新橋演舞場の7月大歌舞伎の夜の回を観に行く前に、友人と待ち合わせして資生堂パーラーでパフェを食べる。なんでも、友人は、妊娠したら「アイス、もしくはパフェ狂い」になってしまったらしく、1日1回この手のものを食べんと気が済まないのだそうだ。ご飯が全然食べられない状態らしく、その分のカロリーを補おうと、身体が欲しているんでしょうなぁ。
友人はいちごパフェ、私は季節限定のブルーベリーパフェ。ブルーベリー自体も大粒でものすごく甘くておいしかったけど、ことにブルーベリーアイスが猛烈においしかった。いちごパフェもおいしかったそうで、なによりなにより。
ズッキーニとアーモンドがあったので、これでパスタに。元ネタ（『クロワッサンプレミアム』2010年1月20日号）は、くるみですが、アーモンドでもイケます。
フライパンに、オリーブオイル大さじ1、にんにくスライス、唐辛子1本を入れてちりちり加熱し、香りが出てきたら唐辛子を取り出して、粗く砕いたアーモンドを入れて焦がさないようにじっくり炒める。アーモンドがカリッとして来たら、半割して斜め切りしたズッキーニを入れ、時々パスタのゆで汁を加えながら、くたっとなるまで炒める。ゆであがったパスタを加えてよく絡め、器に盛り、パルミジャーノをかけて食べる。
意外とコッテリした味わいですが、このパスタはすごく好き。
「今日もナンにチャレンジしてみるべきだ」と夫がやかましいので、今日もやってみることに。
ただ、いろいろ材料がそろわなかったので、今日はなんだかいい加減。強力粉が足りなかったので1/3ほどをアタに置き換え、豆乳がなかったので水分は全部水。塩、水、生イーストの量を微調整しながら、一次発酵の時間を半分にして作る。
結局のところ、ゆるゆるの生地だったんですけどね。ただ、今日のは意外とおいしかった。ナンではないんだけどね…。
カレーは、ナタラジレシピブックで一番最初に載っている、基本の野菜カレー。
レシピだと、具は、じゃがいも、カリフラワー、にんじん、なすなんだけど、全然ないので、ズッキーニとなすだけで。ベジカレーって、お肉を使わない代わりに、野菜を素揚げしてコクだしすることが多いですが、このカレーは素揚げ一切なしなのでとてもあっさり。スパイスの量も他のカレーよりやや多めで、結構辛め。食べると妙に、身体がスカーッとしてとてもおいしかったです。
しかし、ナン、難しいなぁ…。
なんとなく高野豆腐がたべたくなって、煮びたしを作っていました。なすとおくらも一緒に。なすのせいで、高野豆腐の色がとんでもないことになりましたが、味は問題なし。
なすは半割して皮側に飾り包丁を入れて、しばらく塩水に漬けこむ。水けをきって、ごま油を引いたフライパンで皮側から焼く。ひっくり返して断面も焼き、中までしっかり火が通ったら、別の鍋でひと煮たちさせておいた煮汁（めんつゆ、水、みりん）の中に入れる。水で戻して食べやすい大きさに切ってギュッと絞った高野豆腐も一緒に入れ、落し蓋をして中火で10分ほど煮たら火からおろし、堅めに下ゆでしておいたおくらを入れて、冷めるまで放置。冷めたら、バットに入れて冷蔵庫で冷やす。
なすの田舎煮と違って、油をぎりぎりまで控えて作ったので、なんていうかさっぱりした味。ただ、さっぱりし過ぎたせいか、夫の反応はイマイチだった。
煮びたしだけだとアレか、と思って、きゅうりのサラダも作る。夫はこればっかり食べていた。
チンごはんに、納豆と、ゆでモロヘイヤ。好相性だと思います。
カリフラワーが安かったので買ってきて、ナタラジレシピブックを見ながら、アルゴビ（じゃがいもとカリフラワーのドライカレー）を作る。このアルゴビというカレーは、インドでは超ド定番的な料理のひとつだそうで、作り方もすごく簡単。地味ながら、しみじみおいしい。そういう感じだ。
お手軽ついでに、添え物は白米にしようと思っていたのだが、「ナンがいい！ナン！」と夫が強くリクエストしてくるので、同じくナタラジレシピブックを見ながら半量でチャレンジ。
ただ、レシピでは、天然酵母を使うとあるのだが、私にはハードルが高すぎる（ただし、レシピでは、天然酵母の代わりにドライイーストやベーキングパウダーを使っても良い、とある）。ので、生イーストを使ってみた。
分量がよく分からず、とりあえずドライイーストの2.5倍量を使い、一次発酵は我が家で最も灼熱地獄である寝室に放置して行ったのだが（おそらく35度はあるだろう）、4時間ほど放置した時点で、ものすんごい過発酵だよね…これ…って状態。レシピでは「一次発酵は常温で7時間」とあるのだが、これ以上放置してもいいことなさそうなので、とりあえず我が家で一番涼しい場所であるリビングに移動し（それでも29度はある）3時間放置。だけど、生地はどろどろのまま。もともと水分多いなという配合だったが、それにしても…。仕方ないので、山ほど打ち粉を敷いた台の上に生地を落とし、ゴムのスケッパーでこねくり回しながら、何とかオーブンに投入。
出来上がりは、ナンのイメージとは程遠いものではあったものの、まぁなんとかパンっぽいものにはなってくれて、食べられなくはない…程度にはなってくれていました。
カレーは美味しかったんだけどねぇ。ナンは難しいよ。
昨晩食べようと思っていた深川丼をお昼に。
砂出ししたあさりは、殻をこすりあわせてよく洗い、水200cc、日本酒大さじ2、昆布5センチ角1枚と一緒に鍋に入れて加熱し、口が開いたものから取り出して、身を取り出す。取り出した身は、塩水で振り洗いし、水けをきっておく。リードで漉したあさりだしに、水（あさりだしと合わせて200ccになるように）、薄口しょうゆ小さじ1、みりん小さじ1、砂糖小さじ1を加えて味を調えたら、乱切りにした長ねぎ1本を入れて煮る。ねぎが柔らかく煮えたらあさりを加えて火を止め、余熱で火を通す。ご飯を盛った丼に汁ごとかけて、すりおろししょうが、もみのりをかけて食べる。
猛烈にうまい。夫にも分けて上げようかと言ったのだが、「い ら ん」と拒否られたので、一人で平らげる。おいしいのになぁ。
あさりが嫌いな夫には、ごまだれうどん。
ところで、昨日の日記を見た夫が、「『初物は東をむいて食え』だろう」というのだが、ネットで調べてみたら、西の方の人は「東」で、関東の人は「西」だと思い込んでいるケースが多いようです。だから、どっちも正解ってことで、いいんですよね、たぶん。
今日の夜は夫がいないので、何食べようかなぁ…といろいろ考えてあさりを買ってきたのだが、砂出ししている間に魔がさしてコロッケパンを食べたら、空腹が飛んでしまい、お楽しみの一人ごはんはお預けになってしまった…（涙）。よりによって、コロッケパンを選択した自分を強く強く責めたい気分。
夫が帰宅して、「カルピス飲みたい」というので作ってやり、私はいただきもののすいかをつまむ。初すいか。とりあえず、西向いて、笑いながら食べときました。あはははは。
そんなにおなか減ってないんだけど、夫が「うどん、うどん」とうるさいので、1.5人前くらいの分量でゆでる。
例によってごまだれうどん。私は、ためしにと買って見た黒ごまの練りごまで作ってみる。ごまの風味自体は、白ごまのほうが強いですが、黒もなかなか味わい深い。今日は、めんつゆだけでなく、しょうがのしぼり汁を加えてみましたが、いいアクセント。なかなかの好相性でした。
昨日は、豆をつまみ過ぎたせいかなかなか空腹を感じず、結局晩御飯もパスして就寝。寝る間際に、いろんな食べ物が頭を駆け巡ったのですが、それってやっぱりお腹が減っていたってことなんでしょうか。意識レベル的には、空腹は全く感じてなかったのですが。
にもかかわらず、朝起きてもなかなか「なんか食べよー」てな気分になってくれず、2時間近く経ってようやく身体が何かを食べたがっている感じが戻ってきたので、猫まんま＋目玉焼きでささっと。なんだか、もんのすごく、おいしかった。