あけましておめでとうございます。
今年も無事に、おせちを作って食べることができました。よかった…。
今年もどうぞよろしくお願いします。
以下は、追記です。来年用にメモ…。
● 一の重
八幡巻 A
きんとん A
数の子 (干し数の子/ 塩漬け数の子) A
かまぼこ (山上蒲鉾店の「極(赤)」)
玉子焼き (松露)
昆布巻 (ソフト鰊 / たらこ) A
田作り A
れんこんの炒め煮 A
叩きごぼう A
五色なます B
黒豆 B
● 二の重
黄金くわい B
八つ頭の含め煮 B
椎茸の煮しめ B
日の出人参 B
ごぼうの煮しめ B
粟麩の煮しめ C
● 珍味
お刺身(たこ、本まぐろ赤身2種)
蒸しあわび B
合鴨の照り煮 B
今年参考にした本も、ほぼ例年通り。A「有元家のおせち25品」(有元葉子)、B「祝いの料理」(土井義晴)、C「きょうの料理 2006年12月号」(村田吉弘の基本のおせち)。有元さんのおせち本は、甘みはほぼメープルシロップを使用している新版よりも、みりんを使用している旧版のほうが好みです。ただ、八幡巻だけは、新版で紹介している手順のほうが作りやすいので、そちらを参照しました。
今年の新顔は、五色なます、合鴨の照り煮、粟麩の煮しめ、です。どれもすごくよかったです。たぶん、来年も作ります。
例年、なますは持て余し気味なので、お試しがてらに五色なますを作ってみたのですが、こっちの方が好みでした。いわゆる炒めなますですが、レシピ通りだと二杯酢を使いますが、土佐酢にしました。ガチガチに酸っぱいのは苦手なので、ちょうど良かったです。ただし、味がなじむまでに一昼夜かかったので、早めに作るのがいいのかも。
粟麩の煮しめは、これも物は試しと作ってみたのですが、もんのすごくよかった。揚げてから煮るので、味なじみがよい。めんどくさがらずに揚げるべきだな、と。煮しめはこれだけ、村田吉弘さんのレシピで作りましたが、いい味付けだったので、来年は煮しめ全部をこのレシピで作ろうかな、と今のところは思ってます。
正月と言えば、わたしにとっては、やっぱり鶏肉だろう…という気持ちがあるのですが、夫が一切手を付けないので、今年は思い切って鴨ロースにチャレンジしてみました。脂がスゲェ…と思いましたが、思ったほど難しくなく、しかも夫も喜んで食べていたので(結構レアに作ったのに)、ナイスでした。よかったよかった。和辛子と実山椒のしょうゆ漬けを添えましたが、いい感じ。
反省点は多々ありますが、筆頭は昆布巻の昆布を真昆布で作ったことでしょうか。柔らかい仕上がりのほうが好みなので、やっぱり日高にしようと思いました。ほか、叩きごぼうをゆですぎたこと。夫が「今年は酸っぱい」というのですが、理由はごぼうをゆですぎたからとしか思い当たりません。ごま酢が染み込み過ぎたのね…。八幡巻の具を下煮する際、味付けするのを忘れたのも失敗のひとつかな。うっかりミス。あとは、煮しめ用に買っておいたこんにゃくを忘れた。大晦日に気づいたんだけど、「もう知らん」と無視してしまった。なので今年の煮しめは6品になってしまい、マズイなぁ、と。来年はちゃんと奇数にしよう…。
今年抜群に上手にできた! と思ったのは、黒豆、きんとん、八つ頭。きんとんと八つ頭に関しては、よくできた理由はひとつしかなく、それは「豪快に皮をむくこと」でした。6回目のおせち作りにしてつかんだコツがそんなこと…ってのも情けない話ですが、年に1回しか作らないのだからしょうがない。黒豆に関しては、土鍋とストーブがある限り、もう大丈夫だと確信しました。逆に言えば、この2つがないと上手に作れないわけですが、まぁ当分は大丈夫でしょう…。
これをせっせと食べて、テレビ見ながらソファで寝落ち。文字通りの寝正月でした。