ちょっと前に買って置いたモッツァレッラが今日で賞味期限を迎える。どうやって食べる？　と聞いたら、「カプレーゼ」とな。久し振りに、フルーツトマトを奮発して作る。

ところで、カプレーゼって、どう盛り付けていいか、迷います。よくあるのは、トマトとモッツアレッラのサイズを合わせてスライスして、赤白が綺麗に見えるように交互に盛りつける…でしょうけど、上手くやれたためしがないので、今日はトマトを食べやすい大きさに切ってお皿に散らした上に、モッツァレッラも手でちぎって散らすと言うやり方で。出来上がりを見てみると、案外悪くない。

夫によると、最近のこじゃれた店ではこういう感じで出してくる所も少なくないんだそうな。私はもう何年もお外でカプレーゼを食べてないので、ってことは、きっと、どこかの雑誌か本で見た盛り付けが頭の中に残っていたんだろうなぁ。だんだん、頭の中に、無意識の知識が溜まってきたようで、それは何だかうれしい気がした。

カプレーゼだけじゃ飯にならんなぁと、チキン南蛮を作る。以前にもも肉で作ったのが好評だったので、今回は胸肉で作ってみたが、やっぱり、チキン南蛮は断然胸肉で作るべきだな！　と強く認識した。胸肉で作るからこそ、タルタルソースを添える意味があるのだな、と。タルタルソースは、ゆで卵、セロリの軸のキムチとその漬け汁、らっきょうの醤油漬け、マヨネーズを混ぜたもの。添え物はつまみ菜。「貝割れ菜と何が違うんだ」と聞かれましたが、えー、わかんないよ。でも、どっちも大根の芽だと思うんだけど、味はだいぶ違うのよねえ、ぴろっと辛くてほろ苦いのは同じなんだけど。

手前は、常備菜がてらに作った、赤玉葱のマリネ。スライスして、塩で揉んで軽く水にさらして絞ってから、ホワイトバルサミコ、オリーブオイルのドレッシングで和えただけ。こういうの作っておくと、漬物代わりに使えて便利。

ほんのちょっとビール。