日別アーカイブ: 2012/04/25

青山

青山 by nekotano

最近はもうかなり温かくなってきているので、夜の分まで弁当を用意するのはちとコワい。昼の分ですら、ふたの裏にわさびを塗りたくって、保冷剤を添えて持って行っているくらいですから。

昼夜の間が40分ほどあるので、三越に行って弁当を調達。往復してみて初めて気づいたけど、演舞場と三越って、結構距離あるのね。ちょっとしんどかったです。

迷う時間などぜんぜんなかったので、お弁当コーナーの一番手前にある、「懐石料理 青山」のちらしずしを購入。1000円なんですけど、ちらしずしにおかずもついていて、とってもお得なお弁当でした。お寿司も、おかずも、とってもおいしい。また買おう。

お芝居は、五段目、六段目、七段目、十一段目でしたが、一番楽しみにしていたのが五段目。というのも、去年、立川志の輔さんの独演会で、「中村仲蔵」を聞いていたからです。

落語がお好きな人ならご存知だと思いますが、初代中村仲蔵を主役にしたこのお噺のハイライトは、仮名手本忠臣蔵の五段目で斧定九郎を演じるところなんです。去年の国立の通し狂言でも五段目はカットされていたので、観れて満足。獅童さんが演じていましたが、素敵でしたよ。早野勘平は亀治郎さんでしたが、こっちも超素敵。疲れましたけど、昼夜通しで見てよかったなぁ。

お弁当

お弁当 by nekotano

今日は、新橋演舞場の五月花形歌舞伎を観に行っていました。今月は仮名手本忠臣蔵の、大序、三段目、四段目、道行、五段目、六段目、七段目、十一段目を上演するってことで、もう昼夜で見ちゃうぜと、一気に通し観劇を敢行。

ただ、この日は、六月大歌舞伎の発売日と重なっており、ギリギリまで夫にチケットの取り方をレクチャーしていたのですが、結局私が取ったほうがいいだろう…ということで、チケットを取ってから出かける羽目に(結果的にこの選択は正解だった。夫ではあの使いづらい松竹Webを使って、短時間で希望の席を注文するのは不可能)。大序ってあんまり上演されないみたいなので結構楽しみにしてたんですが、まぁ仕方ない。30分遅れで入場したので、大序の一番見たい部分は観れなかったですが、まぁまたのお楽しみってことで。

いろいろ聞いていた話の通り、菊之助さんの塩冶判官が本当に素晴らしく。松緑さんの高師直は、もともと松緑さんは小顔の上、まだ肌もぴちぴちですからシワを書きまくったメイクをしており、それがマモーっぽいなぁ…と言う感想が先だったものの、それをアタマから追い出せば、本気でヤなジジイを熱演。素晴らしい。

今日は午前の部に関しては弁当持参。若竹煮のたけのこを使って、2品。根元に近い部分は小さく切って梅肉で和える。もう一つは、「かえる食堂 干したり漬けたり」(松本朱希子)のたけのこつくね。これね、すごくおいしいんですよ。クレソンの軸とピーマンのさっと炒め、甘い玉子焼き。酢飯に、いかなごの釘煮。今日のお弁当は、なかなか見た目も麗しい出来栄えでした。満足。

あてるい

あてるい by nekotano

夫の仕事が一段落したので、まぁよかったわね、お疲れ様的な外食を。恵比寿にある「あてるい」というお店に連れて行ってもらいました。生ものの嫌いな夫ですが、ここの生ものは大変美味なんだそうです。

好きなものを頼みなさいというので、遠慮しながらも、結局は、(生ものに関しては)上から下まで順繰りに頼む…という、結果的には暴食に近い食べっぷり。ツブ貝とほっき貝のお造りを口開けに、サクラマス、しめさば、ボタンエビ、焼き牡蠣3個、生牡蠣1個、甘えび、かれい、さんまのピリ辛漬け焼き。あと、アスパラのバター焼き、行者にんにくの卵とじ。お酒は、ちっこいビール飲んだ後、田酒、新政、日高見。最後に、うに丼でシメ。おいしかったなー、ごちそう様。

今日は夫のおごりなのか…と内心期待していたのですが、出したカードが共通口座のカードだったので、あ、割り勘なのね…と、少しがっかり(いつものことです)。でも、帰りのタクシーは全部出してもらったので、文句は言いません。私にしてはよく飲んだので、帰りの電車は厄介。タクシーもご馳走です。って、それは違うか。

● ぐるなび – あてるい