帰宅して、所用を済ませて、石ざかでちらしずしを買って帰宅。器に盛って、刻み海苔を乗っけて、簡単お昼。汁ものは、揚げ玉を浮かべた、永谷園の赤だし。
会計をしていたら、柏餅の大量予約をしている人がいた。ああ、もうそんな季節かぁ。
帰宅して、所用を済ませて、石ざかでちらしずしを買って帰宅。器に盛って、刻み海苔を乗っけて、簡単お昼。汁ものは、揚げ玉を浮かべた、永谷園の赤だし。
会計をしていたら、柏餅の大量予約をしている人がいた。ああ、もうそんな季節かぁ。
このあと、恵比寿に移動し、かねてより行ってみたかった、めぐたま食堂へ。メニューボードが大変魅力的だったのですが、もうお腹いっぱいだし、お酒も結構飲んでいたので、甘味だけ。それにしても、壁一面が本棚で、写真集がぎっしり。それなのにすっきりした雰囲気なのは、柱が1本もない、箱のような建物だからなんだろうな。
いちごのソフトクリーム、夫は冷やし白玉ぜんざいにソフトクリーム乗っけたもの。このぜんざいがすごくおいしくて、うらやまし。私も今度それ食べたい。
芝居が終わった後、歩いて新橋まで移動して、道菴というお蕎麦屋さんへ行く。少し前に、夫がここで十割そばを食べておいしかったそうで、お互い近場で用事があったのを幸い、お店で待ち合わせ。私は、歌舞伎座から延々と歩いてきましたが、結構近いのね。
夫が予約をした際に、いきなり「毛カニがありますけど」と言われたらしく、お願いいたした次第。同じ時期に違う店からも、「大きな毛ガニが入ったから食べに来て」という連絡がありましたが、今って毛ガニのシーズンなの?
「すごいカニですよー」と言われたとおり、まあとっても大きな毛ガニでした。800グラムだそうです。身もたっぷり詰まっていて、おいしかった。ただ、好きといえども、やはり途中で飽きは来るので、カニ酢、レモン汁、マヨネーズもあるとうれしかった…とは少し思う。草津温泉のナウリゾートに行った時も思ったけど、私のカニ好きは、やはり「普通にカニが好き」ってレベルなんだろうな。
そうそう、最後は、甲羅に熱燗を注ぎ入れて、カニ味噌を溶かしながら飲みましたが、大変に美味しかったなぁ。
カニでおなかが膨れることを考慮し、他のつまみは控えめに。寄せ豆腐と、出し巻き玉子。いずれも美味。ちなみに、お酒は而今(純米吟醸)を注文。はじめて飲みましたが、お値段もなかなかですが、実際とてもおいしい。
カニもそうだけど、それ以上に楽しみだったのが、そば。もともと十割は大好きなのですが、これはおいしかった。野趣がありながら、品のいいお蕎麦。つゆも丸みがあって、やわらかくて、そば同様品がいい。美味しかったので、また行きたいな。ご馳走さまでした。
四月大歌舞伎の昼の回に行ってきました。この日は千穐楽だったので、平日といえども結構混んでるのかしら…と思ったら、意外といい感じに全体的に隙間があって、快適に観劇できたという意味では結構な感じでした。両隣ともびっしり人がいるっていうのは結構しんどいものでして、今日くらいの隙間があると狭い三階席もつらくないし、トイレも売店も、ロビーにあるベンチにも、気楽に行けていいな。劇場からすると、もちろん大入りのほうがいいに決まっているでしょうが、私からすると、人が少ない空間はありがたいばっかり。
演目は、「西郷と勝」と、「裏表先代萩」の通し。「西郷と勝」はもちろん大河ドラマにかこつけて…という部分があるんでしょうけど、だったら、「西郷と豚姫」もやってくれればいいのに、と思った。錦之助の勝海舟はすごくよかったが、しかし、やはり、一番良いところで寝てしまった。どうも、真山青果をきちんと全部見るのは難しい。
「裏表先代萩」とは通称で、本当の題名は「梅照葉錦伊達織」(河竹黙阿弥)というのですが、時代物の名作「伽羅先代萩」(奈河亀輔)を下敷きに作った「桜舞台幕伊達染」(四世鶴屋南北)というお芝居を書き換えたものだそうです。つまり、「伽羅先代萩」→「桜舞台幕伊達染」→「梅照葉錦伊達織」ってこと。「伽羅先代萩」はコテコテの時代物ですが、「桜舞台幕伊達染」は、小助という小悪党を登場させ、「先代萩」のストーリーの合間に、小助を主役としたサイドストーリーを挟むことで、時代物と世話物を交互に見せる構成になっています。こういう構成のお芝居を歌舞伎では「テレコ」といい、「互い違いにすること」「あべこべ」という意味なんだそうです。だから「裏表」ってつくわけです。表は時代で、裏は世話。
なんでこんな複雑な構成にするんや…と思いましたが、実際に見ると、面白い。そもそも「伽羅先代萩」の話って結構重いので見るほうもそれなりに覚悟が要りますが、今回は世話から始まるので、アハハと笑えるのが、個人的にはうれしい。しかも、この幕(大場道益宅)がとってもおもしろかった。大場道益をやっていた團蔵さん、最高。最終的には、妾に来てもらいたい人にはフラれるし、殺されるし、お金取られちゃうんですけど。で、この後、おなじみの「御殿」「床下」で、そのあともう一度世話で「小助対決」、最後にまた時代で「仁木刃傷」でシメ。気楽にみられる世話物に、重厚感のある時代物、荒事も少々、江戸時代版の法廷シーンまであって、色々盛りだくさん。まさにエンタメやなぁという感じで面白かったです。そうそう、最後の幕の「仁木刃傷」で、最後大望を遂げた渡辺外記左衛門(東蔵)が息も絶え絶えに舞を舞うシーンがあるんですが、いつもそこが腑に落ちないのですが、今回も微妙に不思議な気分だった。なぜ死にかけているのに舞わねばならんのだろう。舞っている外記を見て、細川勝元(錦之助)が「めでたいのうー」というのが、どうも納得いかない。ちゃんと通しでストーリーを把握しとかないとダメなんだろうなぁ。
ところで、もともと「桜舞台幕伊達染」が作られたのは、三代目菊五郎が、四世南北に「おれも、仁木弾正をやりたい。世話で」と言ったのがきっかけらしいので、仁木弾正と小助は二役なのは当然として、その上で、政岡か八汐を含めた三役で演るのがお約束のようです(今回、菊五郎さんは仁木弾正と小助の二役。政岡は時蔵、八汐は彌十郎)。まさしく悪の華ともいえる仁木弾正と、愛嬌はあるけどケチな小者の小助を同じ人間が演じるところが面白さのひとつなんでしょうが、よく考えたらこの構成、夜の回の「絵本合法衢」と同じやん。で、南北で伊達騒動をテーマにしたお芝居といえば「慙紅葉汗顔見勢(伊達の十役)」のほうが有名ですが、こっちのほうが先に書かれたもののようです。伊達騒動そのものがどれだけ客受けするネタだったかともいえますが、今も昔も庶民はスキャンダル好きってことなんでしょうかね。
ということで、今日のお昼は、おむすび権米衛の玄米おにぎり、豚味噌入り玄米おにぎり、鶏の唐揚げ。幕間が3回あったので、ちんまりと食べました。
今日もチーズパン。夫はクリームチーズとはちみつ。
麻婆豆腐に、かにかま、アボカド、ゆで玉子のサラダ。
かにかまサラダは、まず、アボカドの皮をむいてスライスしボウルに入れて、レモン汁をたっぷり(小ぶりのレモン半分ほど)回しかけておく。そこに、オリーブオイル、わさび(おろしたわさびを冷凍しておいたものを使用)、薄口しょうゆを混ぜたものを加えて和え、かにかま、ゆで玉子を加えて、ざっくり和える。今日のアボカドは結構クリーミーで、おいしかった。
炭酸水にレモンを浮かべて、お酒を飲んだ気にだけなる。
午前中から夫がいないので、昼は気楽に、近所のコンビニのからあげ弁当。からあげを先に食べ、塩しゃけでご飯半分。少し時間を開けてから、昆布の佃煮で残りのご飯半分を食べる。家だと、こういう食べ方も可能なので、気楽でいいな。
全粒粉イングリッシュマフィンをチーズパンで食べる。
実家から送られてきた大量のたけのこも、いよいよ最後となった(いや、干したものがあるので、それを除くと、だけど)。
たけのこがあるうちに一度作っておきたかったのが、昨年作って、おいしいなぁと思った、波多野亮子さんの『家で作れる[本格]中国料理』にある、「芹菜冬笋」(チンツァイトンスン・たけのことセロリの炒めもの)。たけのことセロリの相性の良さに驚いたし、大いに気に入ったのでぜひ…と思っていたのだ。
で、作りながらふと考えた。これを、春巻きにしたらもっとおいしいんじゃない…。レシピだと、味付けは、塩、砂糖、薄口しょうゆをまとわせるように付けるだけだけど、ちょうど皿うどんの粉スープが残っていたから、それを使ってしまう。あとは、しっかり冷やしてから、ミニサイズの春巻きの皮で巻いて、揚げるだけ。具は、20グラム、25グラム、30グラムで巻いてみたけど、30グラムだとちょっと多すぎ。MAX25グラムがちょうどいいみたいです。
具だけつまんでも十分おいしかったけど、春巻きにしたときのおいしさったら、まぁびっくり。夫も「これは、我が家の定番入りでしょうー」と言うくらい、おいしいとお褒めの言葉が出ました。今回は味付けしたけど、そもそもたけのことセロリの相性が良いので、炒めただけの具でもおいしいかもしれません。もう一回食べたかったなーと思いつつ、来年、たけのこを貰ったら(もう貰う気でいる)、まずこれを、いの一番に作ろうと思いました。
きゅうりとかにかまと青じそのサラダ、スナップエンドウのゆでて刻んだだけサラダ。ようやく、きゅうりを食べたいなーと思える季節になったのだなと思う。そろそろ野菜の旬は春から夏へ…(まだ4月なのに)。