日別アーカイブ: 2013/04/27

かぶの葉のオイル煮

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
かぶの葉のオイル煮 by nekotano

お互い疲れているので、晩ごはんは軽く。

作り置きのかぶの葉のオイル煮をメインに、後生大事に残しておいたベーコン、ポチキをさっと焼いて添える。かぶのポタージュ。サンジェルマンのエクセルブラン。

夫が居ない間ずーっとピイピイやかましかった小僧ですが、夫の姿を見たら安心したのか、ピイともゲーとも言わずに、黙ってモフモフしているのがなんだかおかしい。

小川藤

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夫から「あなたも川越に行きませんか?」と誘われた時、何故私まで…と正直思ったのですが、よく考えたら、一度も川越に行ったことないので、いい機会かもと思って。

川越って遠いイメージを持っていた(イメージ的には日光と同レベル)のですが、それってただの思い込みでした。府中からだと、府中本町~北朝霞~朝霞台~川越のルートで行けて、おおよそ45分で行けてしまう。うーむ近い。こんなに近かったとは…。

駅前で待ち合わせして、少しばかり小江戸散策。

あまりに近すぎて今まで全く興味がなかったのですが、観光地なんですねぇ。あと、鰻屋がやたら多くてなんでかなぁ…と思っていましたが、名物なのだそうで。川越と言ったら「芋」ですけど、「鰻」も忘れちゃならないものだそう。

となれば、お昼はやっぱり鰻。ノープランでしたが、とにかくあちこちにあるので、ブラ歩きしている最中に目についた「小川藤」という店に入る(「おがとう」というらしい)。お昼にふらりと食べる鰻だから、丼でいいんです。ふたりとも、うな丼の並。

大分待ったような気もしましたが、20分くらいだったでしょうか。丼飯に半身1枚。肝吸いとお新香。

丼に盛られたご飯は、全体的にたれが品よくまぶされていて、これだけで十分美味しい。鰻は、関西風っていうの? 香ばしくて食べごたえのある焼き加減。ふんわり柔らかい江戸風も嫌いじゃないけど、香ばしいほうが好きなので、ちょっと嬉しい。久しぶりの鰻だったのもあって、妙に美味しく食べた。

食後に、仕事に向かう夫と別れて、私は引き続き小江戸散策。川越って思った以上に、見るところが多くて楽しい街だなぁ。近いのに、ちょっとした旅行気分に浸れて、なかなかイイです。そぞろ歩いて楽しいし、全部まわりきれなかったので、また行きたいな。

 

以下は、食べ物以外の写真をいくつか。

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「大正浪漫通り」。両側の店は、「江戸東京たてもの園」にあっておかしくないものばかりで、雰囲気イイです。五月の節句が近いということで、地元の小学生がカラーリングした鯉のぼりが沢山下げられていました。

下の小さい写真は、「大正浪漫通り」にあった建物たち。個人的な好みで江戸っぽい建物しか写真に撮っていなかったが、大正や昭和初期によく建てられたコンクリ建築もありました。一番左は、川越の鰻屋さんの中でも代表的な老舗である「小川菊」だったと、後で知る。今度はぜひ、ここで鰻を頂いてみたいものです。

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「川越一番街商店街」、テレビで紹介される川越といったら、この通りになるんじゃないでしょうか。蔵作りの建物が軒を連ねる様は、なかなか壮観です。

最も印象深かったのは、「空が広いなぁ」ということ。景観保存にかなり気を遣っているのか、視界に高層マンションが一切ないのが、より好ましい雰囲気を感じます。車が通るのはいかんともしがたいのでしょうが、これをうまく迂回させるルートを作れれば、もっと雰囲気の良い通りになるのになぁ…と思いました(交通量がすごくて、そぞろ歩きしにくい)。

真ん中は、埼玉りそな川越支店。元は、八十五銀行の本店の本館だったそうで、竣工は大正7年。しかし、今も現役だそうです。右は、川越の代表的なお菓子屋さんのひとつ、「亀屋栄泉」の本店。なかなかいいビジュアルなので、本や雑誌に掲載されることも多く、私も、行ったことはなくとも、この店構えは知ってる、そういう店でした。この店は、2階にある「芋菓子の歴史館」(無料)がイカしてます。特に、ここで紹介されていた「芋菓子よもやま話」は相当面白かった。すぐれた商売人の感性は、時代は関係ないなぁ、と。ブランディングがめちゃくちゃうますぎー。

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「川越一番街商店街」から、大変有名な「菓子屋横丁」に入り、いろいろ見て回る。ただ、持ったよりもちんまりしている通りでした(横丁だもんね)。ここで、駄菓子じゃなくて芋がらを買い、商店街に戻って、「時の鐘」を見に行く。

遠景で見ると、ちんまりしてそうな感じだが、近くによるとそれなりに大きくて趣があります。

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夫と別れた後、喜多院へ。別名「川越大師」。わたしなんかは、後者の名称のほうがなじみがありますが、地元の人は違うのかな。

思っていたよりも広くって、見るところも多くて楽しかったー。今は保存工事中で、一部拝観中止になっているところもあるのですが、この日はたまたま全部OKで、じっくり見れてラッキー。江戸城から移築した建物もあるし、五百羅漢も楽しいしで、大満足。

にもかかわらず、なぜ、多宝塔しか写真がないかというと、ここでデジカメの電池が切れたからです(馬鹿者)。他にも、いろいろ、写真撮ったら楽しそうなところも沢山あったのになぁ。

その後、行ってみたかったうつわやさん(ギャラリー うつわノート)に行き、緊張しながら2枚選んで購入(凄く素敵なお店だった…)。帰りはめんどくさかったので、タクシーで川越駅まで戻って、仕事を終えた夫と合流して帰宅。

北朝霞で乗り換えてまっすぐ家に帰るべ…と思っていましたが、なんとなく西国分寺に寄ってコーヒーでも飲んで帰るべと途中下車したら、お目当ての店は満席。仕方なく駅前のサンジェルマンでクリームパンを食べてから、すごすご帰宅したのでした。

ただ、大して大移動したわけでもないのに、妙に1日大冒険気分。大満足な1日でありました。

納豆ごはん

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:
納豆ごはん by nekotano

夫不在も3日目。ってか、これから川越で待ち合わせなんですけどね。つかの間の一人暮らしも、もうおしまい。

この間、わたしは特に問題なかったのですが、小僧が寂しがって大変でした…。「おっさんのほうがいない」って分かるようで、リビングに誰もいなくなると、寂しさからかピーギャーピーギャー必死で啼くのですが、それを聞くのがしんどい。この2日間、ほとんどリビングにいなきゃいけない状態だったのが一番大変でした。出掛ける時も、大変でしたよ…。

朝ごはんは、納豆ごはんに生卵のせ。かぶの味噌汁、かぶの葉のオイル煮、ふきの葉の佃煮。

ふきの葉の佃煮は、毎年1回は作るんですが、毎年あくが残るのが気になっていたので、今年はガシガシにあく抜きしてから作りました。が、あくを抜き過ぎて、何だか物足りない。やりすぎたな…。こういう塩梅が、難しい。