月別アーカイブ: 2012年4月

残り物ごはん

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残り物ごはん by nekotano

昨日のお弁当の残りをお皿に盛って、冷蔵庫に入れておいたんだけど、案の定夫は手を付けてなかったので、私が朝ごはんに食べる。おいしいのになぁ。

青山

青山 by nekotano

最近はもうかなり温かくなってきているので、夜の分まで弁当を用意するのはちとコワい。昼の分ですら、ふたの裏にわさびを塗りたくって、保冷剤を添えて持って行っているくらいですから。

昼夜の間が40分ほどあるので、三越に行って弁当を調達。往復してみて初めて気づいたけど、演舞場と三越って、結構距離あるのね。ちょっとしんどかったです。

迷う時間などぜんぜんなかったので、お弁当コーナーの一番手前にある、「懐石料理 青山」のちらしずしを購入。1000円なんですけど、ちらしずしにおかずもついていて、とってもお得なお弁当でした。お寿司も、おかずも、とってもおいしい。また買おう。

お芝居は、五段目、六段目、七段目、十一段目でしたが、一番楽しみにしていたのが五段目。というのも、去年、立川志の輔さんの独演会で、「中村仲蔵」を聞いていたからです。

落語がお好きな人ならご存知だと思いますが、初代中村仲蔵を主役にしたこのお噺のハイライトは、仮名手本忠臣蔵の五段目で斧定九郎を演じるところなんです。去年の国立の通し狂言でも五段目はカットされていたので、観れて満足。獅童さんが演じていましたが、素敵でしたよ。早野勘平は亀治郎さんでしたが、こっちも超素敵。疲れましたけど、昼夜通しで見てよかったなぁ。

お弁当

お弁当 by nekotano

今日は、新橋演舞場の五月花形歌舞伎を観に行っていました。今月は仮名手本忠臣蔵の、大序、三段目、四段目、道行、五段目、六段目、七段目、十一段目を上演するってことで、もう昼夜で見ちゃうぜと、一気に通し観劇を敢行。

ただ、この日は、六月大歌舞伎の発売日と重なっており、ギリギリまで夫にチケットの取り方をレクチャーしていたのですが、結局私が取ったほうがいいだろう…ということで、チケットを取ってから出かける羽目に(結果的にこの選択は正解だった。夫ではあの使いづらい松竹Webを使って、短時間で希望の席を注文するのは不可能)。大序ってあんまり上演されないみたいなので結構楽しみにしてたんですが、まぁ仕方ない。30分遅れで入場したので、大序の一番見たい部分は観れなかったですが、まぁまたのお楽しみってことで。

いろいろ聞いていた話の通り、菊之助さんの塩冶判官が本当に素晴らしく。松緑さんの高師直は、もともと松緑さんは小顔の上、まだ肌もぴちぴちですからシワを書きまくったメイクをしており、それがマモーっぽいなぁ…と言う感想が先だったものの、それをアタマから追い出せば、本気でヤなジジイを熱演。素晴らしい。

今日は午前の部に関しては弁当持参。若竹煮のたけのこを使って、2品。根元に近い部分は小さく切って梅肉で和える。もう一つは、「かえる食堂 干したり漬けたり」(松本朱希子)のたけのこつくね。これね、すごくおいしいんですよ。クレソンの軸とピーマンのさっと炒め、甘い玉子焼き。酢飯に、いかなごの釘煮。今日のお弁当は、なかなか見た目も麗しい出来栄えでした。満足。

あてるい

あてるい by nekotano

夫の仕事が一段落したので、まぁよかったわね、お疲れ様的な外食を。恵比寿にある「あてるい」というお店に連れて行ってもらいました。生ものの嫌いな夫ですが、ここの生ものは大変美味なんだそうです。

好きなものを頼みなさいというので、遠慮しながらも、結局は、(生ものに関しては)上から下まで順繰りに頼む…という、結果的には暴食に近い食べっぷり。ツブ貝とほっき貝のお造りを口開けに、サクラマス、しめさば、ボタンエビ、焼き牡蠣3個、生牡蠣1個、甘えび、かれい、さんまのピリ辛漬け焼き。あと、アスパラのバター焼き、行者にんにくの卵とじ。お酒は、ちっこいビール飲んだ後、田酒、新政、日高見。最後に、うに丼でシメ。おいしかったなー、ごちそう様。

今日は夫のおごりなのか…と内心期待していたのですが、出したカードが共通口座のカードだったので、あ、割り勘なのね…と、少しがっかり(いつものことです)。でも、帰りのタクシーは全部出してもらったので、文句は言いません。私にしてはよく飲んだので、帰りの電車は厄介。タクシーもご馳走です。って、それは違うか。

● ぐるなび – あてるい

納豆ごはん

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納豆ごはん by nekotano

納豆ごはんにキムチ、若竹煮。この組み合わせは、若竹煮への冒涜かもしれん…とは思ったものの、それぞれはおいしいので許してくださいと思いつつ食べる。

ソーセージとクレソンのピザ

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ソーセージとクレソンのピザ by nekotano

モッツァレッラチーズを食べちゃわないといけんなぁ…と、ピザを焼くことに。生地はかなりいい加減に作ったのですが、存外いい感じにできたので、メモしておく。

強力粉110グラム、セモリナ粉90グラム、ドライイースト5グラム、ぬるま湯50cc、塩ひとつまみ、オリーブオイル大さじ1。粉を2種類使っているのは、強力粉がなくなったからです。要は、粉200グラムってことで。

大きめのボウルに粉を入れ、手でぐるぐるかき回してふわっとさせたら、くぼみを作って中にドライイーストを入れる。ドライイーストめがけてぬるま湯を注ぎ、フォークで谷を崩すようにして少しずつ粉とドライイーストをなじませ、全体になじんだら、オリーブオイル、塩を加えて、しっかりこねる(ちと腰を痛めてまして力が入れられなかったので、ジップロックの大袋に入れて足で揉みました…)。生地が滑らかになり、表面がつるっとしてきたら丸めてジップロックの大袋に入れてしっかり口を閉めて、1時間ほど室内に放置。4等分に切り分けてそれぞれ丸めたら、2ミリほどの厚みになるまで薄く延ばす。

温めたフライパンに生地を置き、弱~中火で1分~1分半ほど、表面が焼き固まったら裏返し、トマトマトソース(市販品)を塗り、ソーセージ、チーズを乗せてしばらく焼く。フライパンに接している面の生地に焼き色がついたら(2分ほど)、オーブントースターに入れて天火モードに切り替え(うちのオーブントースターは、上下加熱、上加熱に切り替えできるタイプ)、チーズがきちんと溶けて、軽く焼き色がつくまで4~5分ほど加熱。取り出したら、切り分けて、クレソンを乗せる。好みで、食べるときに、少しハリッサをかける。

今日は2枚だけ食べようと思って、残りは丸めて1玉ずつラップで茶巾状に包んで置いておいたのですが(この状態で冷蔵庫に入れておくと、2日ほど保存できます。あとは、のばして同様に焼くだけ)、結局、夫が「あと1枚、あと1枚」というので、順々に焼いていったら、結局全部食べちゃいました。

最初の2枚は、トマトソース、ソーセージ、モッツァレッラ、クレソン。3~4枚目は、ケチャップ、ソーセージ、ピーマン、溶けるスライスチーズ+グリエールで。後になればなるほど具がチープになっていきましたが、それはそれでおいしい。

ところで、今日のピザ生地、ホントにいい加減に作ったのですが、なかなかいい感じのクリスピー生地に仕上がっていて、作った自分が驚いた。3枚目、4枚目の生地は、若干発酵が進んでいて、最初に焼いた生地よりも風味がよくなっていたのにも驚いた。粉ものって面白いね。

若竹煮

若竹煮 by nekotano

ゆでたたけのこ、どうやって食べるかなぁ…と思ったのですが、夫が「若竹煮」というので、まずそれで。ついでだから、ふきも入れちゃえよと、一緒に煮る。どうも、春は、たけのこ、ふき、うど、根三つ葉あたりは一度は食べておかないと、なんだか落ち着かない。

今回は、下ゆでする前に板ずりするのを忘れちゃったのですが、特に問題なかった気がする。今日はたけのこと一緒の鍋で煮ちゃったので、色も飛んじゃいましたが、見た目以外は問題なし。だし3カップに、薄口大さじ2、みりん大さじ2だけで、追いがつおもしませんでしたが、十分おいしく仕上がってくれました。若竹煮に関しては、山椒をケチらないのがコツでしょうか(ホントはもっと乗せたかった)。一緒に食べると、春だなとしみじみ思います。

あとは、川エビのから揚げ、菜花とホタルイカのオイル蒸し。菜花とホタルイカってこんなに相性いいのかーと驚いた。今日は目玉と嘴を取って使いましたが、このひと手間って大事ですね。今まで「ホタルイカってのは、そういうもんだ」と思って食べてましたが、口に触るものがなくなると、やっぱり食べやすくて快適。今度からちゃんと取ります。

ふきの葉は、刻んで水にさらしてあくを抜いてから、ギュッと絞って、黒酢、日本酒で溶いた味噌、かつお節、白ごまで炒めてみました。悪くないけど、黒酢が多すぎたか、ふきの風味が完全に消し飛んでる…。やっぱり、あのほろ苦さは残ってないとちょっと物足りない気分。

今日のビールは、COEDOの瑠璃。軽い飲み口でおいしかったです。

野菜とソーセージのくたくた煮

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野菜とソーセージのくたくた煮 by nekotano

野菜をたくさんもらったので、つぶしたにんにく、トマト缶と一緒にぐたっとなるまで煮込みにしました。ソーセージはパルシステムのもの。塩分控えめの優しい味。そういやさ、子供の頃よく食べたソーセージと言えば、皮も中身もやわらかいこんな感じのソーセージだったよな。

やさしすぎる味に仕上がったので、なんとなくハリッサを添えて食べる。ものすっごい辛くて、汗が噴き出した。

奥はプチモンドのカンパーニュ。今日は何となく、チーズパンにして食べる。

豆とソーセージの煮物

豆とソーセージの煮物 by nekotano

『アメリカ南部の家庭料理』(アンダーソン夏代)に載っている、「レッド―ビーンズ」のレシピを参考に、豆の煮物を作る。ただ、材料やスパイス類はだいぶ代用しているものが多いので、エッセンスだけ。

本では、レッドビーンズ(金時豆)に、玉ねぎ、セロリ、グリーンベルペッパー(ジャンボピーマン)、ソーセージ。スパイスは、ドライタイム、ドライオレガノ、ガーリックパウダー、ローリエ、黒こしょう、砕いた鷹の爪を使いますが、今日は、豆は水煮大豆、セロリやドライタイムはなかったのでパスして、代わりにチリパウダーを少々。ソーセージは、土井ハムのフランクフルト。スライスしてそのまま食べてもおいしいんですが、煮込みに使ってもグー。

豆と肉類の煮物は夫の好物のひとつなので、当然この料理も大好評。さっさと自分の分を平らげて、私の分まで半分食べ、それでもなお「物足りない」と言っておりました。もっとたくさん作ればよかったね。

奥は、同じ本にあるディナーロール。昨晩作って半分ほど食べた残りを温めなおして食べました。ほんのり甘い、ふわっとしたパンですが、意外と簡単に作れました。気候が徐々に良くなってきて、私の粉モノ熱も少し上がってきた感じです。

姫皮とルッコラとチーズのサラダ

姫皮とルッコラとチーズのサラダ by nekotano

やはり春はたけのこを食べねばならん、と思ってたけのこを1本買ってゆでてました。

丸ごと1本ゆでたご褒美は姫皮。これを使ったサラダが、私も夫も大好きです。どこで覚えてきた料理だったかなぁ…とだいぶ考えてから、『薬膳だから』だったと思い出す。ルッコラ、姫皮、薄く削ったパルミジャーノ。これに、しょうゆ、バルサミコ、オリーブオイルを1:1:1で混ぜたドレッシングをかけて食べます(本ではドレッシングにしょうゆは使いませんが、私は入れたほうが好き)。たけのこが新鮮なら、穂先をスライスしたのを加えても美味。

あとは、半分残ったカマンベールチーズと、まだ1パック残っていたハモンデクジュウ。今日のハモンデクジュウは、塩が回りすぎていてちょっと塩辛かった。ワインが進みましたなぁ。

今日は夫の仕事が一段落したとかで、DVDを観ながらご飯を食べる。今日の映画は『ソウルキッチン』。ジノスがすごくチャーミングで可愛らしい。腰痛持ちならわかる数々の迷シーンに笑いっぱなしでした。巨匠もじいさんもいい味出てて好みの映画。曲もよかったので今度サントラ買おうかな。