日別アーカイブ: 2013/04/25

ふきの煮物

ふきの煮物 by nekotano

夫が急に、「俺はしばらく旅に出る」と言って、家を出て行きました。どうも、家にいると仕事が進まないようで、自主的に缶詰しに行ったようです。まぁ、大変ですこと。

「土曜日に川越で会おう」と言い残して夫は出かけていきましたが、正直に言うと、たった2日かいな…というのが、本音だったりします。だって、2日間じゃ、4食くらいしか自由に食べれません。

それなりに食べたいように食べていますが、でも、時々、気兼ねなく好物を食べたいなぁ…と思うこともあるのです(わたしの好物のほとんどは、夫は食べれない)。なので、時々ノマドの民になるのは、反対しませんぜ。

今日はね、ほんの少し残った竹の子を海老真薯ふうにして食べることにしました。

むきえびは背ワタを取って洗って水けをきってから、粗く叩いて、山芋のすりおろし、片栗粉、卵白、塩と合せてよく混ぜる。さいの目に切った竹の子を加えて、流し缶に入れて蒸し器で10分ほど蒸す。

もっとえびを入れてもよかったなぁ…と思いましたが、なかなかおいしかった。わさび醤油が合います。

あとは、ふきと高野豆腐の煮物、うるいのお浸し。竹の子すしの素(これだけで食べてもおいしい)。

ほんとはメインディッシュも用意していたんだけど、ふきの青煮を作っていたら疲れちゃったので、明日に持ち越し。でも、こんな精進系のおかずでも、お酒は美味しい。

たけのこすし

たけのこすし by nekotano

頂いたたけのこすしが美味しかったので、わたしも作ってみたいと思ったのでした。

「お寿司の素」を作って酢飯と合せるわけですが、具は、薄くスライスした竹の子、ほぼ同じようにスライスした竹輪、ごく細かく刻んだお揚げ。

お手本だと、鳥ガラで煮ていますが、手持ちがないので、出し、みりん、実山椒の醤油漬けの醤油(薄口)で。ついでに、実山椒も少々。煮汁を煮飛ばすので、あまり濃くならないように、ごくあっさりと味付け。我ながら、大変いい具合に仕上がりました(自画自賛)。

酢飯は、お手本と同じく、シンプルに炊き立てごはんに酢をかけて、切るように混ぜるだけ。お茶碗2杯分に対して、千鳥酢大さじ1.5くらい入れました。酢飯というと、どうしても、砂糖、塩も入れなきゃいけないイメージがありますが、酢だけでも問題ないんだなぁ、と。このシンプル酢飯、かなりいい感じです。

豆腐だけの味噌汁を添えましたが、いい組み合わせ。竹の子がやわらかいので、ご飯となじみがよく、とてもおいしかったです。