日別アーカイブ: 2013/06/16

セロリと鶏肉のレモン煮込み

セロリと鶏肉のレモン煮込み by nekotano

長尾智子さんの『やさい歳時記』にある、「セロリと鶏肉のレモン煮込み」がとってもおいしそうだったので、さっそく作る。

長尾さんって、酸味の効いた料理が殊に多いイメージがあるのですが、この料理もしっかりレモンが効いていて、食べていて気持ちのいい味。本ではこれは春の料理という扱いだったのですが、むしろ、今の時期のほうが合っているんじゃないか、という気がしました。

ちょっと変わってるなぁと思ったのは、まず最初に鶏肉を食べやすい大きさに切ってから、レモン汁+しょうが汁で半日マリネすることです(塩は使わない)。これをグリーンオリーブと一緒にオリーブオイルを垂らしたお湯で煮て、柔らかくなったらセロリを加えて煮る。大筋ではこんな感じ。塩を使うのは最後だけ。ま、オリーブがあるのでそんなに要らないってのもあるんですが。

あんなにレモン汁に漬けこんだのだからお肉は相当酸っぱいのかな…と思いきや、意外とそうでもなく、酸味はセロリがほぼ吸い込んでいたという感じ。普段自分では作らない(作れない)タイプの味付けでしたが、かなりおいしかった。やっぱり、長尾さんの料理って、何だかしゃれてるなーと思います。

本だと、付け合せは雑穀と一緒に茹でた米でしたが、今回は豆で。これも合ってます。

夫がこの料理がダメだったときのために、サブはマッシュルームのサラダ。でも、夫も美味しく食べてたので、まぁよかったです。