亀戸天神から亀戸駅に移動する途中に目についた、但元本店という炒り豆屋さんで豆を買っていました。
何で目についたかというと、店内に鳩がたくさんいたから。商品はケースに入っているから安全ですが、時々おこぼれがあるようで、それを狙っているのかも。何とも不思議な光景でした。
とりあえず適当に、塩豆（1升180円）、堅豆（180円）、塩ピーナッツ（500円）を。升売りですが、1升＝2デシリットルなんだそうです。デシリットル、なんだか懐かしい単位ですね。
塩豆から食べましたが、これ、すごくおいしい。手が止まらん。
年末におせちの買い出しをする際に、（八幡巻用の）牛肉だけはちょっと多めに買って冷凍しておき、おせちを食べ終わった頃合いにすき焼きにして食べるのが、毎年のお約束でした。
が、なんか今年はすき焼きって気分になかなかならず、牛肉の出番がやってこない。夫は「今年は、ハッシュドビーフで食べたい」と言うので、じゃぁそうするか…と他の材料諸々を準備していざ牛肉を解凍してみると、思っていた以上に、なかなかいいサシが入ってます。この肉、ハッシュドビーフって、ちょっとないんじゃない？ ハインツのデミグラスソース缶に印刷されていたレシピにも「牛肉（脂の少ないもの）」ってあったし。
ってことで、急遽、しゃぶしゃぶに変更。
鍋に昆布と水を入れてから火にかけ、沸騰したらねぎを入れて温度を下げてから、お肉をしゃぶしゃぶ。夫はポン酢で、わたしはごまだれで食べましたが、よかったーーー、しゃぶしゃぶにして正解だったよ。っていうか、この肉、もともと、しゃぶしゃぶ用だし。ちなみに、このお肉は、築地場外の富士ハム商会で買いましたが、良心的な価格なのにかなりおいしかったので、また来年も買おう…と思いました。夫も、「ハッシュドビーフじゃなくて、しゃぶしゃぶでよかったよ」と喜んでたし、よかったよかった。
お肉を食べ終わってから、ねぎと大根を食べましたが、これもなかなかよし。大根はピーラーで薄切りにしたのをしゃぶしゃぶして食べましたが、この食べ方もいいな。
船橋屋でくず餅を食べたら、逆に空腹に火がついてしまったので、亀戸駅構内にある立ち食いそば屋さんで、かき揚げそば。なんていうか、あまりにもおいしくなさすぎてちょっとびっくりした。かき揚げはおいしかったですけどね。
1月24日、25日は初天神。初天神の際に配られる木うそ（鷽をかたどった、木製の厄除け人形）の存在を知って以来、いつか買いに行けるといいな…と思っていたのですが、とうとう今年実行できました。
東京だと（木鷽で）メジャーどころは亀戸天神です。人が多くてビビりましたが、神社のほうも慣れたもので、行列のシステムなどが効率化されており、さほど待たずに買うことができました。すごくかわいいです。うー、行ってよかったー。
で、亀戸と言えば、くず餅で有名な船橋屋の本店があるところでもあります。せっかくなので、本店によって店内でくず餅を食べてきました。くず餅のほか、あんみつ、みつ豆、お汁粉などもありましたし、くず餅は別料金でトッピング（生クリーム、アイス、など）も可能。わたしは、ノーマルで食べましたが、アイスをプラスするのも結構いい感じかも。
店内で食べるくず餅は、持ち帰りで食べたものより、食感がみずみずしい感じで、こころなしか軽やか。わ、ちょっと多いかな…と思ったんですがそんなことなく、ペロッと食べてしまって、むしろ物足りないくらいでした。あと、妙に、きな粉がおいしかったです。スプーンですくって全部食べてしまいました。
本店の建物も、古いと言うか味があると言うか、雰囲気のある佇まいでした。
牡蠣のシーズンが始まって以来、ずっと三州屋のカキフライを食べる機会はないものか…と、ずっとチャンスをうかがっていたのですが、なかなか機会がなく。今年はダメか…と思っていましたが、ありつけました。よかった。
ミックスフライも捨てがたいし、アジフライも食べたいのですが、やっぱり初志貫徹でカキフライ。っていうか、お刺身定食も食べたいし、焼き魚定食もいいな、金目の煮つけも食べたいぞ…とか、心は千々に乱れるんですが、でも、やっぱり、カキフライ。ちなみにこのお店は、入店した瞬間に、「ごはん？ お酒？」と聞かれます。おねえさん、ごはんでお願いします。
カキフライ、やっぱりおいしかった…。揚げ物の付け合せは、千切りキャベツとフルーツサラダ。このフルーツサラダが、私は結構好きです。なんか、不思議な味なんですな。
本当は、このカキフライでウーロンハイを飲みたいのだけど、この店は割物はないのです。ビールか日本酒の2択。揚げ物でビールが飲めない私は、ごはんで食べるしかないんですな。それだけがちょっと残念。
新橋演舞場の寿新春大歌舞伎の昼の回に行ってきました（2回目）。
今日は夫も一緒です。というのも、夫が渡辺保さんの劇評を見たらすごく興味をそそられたそうで（確かに大絶賛していた）、しかも実際見てきた私も「今月はエライ面白かった」を連呼していたため、これは俺も観たいな！ と思ったそうで。
実際、面白かったそうですよ。特に「吃又」なんか、こちらがすがすがしく思うほど、いいリアクションをしながら観ており、十分満喫した模様。ただ、久しぶりの観劇は疲れたらしく（4時間座ってなきゃいけないのでね）、終演後は「これを、毎月2～3回観てるあなたはエライよ。俺には続かん」と、言っておりました。そうね、まぁ、確かに疲れます。でも、結構居眠りしながら見てますから…。
終演後にご飯を食べるつもりでいるので、幕間のおべんとうはパス。「めで鯛焼き」を1個買って、半分こして食べました。
中に紅白の餅が1個ずつ入っていますが、薄皮パリパリ系の皮だし、あんこも甘さ控えめなので、意外と軽いのです。おいしいですよ。
鍋のシメは断然、雑炊派なのだけど、最近はシメまでたどり着けないことが多い。
とはいえ、いろんなおいしさが染み出た煮汁を捨てるのは忍びないので、シメは翌朝に回すことが多くなった。雑炊は消化がいいので朝ごはん向きだし、楽しみを持ち越すことで、「あー、明日の朝は美味しいシメご飯が待ってる」と思いながら寝るのは、悪くない。意外といいことづくめであります。
朝起きて、鍋をコンロに賭けて煮汁を沸かしたら、チンごはん入れてほぐしながら軽く煮込み、最後に溶き卵と海苔。今日は、豆腐も少し入れました。
ああ、やっぱり鍋のシメは雑炊に限るなぁ。
最近、カセットコンロを買い替えたんです。
今まで使っていたのは、わたしが一人暮らしを始めた際に、父親がゴルフコンペかなんかでも貰ってきたごく普通のもので、汚い以外は全然使うのに支障はなかったのですが、どうにもね、高さがある分使いにくいと常々思っていたのです。カセットコンロ自体が高さがあるうえ、そこにごつい土鍋を置くと、より高さが増す。私はチビなので、なんか、食べにくいんですよ。
最近のカセットコンロは薄型のものもすごく多いので、思い切って買い換えることに。で、コンロを買い替えたついでに、鍋も買い足しました。土鍋じゃなくて、うどんすき用の鍋。
というか、もともと何年も前に知人から「うどんすき用の鍋ってすごく便利ですよ。土鍋より使いやすい」って勧められていて、おススメの工房まで教えてもらっていて、ずっと買う機会を伺っていたのです。ただ、勧められた商品は大阪に行かないと買えず、その間関西圏に行く機会は何度もあったものの、鍋を買うほどの時間は毎度取れずに数年が経過。どうしようかなぁ…と思いましたが、諦めて、全然違うメーカーのを、伊勢丹で買いました（ちょうど、ポイントがたまっていたので）。ついつい、妥協しちゃうところが、わたしの悪いところです。
でもね、買ってよかったです。薄型カセットコンロにシンプルな鍋の組み合わせは、机の上もすっきりする感じで使いやすい。お手入れも楽（軽い）。アルミなんで早く沸くし。いいことだらけでした。
鍋、何の具で食べようかなぁ…としばし考えて、あんこう鍋に。色々入れるのがめんどくさいので、ほかは、白菜とねぎだけ。結果的に正解でした。
あんこうは冬の鍋の具としては定番のひとつだと思っていましたが、それは関東だけの話だと知ったのは、大学生になってからでした。九州出身の夫も、あんこうはなじみがないと言う。あんこうは美味しいのですぞ、冬は一度と言わず何度でも食べたほうがよろしい。良い出汁が出るし、締まりのよい白身も美味、ゼラチンの部分も好き。わたしはから揚げで食べるのも好きですがね。
夫はたぶん、身の部分しか食べれないだろうからと、今日は奮発して2パック買う。塩振ってしばらく置き、さっと湯通し。予想通り、身の部分はおいしい、と。そして、わたしの分の身まで平らげて、「あんこう、いいね」と。よかったね。
わたしは、皮とあんきもを食べながら、お酒をちびちび。わたしも満足であります。
最近、朝昼を（できるだけ）抜いている夫ですが、さすがに夕方になると「何かつまみたい…」気分に襲われるようで、しかも、今は、我が家にはチョコレートが山ほどある…。
「何かないのですか？」という目で訴えられたので、渋々、フィリップ・ベルのセミリキッドショコラとアーモンドチョコを出す。ここ3年ほど毎年買っているので、夫ですら「ああ、ベルさんのね」と、しっかり認知している様子。
やはり、キャラメルバナナ味が最高。夫はこれを食べるたびに、「ルックチョコレートみたい」というのですが、それを口にするとわたしが怒ることを学習したようで、今年は言わなかったです。えらいぞ。
アーモンドチョコはですね、アーモンドチョコ以外の何物でもないのですが（ヘーゼルナッツも混じってる）、ローストの具合がいいのです。多分夫は「グリコのアーモンドチョコみたい」と思いながら食べているのでしょうが、口にしなかったのでバクバク食べても許そう…と思いました。夫よ、本当は、ちょっとずつ食べるのが、おいしいのですよ…、とは思うのですが。
