日別アーカイブ: 2013/06/24

ぴょんぴょん舎 GINZA UNA

ぴょんぴょん舎 by nekotano

杮葺落六月大歌舞伎の第3部を観に行きました。今日は夫も一緒に。

今日の演目は、「御存鈴ヶ森」「助六由縁江戸桜」の2本。ここ3カ月の杮葺落公演で上演された舞台のうち、5月の「廓文章」と、今月の「助六」さえ見れれば、もうそれでいいや…くらいに思っていたので、今日は本当に楽しみに出掛けました。

アホなわたしは、1等席を取りはぐって今日も3等席だったのですが、七三はギリギリ見える席で、値段を考えればなかなか良い席でした。出端(助六が一番最初に登場するシーン。花道で所作のようで所作でない不思議な連続ポージングを行う)は全滅なのは残念でしたけどね…、このお楽しみは次の機会に取って置くことにしましょう。

助六の前に「鈴ヶ森」。一度、勘三郎さんと吉右衛門さんので観ていて、それがすごく面白かったのですが、今回の梅玉さんと幸四郎さんのコンビも面白く観ました。

お目当ての「助六」ですが、私は生で見るのはこれが2度目。以前に見たのも、海老蔵さんの助六だったのですが(2010年5月の新橋花形)、今回は脇が違う。左團次さんの意休、吉右衛門さんのくわんぺら門兵衛、又五郎さんの朝顔仙平もよかったが、極めつけはやはり菊五郎さん扮する白酒売新兵衛の登場シーン。さよなら公演の録画はテレビで見たことがあって、それも本当に面白かったのだけど、3年経った今も面白さに変わりなかった。ホント面白いよなぁ。

菊五郎さんともう一つ楽しみにしていたのは、通人里暁をやる三津五郎さん。評判通りものすごく面白かった。「じぇ!」と驚く間合いが素晴らしい。「いつくぐるの? 今でしょ!」ともうひとつの流行語をきちんと挟み、股潜りの前にはファブリーズと小道具も抜かりない。潜り終わった後には、携帯を出して「つぶやいておこう」、「ついでに海老蔵さんのブログも見なくちゃ」と続けて笑いを取ったと思ったら、ここからはほろっと泣かせる台詞を言って、客席の雰囲気をきれいにまとめ上げてから退場。上手すぎる。

面白かったところをいちいちあげていくときりがないですが、まぁとにかく楽しかったと云う事で。様式美のオンパレードなので、知識があってもなくても楽しめるし、その割に現代的な解釈で見るのも可能なので、理屈抜きで楽しめるところがいいんですよねぇ。楽しかったなぁ。

幕間に、墨絵のパンをかじったのですが、終演後にお腹が空いたので、ぴょんぴょん舎 GINZA UNAに寄って、盛岡冷麺と生ビール。

以前は、冷麺やじゃじゃ麺だけを気楽に食べられる軽食屋風の店舗もあったのですが昨年閉店しちゃってですね、しょうがなくGINZA UNA店に行ってみたのです。思った以上に高級焼肉店風情でちょっと焦りましたが初志貫徹。つうか、こんな夜遅くから焼肉なんか食べれませんて(店からすれば安い客で申し訳ない)。

しかし、久しぶりに食べた冷麺は美味しかった。夏ですね。

もやしラーメン

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
もやしラーメン by nekotano

なんとなく台所に立つのが億劫だったので、プチモンドでパンでも買ってくるか…と思って行ったら、定休日だった。近所の店ほど何の考えもなしに行くので、定休日に引っかかることが多い…。

うーんと考えて、ああ袋ラーメンあったなと、もやしと貝割れ菜だけ買って帰宅。「究麺」(味噌)の麺をもやしと一緒に茹でて、あとは表示の手順通りに作る。慌てていたようで、最後に貝割れ菜を乗せるのをすっかり忘れてた。

一瞬、しまった、水多かったかな…と思いましたが、よーく混ぜると案外そうでもなく。ものぐさで麺と一緒に茹でましたけど、でも、別々にしたほうが美味しいよな…と思いながら食べました。インスタント食品と言っても、手抜きしたらイマイチなのは、普通の料理と同じだなぁ、と。