大雪狂想曲と言った感じの1日でしたが(テレビを見る限り)、府中は夕方には雨に変って雪はおしまい。ただ、足元も悪いし、こんな日にわざわざ買い出しに行くこともなかろうと、ありものでひねり出す。
長ねぎだけはたくさんあるので、これをメインに麩の煮物。本当は、長ねぎ、糸こんにゃく、麩のほかに、豚バラ肉があるといいのだが、ないので揚げで代用。まぁ、ほんのちょっと脂のコクが欲しいだけなので、揚げでも問題なかろう。というか、実際問題なかった。
鍋にサラダ油を熱し、糸こんにゃくを入れて炒め、水分が飛んでちりちりになってきたら麺つゆ(3倍濃縮)50ccを原液のまま入れて、糸こんにゃくにしっかりなじませる。干ししいたけ4枚スライスを戻し汁(100cc)と一緒に入れ、さらに水200ccを加えて中火で加熱、沸いたら、刻んだ揚げ、斜め切りした長ねぎを入れて落し蓋をして長ねぎに火が通るまで加熱。最後にもち麩を入れて軽く煮込んだら、火を止めてしばらく置く。
ってこの料理、何度も作っているはずなのに、失敗しました。
麩がね、ぎゅうとしぼんで梅干しの種みたくなっていた…。めんどくさがって、ダイレクトに煮汁に投げ込んだのが原因です。戻してから入れなさいって…。何よりも麩を楽しみにしていた夫が、悲しそうに食べていました。ごめんねー。
これだけじゃ、寂しすぎるかな…と思ってもう一品、長ねぎの青い部分を使って、簡単な炒め物に。『飯島風』にある「九条ねぎ炒め」をイメージして作りました。
ポイントは、フライパンをカンカンに熱してから炒めること。手早く炒めて、味付けは鍋肌にしょうゆを垂らしてさっと絡めるだけ。最後にかつお節。九条ねぎにはかないませんけど、これも結構イケました。意外と、冷酒にも合いそうな感じです(今日は呑みませんでしたが)。
味噌汁の具は卵と三つ葉。動物性たんぱく質はほとんどない晩御飯でしたが、何だか妙に満足。
ところで、晩御飯をお腹いっぱい食べたはずの夫は、ふと気づくと、食後に私の買い置きのTimTam (チョコレートクッキーバー)を食べておりました。もう、おやつは解禁なのでしょうか。いや、もちろん、構わないのですが。