店や接待の時に使うような料理屋さんがひしめいている中で、不思議な存在感を醸し出していました。

街中にぐるりと川(新町川)が巡っていて、本当に気持ちがいい。
道は広いし、きれいに整備されているし、あまり高層の建物はないし、ごちゃごちゃしていなくて、いい街だなーと思うのですが、ひとつ引っかかっているのが、いままで歩き回ったエリアには、大型スーパーと本屋を全然見かけなかったということ。住宅地はもう少し駅から離れたエリアに広がっているってことなのかなぁ。
ホテルに戻って、最後にもう1回温泉に入ってからチェックアウト。荷物を駅前のロッカーに預けて、最後の観光へ。もう時間もないので、市街地にある観光施設をさっと回ります。

ところで、これはホテルのお風呂の出入り口に貼ってあった、振り込め詐欺防止の啓発ポスター。さすが徳島、阿波浄瑠璃なのかー、シブイ。と、ちょっと感心してしまった。阿波十郎兵衛屋敷も行ってみたかったんですが、時間が取れず残念。

やはり、徳島に来て、阿波踊りを生で見ずに帰るのはもったいないので、まずは「阿波踊り会館」へ。特設ステージで、生の阿波踊りが見られます。昼は会館専属の連、夜は有名連が踊ってくれます。これが結構面白い。
ちなみに、見るだけでなく、最後は観客もみんなでステージに上がって踊るのですが(事前に簡単なレクチャーがあります)、最後に、何人かピックアップされて「よく踊れましたよ」ということで、記念品を授与されます。私も、どこがよかったのか選んでいただき、会館オリジナル手ぬぐいを頂戴しました。ありがとうございました。おかげさまで、阿波踊りにかなり興味を持ちまして、帰宅後は、8月末にNHKで放送された、阿波踊りのダイジェスト番組まで見ちゃいました(さすがに、高円寺の阿波踊りは人が多いのでパスしましたが)。
会館2階の窓には、有名連の名入りの提灯が飾られていますが、これでもまだ一部なんですってね。阿波踊り会館HPの有名連紹介ページ、動画もあって、かなり楽しい。

お昼は、もう1回徳島ラーメンも捨てがたかったのですが、昨日食べたパンがとてもおいしかったので(コーヒーも)、再び、可否庵へ。私は、ベーグルセットで、アボカドエビチーズ。中身もたっぷり、サラダもたっぷり。サーブされたときに、「食べにくいかもしれないけど、ごめんね」といわれたんですが、食べづらさは全くありませんでした。
ベーグル自体がものすごくおいしくて、程よい歯ごたえで、気合入れてかみ切らないとダメってこともなく、とにかくおいしい。中身も、アボカドが程よくマッシュされていて、エビとチーズも食べやすいサイズに切り分けられていて、ベーグルとしっかりなじんでいて食べやすい。ベーグルサンドってのは、ほぼ、食べるのにやや不都合があるものだと思っていたのですが、普通のサンドイッチのように食べられるものもあるんだなぁ。おいしかったなぁ。
ランチタイムだったのですが、ふとまわりを見ると、ちょっとおしゃれな感じの若い女性の一人客が目立ちました。そうだよな、昼休みくらい、人に気を遣わずに過ごしたいよね。
ひとつ悔やまれるのは、店頭に、オーバッシュクラストのベーグルがいろいろ置いてあったのに、なにひとつ買わなかったこと。旅先でパンって…と、一瞬躊躇したのがまずかった。荷物は大きくなってもいいから、欲しいものは買って帰らんと。

照りつける日差しを避けるべく、徳島城博物館と、併設の旧徳島城表御殿庭園へ。このお庭が素晴らしかったです。入場料は、博物館が200円で、庭は50円なんですが、これで50円はすごいな。

お庭を作ったのは、上田宗箇という茶人だそうですが、阿波青石を贅沢に使ったダイナミックな雰囲気のお庭で、大変素敵でした。検索したら、元武士で、古田織部のお弟子さんなのですね。

全然人がいなかったので、足を踏み入れていいエリアとダメなエリアが全然わからず、ちょっとドキドキしました。ところで、検索していたら「おにわさん」というサイトを発見しまして、なんだかすごいなぁ…と思ったので、リンクを貼っておきます。

こんなところにも、アオサギの子。どうやってきたんだろう。もう、飛べるのかな。

時間的に、立ち寄れるのはあと1か所くらいかな…といった微妙な時間帯。早めに空港に行って手じまいしちゃうのもありだったけど、まぁせっかくだからと、ひょうたん島クルーズへ。結論としては、ここ行ってよかった。気持ち良くて、水辺の街・徳島を十二分に堪能しました。
なお、船賃は無料ですが、保険料として300円が必要です。ライフジャケットを着用して乗船します。遊覧時間は30分ほどです。

ボートは10名ほど乗船可能な大きさなんですが、この時はたまたま乗客は私たちだけで、貸し切り状態。船頭さんも気さくな人で、いろいろ解説しながら進んでいきます。思ったよりスピ―ドを出していて、風切る感じが気持ちいい。そういえば、「ブラタモリ見ましたよ」と言ったら、タモリさんは3月9日に来たなぁ、と言っていました。
上の写真は、「お城(徳島城)の松だよ」といわれて撮影したもの。藩政時代からの松だそうで、そう聞くと、ありがたみがぐっと増す感じ。

眉山です。万葉集にも歌われている美しさですからと、誇らしげに説明してくれる様子が、街の大事なシンボルなんだなぁという感じが伝わってきて、私もなんだか敬虔な気持ちになります。ちなみに歌は、「眉のごと 雲居に見ゆる 阿波の山 かけて漕ぐ舟 泊しらずも」。

市街地の中にぐるりと川が巡っているだけあって、とにかく橋も多い(全部で22)。しかも、水面が高いので、結構ギリギリ。平日は15時40分が最終ですが、なぜかというと、それ以降潮位の関係で水位が上がるからだそうです。

橋の下を通るたびに、ちょっとドキドキ。私が乗った時間はまだお昼ちょいすぎでしたが、ここ数日の雨の影響もあって、もうすでに、たっぷりめでした。
それにしても、30分とは思えないほどの充実したクルーズでした。7月8月は夜もやっているそうで、そうか、昨日でも一昨日でも夜に乗りに来ればよかったな、と。きっと、気持ちいいし、きれいだと思います。

さて駅前に戻って、最後に、もう一度味わっておこうと、舩本うどんで、鳴ちゅるうどん(徳島うどん)。やっぱりおいしい。そして、少し残念だったのが、メニューを見て気になっていた「ばら寿司」が、今回も品切れだったこと。写真を見ると、金時豆が入っているようなので、ってことは、「金時豆入りかきまぜ」なんだろうなぁ。
徳島では、いわゆる「ちらし寿司」のことを「かきまぜ」と呼ぶそうで、私の好きな庄野潤三の晩年シリーズでは奥様が頻繁に作るシーンが出てきます。機会があれば食べてみたいな、と思っていたのですが、そもそも今回の旅行ではご飯ものを食べる機会がほとんどなかった。これもまたの機会に持ち越しです。
食後は、お土産物色タイム。夫は、俺、コーヒー飲んで待ってるわというので、「行ってみたい店リスト」の中から森珈琲店という喫茶店を勧めたら、とってもいい喫茶店だったとのことです。

パンパンになったコロコロを引っ張って、空港行きのバスに乗る。さようなら徳島。

行きは18時間もかけて行ったのに、帰りは飛行機で1時間。むしろ、羽田から自宅までのほうが時間がかかるわって状態。飛行機ってすごいよな。
荷物を解いて、風呂入って、徳島のソウルフード、金ちゃんヌードルで一息入れる(ちなみにこれは、旅行前に交通会館の徳島・香川トモニ市場で買ったもの)。カップヌードルより優しい味わいで、好きだな。

食後に、菓游 茜庵のほんわらび。これが、また、とってもおいしい。本当はね、ここの本店のイートインでお茶したかったんだけど、行けなかったので、そごうの地下で購入。雰囲気のいいお店だったし(順番待ちの間に、じゅうす すだちを出してもらった)、お菓子もすごくおいしかったので、今度はぜひ。お茶は、あるでよ徳島で買ってきた、阿波藍茶。かすかな酸味があって、お茶というか、ハーブティーみたいな味わいでした。
ホント、徳島の旅、楽しかったです。初めて四国上陸も果たしたし、色々まわれて、大満足の旅でした。

せっかくなので、少し早起きして、徳島中央公園まで散歩してみる。徳島城の石垣がかなりの距離で残っており、これだけでもかなり往時の雰囲気がしのばれます。阿波青石がみっしり積まれていて、美しい。街中同様、とても歩きやすい遊歩道が整備されていて、朝ランやウォーキングに励む市民の方が、結構おられました。

なんだか雰囲気のある崖やね…と思ったら、海蝕痕でした。山頂のほうは、未だに原生林が残っているそうです。ちょっとひっそりした雰囲気があって、よい感じなのです。

官公庁系のサイトに適切なページが見当たらなかったので、案内板の写真も貼っておく。

ん、何か、どぶ池のような生臭さが漂う…と思いつつ、見上げると、アオサギの大群が木に止まっていて驚いた。

私のスマホの性能ではこれが精いっぱいなんですが、肉眼で見ると結構な迫力。頻繁に飛び回っており、悠々と空を飛ぶアオサギの姿をたっぷり堪能できるのもとてもよい。繁殖期だったのか、幼鳥もちらほら見かけました(かわいい)。

ふいに視界が開けたと思ったら、川。助任川です。天気がいまいちなのでアレですが、非常に気持ちの良い景色です。ごく普通に水辺のある街って、ちょっとうらやましい。

給水栓ボックスも、阿波踊り。

「竜王さんのクス」という愛称を持つクスノキ。もう少し近寄って見てみたかったのですが、雨上がりで足元があまり良くなかったので断念。室戸台風で倒れてしまったのですが、なぜか伐採されず、そのまま放置されたおかげで、生き残った一部が枝をのばし、迫力ある姿になっています。

なかなか官公庁系のサイトにちゃんとした説明を掲載したものがないので、詳しい説明はここ(人里の巨木たち)やここ(巨樹と花のページ)を見るのが良さそう。この2つのサイトとも、ホームページの形態から判断するに、20~25年ほど続けれおられそうな雰囲気ですが、すごいなぁと思う。

徳島鉄道年表の碑。旅先では駅弁をチェックするのが楽しみなんですが、徳島って実は、駅弁業者のいない県なんですってね。これ知ったときにはびっくりしましたが、そもそも鉄道ファン的には、電車の走っていない県として知られているそうです(徳島駅には、JR四国の4路線が乗り入れているが、すべてディーゼル車)。
ちょっと街中を歩いてみた感触でも、長距離バスが日常的に活躍している雰囲気があって、本州の大都市行きの車両もたくさん見かけました。短距離の移動は自家用車が担っているでしょうし、電車の出番はあまりなさそうな気もします。

この隣には、8620型蒸気機関車が展示されていました(NHK新日本風土記アーカイブス「みちしる」で走っている姿が見られます)。昭和46年に廃止になって、ここで保存されているそうです。海蝕痕、貝塚、原生林、石垣、クス、蒸気機関車と、いろんなものがここに残されていて、この公園はタイムカプセルみたいな存在だなとも思いました。歩いていて、非常に楽しかったです。

本当は、城山の頂上、天守跡も見てみたかったんですが、時間切れ。朝ご飯を求めて、可否庵という喫茶店に向かいます(おでかけコロカルの記事はこちら)。そういえば、隣のしまだお好み焼き店もリストに入れていたお店のひとつなんですが、今回は寄れなかったなぁ。

店内に入ると、常連さんと思しき方がふたりほど。でも、一見の旅行者でも入りやすい雰囲気です。一応確認しましたが、奥のテーブル席に座ってゆっくり食事できました。モーニングメニューも色々あって少し悩みましたが、トーストセットで。バタートーストも、サラダも、コーヒーも、全部おいしかった。
パンは、地元の人気店O-ba’sh crust(オーバッシュクラスト)というお店のものだそうですが、パン自体とてもおいしい。焼き加減も素晴らしく(この、切れ目を入れてくれているのがすごくいい)、厚切りのトーストも、ペロッと食べられました。

満腹になったし、もう十分、あちこち出かけた気分になりましたが、実際は今日の本番はここから。今日は1日、大塚国際美術館で過ごすのです。というか、今回の徳島行きは、「フェリーで徳島に行って、大塚国際美術館に行く」のが最大の目的だったので。逆に言うと、それ以外、徳島に行って何をする? というのが、思い浮かばなかった…というのもあります。
徳島まで来てみると、いろいろ見るところもあるなぁというのも分かったんですが、東京でプランを練っている間には気づけなかったです。旅行プランを練るのって、難しい。
徳島駅から大塚国際美術館へは、路線バスで行くのが基本なんですが、オープンは9時半なのに、平日の始発は9時(片道90分ほどかかる)。ということで、電車で行くことに。所要時間はあまり変わらないものの、開館時間に合わせて出発できるのは大きい。おかげで、四国で初めて電車(正確には列車)に乗ることが出来ました。軽く乗り鉄なので、嬉しい。

徳島駅から鳴門駅までは、鳴門線で1本。正確には、徳島駅から勝瑞駅までは高徳線だが、鳴門線がほぼ全線乗り入れしているので、池谷駅で乗り換えすることなく1本で行ける。勝手なイメージで、東京ほど混雑電車じゃないだろうと気楽に乗り込んだら、ちょうど通学時間帯だったようで、かなりの満員電車。ほぼ全員が熱心に教科書やノートを読んでいたので、どうやらテスト期間中だったようです。ほとんどの学生さんが勝瑞駅で降りたので、徳島北高校の学生さんだったのかな。
1時間ほど揺られて、鳴門駅に到着。終着駅を示すマークの付いた車止めがあったので、何となく撮影(六角さんの真似)。

ここから徳島バスに乗り換えて、大塚国際美術館前まで。土地勘が全くないので、隣の市でしょと、徳島市から鳴門市までの移動を甘く見ていたんですが、電車だけで1時間。バスは20分ほどですが、バス待ち時間を含めると30分ほどかかるわけで、ざっくり1時間半。
そういえば、最初は鳴門駅前のバス停で待っていたんだけど、ただ待つのに飽きた夫が、少し歩いたところにある鳴門郵便局前のバス停から乗れば、ここより一足早くバスに乗れるぞと言い出して、地味に暑い中をふらふらと歩いて移動。実際、駅前で待っていた人達よりも早く乗れたのですが、駅前から乗り込んでくる人もさほど多くはなかったので、そのまま駅前で待ってから乗っても、普通に座れた気がする。バスを待っている間に朝顔がきれいに撮れたので、よしとするか…。

天気は悪いけど、海沿いの道はやっぱり気持ちいい。大毛島に入ったら、いくつか大きなリゾートホテルがあって、ああそうか、大塚国際美術館をメインにするんだったら、この辺に泊まってもよかったのか、と気づいた。海岸もきれいだったし、大鳴門橋周辺に公園とかいろいろあるみたいだったし、のんびりできて良さそう。実際、この辺から乗り込んでくる団体がちらほら。

やっと、大塚国際美術館着。大型バスが何台も止まっており、色んなルートでお客さんがやってきているんだなぁと、ぼんやり思う。美術館の向かいに、竜宮城みたいな建物があって、何かしら? と思ったら、潮騒荘という建物で、もともとは大塚製薬の創業家の自邸で、現在は会社の迎賓館(社員用の保養所)として利用されているようです。ところで、検索していたら、この建物、別名「竜宮城」というらしいです。まさに。

この美術館は、地下3階、地上2階の5階建てですが(フロアマップ)、メイン施設はほぼすべて地下にあり、地上に出た部分はおまけみたいな構造になっています。本当はガツンと山の上に立てるつもりだったそうですが、景観条例か何かに引っかかって、ほぼすべての建物を山の中に作らざるを得なかったとのことです。それって、箱根のポーラ美術館に似てるなぁと思いました(ここも素敵な美術館です)。最初は、なんでこんな手間をかけてここに作るのかと疑問だったんですが、創業家にゆかりの土地に建てたかったんですね。それにしても、山をくりぬいて美術館を作るって、もう字面だけですごい。
正面玄関でチケットを買って、入場してすぐのところにある40mのエスカレーターを上って、まずはB3へ。真ん中に階段もありますが、当然、ここを上る人は皆無でした。入場したらすぐ地下3階って、不思議な感じがあります。

まずは、この美術館のアイコンともいえる、システィーナ礼拝堂がお出迎え。本物を見たことはないですが、なんというか凄い。圧倒される。ここだけで何十分も見入ってしまう。ここで毎年、システィーナ歌舞伎が上演されていますが、やっぱり一度くらいは観てみたいものだなぁ。

ここは、米津玄師が2018年の紅白で生中継で歌った場所でもあるそうで、その時の記念パネルも。

大塚国際美術館は、いくつか実際に行った人のブログなどを見ていて、「ガイドツアーで回ったほうがいい」というアドバイスがあったので、まず最初は2時間のツアーでざっくりひとまわり(定時ガイドの案内)。
結論として、絶対ツアーで回ったほうがいい。無料だし。とにかく点数が多いのでさっくり見てしまいがちなので、ツアーはほんとにありがたかった。体力のない私は、「最後の晩餐」あたりに到着した時はすでにヘロヘロで、ガイドさんがいなかったらもっと雑に見ていたはず…(「最後の晩餐」は、修復前と後を向かい合って展示しており、見比べると大変面白いです)。
陶板なので写真撮り放題だし(撮りまくった)、有名なもの、貴重なものはすべて収集(制作?)するぞという貪欲なコレクション内容なので、普通の美術館よりもラフに楽しめる感じでとてもよかったです。数年前にこの美術館の存在を知ったときは「超メジャーな絵画の原寸大の偽物を1000点以上並べた美術館」という紹介のされ方だったので、「何のギャグ?」と思ったものですが、実際に行ってみると、陶板の再現力はすごいし、大真面目な美術館でした。なお、休日だと、企画性の高いものや、美術評論家さんがガイドしてくれるツアーもあります(事前予約制)。それもちょっと参加してみたかったな。
ツアーを終えて、お昼ごはん。ご飯が食べられるところは3か所あるけど、一番、食堂っぽい食事が食べられる「カフェ・ド・ジヴェルニー」で。私は、何となく鳴門っぽいイメージを求めて鯛炙り丼、夫はヴィーナスカレー(シーフードカレー)。夫のカレーの器はホタテ貝型で、それはまさに、アレ(ヴィーナスの誕生)ですな…。器のインパクトが結構強くて、カレーを頼んだ人はたいてい最初にこれを見て、ふふっと笑っていたのが、ちょっと面白かった。
こういう施設のご飯というのは、高いだけであまり…というイメージがあるんですが、ところがどっこい、両方とも程よい価格でなかなかおいしくて、私の中で大塚製薬のイメージが上昇。我ながらちょろい奴。

少し休憩して、今度は改めてじっくり見て回った後に、再び、「カフェ・ド・ジヴェルニー」で休憩。モネの池を眺めながら、モネの「水連:緑のハーモニー」をイメージした、完熟メロンのハーモニーパフェ。このパフェは、かなりおいしかったですよ。おかげで、私の中で、大塚製薬のイメージが…(以下略)。
一応、まわれるところは全部回ったつもりなんですが、さすが全部見ると4キロ歩くことになるというだけあって、最後はバテバテ。見終わって、余裕があったら、鳴門の渦潮も見たいななんて思っていたんだけど、体力的にも時間的にも無理でした。あと、お庭が気持ち良い空間なんだそうですが、天気が悪かったので出られずに、ちょっとそれが残念でした。今度行くときは、鳴門周辺で宿をとって楽しみたいです。

また2時間近くかけて、徳島駅前のホテルに戻り、3つ目のミッションにしていた「鳴ちゅるうどん(なるちゅるうどん)」を求めて、駅前をふらふら。早く気づけよって話なんですが、鳴ちゅるうどんって、実は鳴門市のご当地グルメ。徳島市内もないわけじゃないけど、少ない。
駅前のそごう(アミコ)の地下に、舩本うどんの支店があることが分かったので、そこで晩ご飯。鳴門うどんにわかめトッピング。
うー、これ、すごく好きだな。やわらかくて不揃いで平べったい手打ち麺、あっさり澄んだお出しに、刻み揚げとネギ少々。優しい味で、身体に染みる。私、麺にコシはそんなにいらないタイプなので、このうどんはかなり好き。おいしいわー、毎日でもいいなー。

阿波踊り会館で阿波踊りの夜の公演を見に行くというチョイスもあったのですが、体力的に無理そうだったので、そごうのデパ地下でちょっとお惣菜を物色して、ホテルでゆっくり。
夫がわざわざ見晴らしのいい部屋を指定して取ってくれていたので(結婚記念のお祝いを兼ねての旅行なので、少し奮発してくれたようです)、カーテンをあけるとぐるりと駅前が見渡せて、ちょっといい感じなのです。ありがとう、夫。向かいに見える駅ビルの屋上のビヤガーデンが大盛況で、夏なんだなぁと思いました。