日別アーカイブ: 2013/01/22

タブレット レ ティミ

タブレット レ ティミ by nekotano

夫は「セレクション ルネサンス」にあった15粒全部を食べようとしていたので、慌てて制したのですが、どうもまだなんか食べたい風情だったので、クリストフ・ベルジュ( CHRISTOPHE BERGER )のタブレットを出す。

クリストフ・ベルジュは、昨年初登場だったお店なのですが、わたし、去年、買いそびれたんですわー。セレクションボックスに1粒入っていたのを食べたっきりなのですが、すごくおいしかったので、今年は気合を入れてアソートボックス買いました。で、ついでに、タブレットも1枚。ちなみに、タブレットというのは、ありていに言えば、板チョコのことです。

タブレットは6種類ありましたが、全部中身は違うものの、パッケージが似たり寄ったりなので、どれかどれなのか、お店の人も分からん状態。しかも、商品名がフランス語なので、よほど言葉に詳しくないと商品名だけでは何なのかもさっぱり…。

わたしが買ったのは、「タブレット レ ティミ」という商品。「レ」はミルクなのはわかりますが、「ティミ」ってなんですか? 謎のまま購入。ボンボンショコラをタブレットにしたものという説明だけは受けているので、ガナッシュ入りの板チョコなのは分かるのですが…ドキドキ。

パッケージを開けると、3つのブロックに分かれた板チョコが出てきました。割ると、中にガナッシュ。このガナッシュが、なんていうのかなぁ、甘酸っぱくてかすかに苦みのある不思議な味なんです。パッケージ裏の原材料を見ると、不思議な味の源は、「スナジグミ」というものらしい。

ウィキペディアで調べると、シーバックソーンという植物の実だそうで、ユーラシア大陸全土に自生する植物だそうです。なかなか栄養価も高そうですね。

強い酸味とかすかな苦みがありますが、ヘーゼルナッツガナッシュとのバランスがよく、何とも言えず後を引く味。夫は酸味が苦手なハズなのですが、「これはうまいねー」と言いながら、あっという間に全部食べていました。ああー、わたしは、ふたくちしか食べてないですよ…。

selection Renaissance

selection Renaissance by nekotano
selection Renaissance by nekotano
selection Renaissance by nekotano

食後の洗い物を終えて、やれやれ…とふとリビングに目をやると、何ていうんですかね、エサ待ちしている犬(猫でも鳥でもいいのですが)みたいな風情で夫がこちらを見ている。「早く買ってきたチョコレートを開けろ」と、目が語っている…。

どれから食べるかは猛烈に悩むところですが、やはり賞味期限が一番近い、セレクションボックスから食べるべきでしょうねぇ。

今年のサロンデュショコラのセレクションボックスは5種類。「セレクション ルネッサンス」「セレクション メダイエ」「セレクション レ」「チャリティーボックス」「SDC Pari’s セレクション」ですが、全部買うのはつらいので、今年は「ルネッサンス」と「メダイエ」の2つを買いました。ところで、「サロンデュショコラ」って、「SDC」って略すのですね…、初めて知りました。「サロショコ」って略称はちらほら耳にしていましたが、どうも個人的に受け付けない縮め方だったので、SDCのほうが、まぁいいかな…という気はしました。どうでもいい話ですが。

とりあえず「ルネサンス」から。「renaissance」というお題を元に、15人のショコラティエさんがイメージを膨らませて作ったチョコレートの詰め合わせです。

(写真上)
● アンジュ (セバスチャン・ブイエ)
プラリネ・ノワゼットとシトロンの組み合わせ
● パヴェ・ドゥ・サンジェルマン (サダハルアオキ)
ノルマンディー産の生クリームを使った、新生パヴェ・ドゥ・サンジェルマン
● ゴマ (アンリ・ルルー)
白ごま風味のプラリネ
● ガナッシュフォルラ (パスカル・ル・ガック)
コロンビア産カカオとエクアドル産カカオを組み合わせたガナッシュ
● ゴマ ノワール (フィリップ・ベル)
黒ごまペーストとショコラブランをあわせたガナッシュ
● ジャルダン・ルネサンス (ユーゴ&ヴィクトール)
メキシコガナッシュとジャスミン風味のガナッシュの2層構造
(写真中)
● フォリ (ファブリス・ジロット)
ヌガーでアーモンドプラリネを包みダークチョコとアーモンドパウダーでコーティング
● ドゥジャクション (オテル・デュ・キャップ・エデン・ロック)
マントン産レモンとデュジャ(パートアマンド)、フルールドセルの効いたミルクガナッシュの2層構造
● バニラ (セバスチャン・ゴダール)
マダガスカルバニラを使ったシンプルなガナッシュ
(写真下)
● ユニベール (ジャン=ポール・エヴァン)
バニラ風味のビターガナッシュのボンボン
● メキシコ (ジャン=シャルル・ロシュー)
メキシコ産カカオを使い、クミンシード、カモミールなどのエピスを利かせたガナッシュ
● プリヴィレージュ (フランク・ケストナー)
ライスパフと生姜のコンフィが入ったシナモン風味のアーモンドプラリネ
● レディーピンク (クリスチャン・カンプリニ)
チョコレートガナッシュとピンクグレープフルーツの2層構造
● ミント (アルノー・ラエール)
フレッシュミントを使ったガナッシュ
●フランボワーズ・キャラメル (クリスティーヌ・フェルベール)
フランボワーズとキャラメルを合わせたセミリキッドショコラ

もちろん、この15個をこの日一気に食べているわけではありません。3回に分けて食べました。私個人とすれば、1日1個ずつでもいいくらいなんですけどねぇ…、夫がすごい勢いで、ぽぽいのぽーいみたいな感じで食べるので、それを制するのが大変です…。夫はこの日、15個全部食べる気満々だったようですが、それはちょっと勘弁しておくれよ…。

どれもおいしいに決まっているのですが、一番好みだったのは ジャルダン・ルネサンス(写真上、左から2列目の一番下)。ジャスミンの風味とミルクガナッシュのバランスが上品で絶妙。あとは、ゴマノワール。黒ごまペーストとホワイトチョコレートガナッシュの組み合わせは、他のパティシエさんのも食べたことありますが、塩梅がいい。ドゥジャクションも好きな感じ。ガナッシュ+柑橘は、定番の組み合わせですが、フルールドセルとアーモンドをプラスして酸味だけじゃない味わいになっているのが、すごく好きだなぁ、と。

ものすごくチョコレート好きか? と問われると、うーんって思いますが(普通の人よりは好きなんだと思いますが、偏愛しているほどではない)、それでも毎年楽しみにしているのは、「チョコレートってこんなもの」と思っている自分の感覚が覆される感じが、好きなのかなぁ、と。そういう意味で、今年も大いに楽しんでおります。しばらくは、毎日楽しみがあって嬉しいなぁ。

自由が丘 あえん

自由が丘 あえん by nekotano

新橋演舞場で行われている寿新春大歌舞伎の夜の回を観に行ってきました。

今日の演目は「ひらかな盛衰記」の逆櫓、「仮名手本忠臣蔵」の七段目(祇園一力茶屋の場)、「釣女」の3本。正直に言うと、サロンデュショコラで体力を使い果たしているので、きちんと全部観れるか不安でしたが(体力ないので…)、ま、大丈夫でした。逆櫓は2度目だと思いますが、相変わらずよく分からない話だ…というのが正直な感想。七段目にしても、話の筋的には個人的には理解しがたい流れなのですが、それでも面白く観られるのは芸の力ということなのでしょうか。吉右衛門さんが平右衛門をされていたからか、今まで見た中で一番おもしろかった気がします。「釣女」は生で観るのは初めてなのですが、面白かったですねぇ。三津五郎さんの醜女っぷりがすごかったのですが、笑いのイキっていうんでしょうか、間がいいのでとにかく笑ってしまう。大向こうさんが噴き出しながら掛け声をかけていたのがまた、なんだかおかしかったのでした。

今日のおべんとうは新宿で調達。どれもおいしそうなんだけど、ボリュームがありすぎるんだよなぁ…と悩んだ中で、シンプルそうだった「自由が丘あえん」の煮物のおべんとう(名前失念)にしました。

15センチ四方の小さめの入れ物ですが、煮物(海老芋、かぼちゃ、ぎんなん、しいたけ、しめじ、ごぼう、かんぴょう、かまぼこ、栗の甘露煮)の下には炊き込みご飯が入っていて、見た目よりもしっかり食べごたえあり。味付けも穏やかで、おいしかったです。

ゴディバ

ゴディバ by nekotano
ゴディバ, a photo by nekotano on Flickr

今年もまた、サロンデュショコラ@伊勢丹に行ってしまったのでした…。

昨年は、2日目だか3日目だかに行って、お目当てのものが売り切れで悲しい思いをしたので、今年はちゃんとプレ初日に行く。数週間前に伊勢丹から、ゴッツイ冊子が送られてきていたので、数日かけて熟読し、買いたいチョコレートには付箋を貼って心の準備(財布の準備とも言う)も万端。

正直なところ、付箋をべたべた貼った冊子を片手に会場を回るのはどうかしらね…といった、ちょっとカッコつけた気持ちもなくはなかったのだが、夫が「そんな見栄はってもいいことひとつもないぞ」と言われて思い直す。そうだよな、買い物に行くんだから、買い物リストを持って行くのは普通のことであるよ。そうよそうよ。でもって、実際に会場に行くと、わたしなんかよりもはるかに大量の付箋を貼っていたり、ドッグイアしている冊子を持っている人をたくさん見かけたので、おおご同輩…とか密かに思ったり。

一応予算は決めてはいるものの、支払いはすべてカードなので、途中からランナーズハイ状態になってどんだけ買っているのか分からなくなる。が、家に帰って計算してみると、まぁだいたい予算内。毎年のことながら自分でも感心してしまうが、夫に言わせると「ちょうど持ちきれないくらいの重さになったときと予算が釣り合っているんじゃないの」と。なるほど、それは一理ある。チョコレートってね、結構重いんですよ…。

まぁともかく、買いたいチョコレートを買って会場内で一休み。サロンデュショコラには、期間中のみ提供されるデセールなどもありますが、まぁ大変な行列なので今年もパス。とはいえ、毎年ソフトクリームってのも何だから、今年はサダハルアオキのチョコレートおやきか、アンリルルーのCBS入りのクイニーアマンを食べようかな…と思っていたものの、どっちも行列なのでした。クイニーアマン、バターとキャラメルの香りがすごくて、いやー食べたいなぁーと思いましたが、並んでまでは…。

ということで、今年もゴディバのダブルチョコレートソフトクリームを。今年もおいしい。

あ、そういえば、今年は会場内で楠田枝里子さんをお見かけしました。とてもきれいでスリム。そして、雰囲気が華やか。さすが芸能人だなーという感じでした。

● ~パリ発、チョコレートの祭典~サロン・デュ・ショコラ: 新宿店 : 伊勢丹店舗情報 
● サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト

パンケーキ

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:
パンケーキ by nekotano
ちょいと賞味期限切れのヨーグルトを見つけてしまったので、これでパンケーキを焼く。分量はいつものレシピので。
久しぶりに焼いたので、焼き加減を掴むのに2枚かかってしまい、2枚めは少しこがしてしまったが、コツを思い出してからはいつも通り。いつも通りにおいしかった。