日別アーカイブ: 2013/06/25

ダル

ダル by nekotano

お昼のサグパニールが1人前だけ残っていたので、晩御飯はこれを半分こし、ダルを添える。

ダルとは、簡単に言うとカレー風味の豆スープって感じでしょうか(そもそも、「ダル=豆」という意味)。日本で言うところの味噌汁に相当する食べ物だそうです。レシピはではマスールダル(皮なしレンズ豆)とありましたが、なかったので、ムングダール(皮なし緑豆)で。

うっかりレッドチリを少し多めに入れてしまってちょっと辛かったのですが、蒸し蒸しした日に食べるスパイス料理ってのは、身体がすっきりして気持ちがいい。

あとは、きゅうりとかにかまのサラダ。

そういえば、このサグパニール、夫は昼も夜も無言で食べていたので、夫にはまぁまぁだったかな…と思ったのですが、後で聞いたら「ものすごく美味しかった」そうで。何故食べてる時に言わん、と聞いたら、「あんまり、『おいしい』って言いながら食べるのって、アホみたいじゃない?」って。分かるような気もするのだけど、でも、黙って食べられても、まぁちょっと困るのよね…。

サグパニール

サグパニール by nekotano

2日ほど前にパニールを作っていたので、もういい加減食べないとヤバいよ…ということで、サグパニールに。正しくは、パラクパニールでしょうけど、まぁいいか…。

パニールは、牛乳1リットル、生クリーム150cc、レモン汁1個分(大さじ2ほど)を鍋に入れて中火にかけ、いわゆるカッテージチーズを作る要領で加熱する。牛乳が分離してきたらペーパータオルを敷いた網に流し入れ、そのままペーパーで包んで重石をかけて(半日~1日)、しっかり水分を抜く。ここまでを2日ほど前にやっており、ラップに包んで冷蔵庫保存していました。

普段は、この段階で調理に使ってしまいますが、今日はレシピ通り素揚げもちゃんとやる。180度の油で表面に焦げ目ができる感じにカリッと揚げたら、粗熱を取って、食べやすい大きさのさいの目に切る。

カレー本体は、『ナタラジレシピブック』に従って作りました。ちなみに、ナタラジのカレーはヴィーガン仕様なので、サグパニールのパニールは厚揚げで代用しています。厚揚げで一回作ってみると、ほとんどパニールと変わらないので(味、食感とも)、本当に驚くと同時に、若干空しくなります。手間は段違いなのに、仕上がりはあんまり変わらないんだもの。

ただ、今日のサグパニールは、今まで作った中で一番美味しかったんです。

理由をあれこれ考えてみましたが、思い当たるのは、パニールをちゃんと作ったから…としか思えない(そう思いたい)。厚揚げでも十分なんですけど、手間をかけて作るのにも意味はある…という事にしておきたい…。