月別アーカイブ: 2013年6月

サグパニール

サグパニール by nekotano

2日ほど前にパニールを作っていたので、もういい加減食べないとヤバいよ…ということで、サグパニールに。正しくは、パラクパニールでしょうけど、まぁいいか…。

パニールは、牛乳1リットル、生クリーム150cc、レモン汁1個分(大さじ2ほど)を鍋に入れて中火にかけ、いわゆるカッテージチーズを作る要領で加熱する。牛乳が分離してきたらペーパータオルを敷いた網に流し入れ、そのままペーパーで包んで重石をかけて(半日~1日)、しっかり水分を抜く。ここまでを2日ほど前にやっており、ラップに包んで冷蔵庫保存していました。

普段は、この段階で調理に使ってしまいますが、今日はレシピ通り素揚げもちゃんとやる。180度の油で表面に焦げ目ができる感じにカリッと揚げたら、粗熱を取って、食べやすい大きさのさいの目に切る。

カレー本体は、『ナタラジレシピブック』に従って作りました。ちなみに、ナタラジのカレーはヴィーガン仕様なので、サグパニールのパニールは厚揚げで代用しています。厚揚げで一回作ってみると、ほとんどパニールと変わらないので(味、食感とも)、本当に驚くと同時に、若干空しくなります。手間は段違いなのに、仕上がりはあんまり変わらないんだもの。

ただ、今日のサグパニールは、今まで作った中で一番美味しかったんです。

理由をあれこれ考えてみましたが、思い当たるのは、パニールをちゃんと作ったから…としか思えない(そう思いたい)。厚揚げでも十分なんですけど、手間をかけて作るのにも意味はある…という事にしておきたい…。

ぴょんぴょん舎 GINZA UNA

ぴょんぴょん舎 by nekotano

杮葺落六月大歌舞伎の第3部を観に行きました。今日は夫も一緒に。

今日の演目は、「御存鈴ヶ森」「助六由縁江戸桜」の2本。ここ3カ月の杮葺落公演で上演された舞台のうち、5月の「廓文章」と、今月の「助六」さえ見れれば、もうそれでいいや…くらいに思っていたので、今日は本当に楽しみに出掛けました。

アホなわたしは、1等席を取りはぐって今日も3等席だったのですが、七三はギリギリ見える席で、値段を考えればなかなか良い席でした。出端(助六が一番最初に登場するシーン。花道で所作のようで所作でない不思議な連続ポージングを行う)は全滅なのは残念でしたけどね…、このお楽しみは次の機会に取って置くことにしましょう。

助六の前に「鈴ヶ森」。一度、勘三郎さんと吉右衛門さんので観ていて、それがすごく面白かったのですが、今回の梅玉さんと幸四郎さんのコンビも面白く観ました。

お目当ての「助六」ですが、私は生で見るのはこれが2度目。以前に見たのも、海老蔵さんの助六だったのですが(2010年5月の新橋花形)、今回は脇が違う。左團次さんの意休、吉右衛門さんのくわんぺら門兵衛、又五郎さんの朝顔仙平もよかったが、極めつけはやはり菊五郎さん扮する白酒売新兵衛の登場シーン。さよなら公演の録画はテレビで見たことがあって、それも本当に面白かったのだけど、3年経った今も面白さに変わりなかった。ホント面白いよなぁ。

菊五郎さんともう一つ楽しみにしていたのは、通人里暁をやる三津五郎さん。評判通りものすごく面白かった。「じぇ!」と驚く間合いが素晴らしい。「いつくぐるの? 今でしょ!」ともうひとつの流行語をきちんと挟み、股潜りの前にはファブリーズと小道具も抜かりない。潜り終わった後には、携帯を出して「つぶやいておこう」、「ついでに海老蔵さんのブログも見なくちゃ」と続けて笑いを取ったと思ったら、ここからはほろっと泣かせる台詞を言って、客席の雰囲気をきれいにまとめ上げてから退場。上手すぎる。

面白かったところをいちいちあげていくときりがないですが、まぁとにかく楽しかったと云う事で。様式美のオンパレードなので、知識があってもなくても楽しめるし、その割に現代的な解釈で見るのも可能なので、理屈抜きで楽しめるところがいいんですよねぇ。楽しかったなぁ。

幕間に、墨絵のパンをかじったのですが、終演後にお腹が空いたので、ぴょんぴょん舎 GINZA UNAに寄って、盛岡冷麺と生ビール。

以前は、冷麺やじゃじゃ麺だけを気楽に食べられる軽食屋風の店舗もあったのですが昨年閉店しちゃってですね、しょうがなくGINZA UNA店に行ってみたのです。思った以上に高級焼肉店風情でちょっと焦りましたが初志貫徹。つうか、こんな夜遅くから焼肉なんか食べれませんて(店からすれば安い客で申し訳ない)。

しかし、久しぶりに食べた冷麺は美味しかった。夏ですね。

もやしラーメン

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:
もやしラーメン by nekotano

なんとなく台所に立つのが億劫だったので、プチモンドでパンでも買ってくるか…と思って行ったら、定休日だった。近所の店ほど何の考えもなしに行くので、定休日に引っかかることが多い…。

うーんと考えて、ああ袋ラーメンあったなと、もやしと貝割れ菜だけ買って帰宅。「究麺」(味噌)の麺をもやしと一緒に茹でて、あとは表示の手順通りに作る。慌てていたようで、最後に貝割れ菜を乗せるのをすっかり忘れてた。

一瞬、しまった、水多かったかな…と思いましたが、よーく混ぜると案外そうでもなく。ものぐさで麺と一緒に茹でましたけど、でも、別々にしたほうが美味しいよな…と思いながら食べました。インスタント食品と言っても、手抜きしたらイマイチなのは、普通の料理と同じだなぁ、と。

じゃがいものオープン焼き

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
じゃがいものオープン焼き by nekotano

1日中競馬場にいたうえに、結果も芳しくなかったので、余計に重苦しい疲労感。晩御飯は(も)ごくごく簡単に澄ませる。

缶詰のオイルサーディンを開けてこれをメインに。あとは、じゃがいものオーブン焼き(皮をむいて乱切りにしたじゃがいも2個、にんにくスライス2片分、ローズマリー1枝をオリーブオイルで炒めて、塩を振り、180度のオーブンで10分ほど焼いたもの)。レタス千切っただけ。アンデルセンのハイジの白パンとシュタインメッツバゲット。

今日開けたオイルサーディンは、岩手缶詰のオリーブオイル漬けでしたが、これも美味しかった。菜種油漬けが定番のようですが、オリーブオイル漬けも風味が軽くて美味しい。

だいぶ前に開けたっきりの赤ワインがあったのを思い出して、ちびちび飲む。

ニュートーキョー

カテゴリー: 昼食, 外食 | 投稿日: | 投稿者:
ニュートーキョー by nekotano

なんとなく、先週、「ああぁ、こんな天気のいい日には、競馬場でのんびり1日中競馬でも打ってたいなぁ」と不意に思ったのですが、夫にそう言ったら、「じゃぁ、付き合ってやろう」ということで、指定席を取ってもらい、朝から東京競馬場に行く。たまたま、春の東京開催はこの日が最終日。先週ののんびり感とはうって変わって、全体的に賑々しい雰囲気でした。

C指定席(1000円)でよかったのですが、不思議と全部売り切れだったそうで、B指定席(1500円)。それもほとんど埋まっていたそうで(阪神は宝塚記念だったしね)、空いてる席からよさそうなところを適当に選んだとのことでしたが、結果的に大当たりの席でした(レースもよく見える、馬券売り場も近い、移動も楽)。

で、お昼は、何となく食べたいものがイマイチ思いつかなかったので、ニュートーキョーで、味噌カツ重。夫は担々麺。まぁ、競馬場のメシに美味しさを求めてはいけません(笑)。食後にふたりとも謎の睡魔に襲われて、ベンチで転寝。これはこれで気持ちよかったのですが、馬券買いに行って、ほとんど昼寝してたってどうなんだよ。

で、割りに気合を入れて予想していったにもかかわらず(真面目に予想したから却ってよくなかったとも言える)、大負けでした。私は基本馬連なのですが、人気のないほうはちゃんと押さえているのに、人気のある方が抜けてるという負け方を連発(ちょっと欲深すぎたのです)。さ、明日からまた一生懸命働こう…。

グラノーラ

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:
グラノーラ by nekotano

「また作って」と言われていたので、再びグラノーラを作る。

オートミールが切れたので、カンカンのデザインが可愛いと買って置いていた日食ロールドオーツをとうとう開ける時が来た。今まで食べていたものと味が違う…ということは無いのですが、パッケージが可愛いものというのはそれだけで気分が盛り上がるものです。

分量は、以下の通り。例によって、お米カップで計量。

● オートミール 1.5カップ
● ココナッツロング 1カップ
● ヒマワリの種 0.5カップ
● かぼちゃの種 0.5カップ
● くるみ(2~3等分に砕く) 0.5カップ
○ 黒糖 大さじ1
○ サラダ油 大さじ1
○ メープルシロップ 大さじ2
● ジュエリーレーズン 0.5カップ
● カレンツレーズン 0.5カップ

レーズン以外の材料をよく混ぜたら(全部混ぜるとだいたい300~350グラムほどになりました)、120度のオーブンで60分焼く。レーズンは焼き上がり5分前に入れたのでほとんど加熱しておらず、皮が軟らかいままでしたが、これが夫に好評でした。

朝はこれを50グラムに牛乳200ccでちょうどいいです。

いかとみょうがの甘辛サラダ

いかとみょうがの甘辛サラダ by nekotano

麦いかを使ってタイ風味のサラダにする。

参考にしたのは、『きょうのごはんはタイ料理』(氏家アマラー昭子)にある「あさりのサラダ」。ですが、元ネタは、あさり、鶏肉、豚肉、えびを具に、レモングラス、スペアミント、紫玉ねぎ、揚げにんにくを甘辛いソースで和えた豪華なサラダでして、どれもこれもないものばかり。

今回は、ソースだけを拝借。ナンプラー、レモン汁、チリインオイルを混ぜた、甘くて辛くて酸っぱい、いかにもタイっぽい雰囲気のソースです。

ボウルにソースの材料を入れてよく混ぜたら、長ねぎ粗みじん切り、みょうがの千切り、セロリのスライスを加えてざっと混ぜ、にんにくスライス、酒を入れたお湯でさっとゆでた麦いかを加えてよく和える。粗くせん切りしたレタスを敷いた上に盛る。

チリインオイルって初めて使ってみたんですが、思っていた以上に甘くてびっくりした。もちろん、しっかり辛くもある。結構、好みの味。買った当初は大瓶なので使い切れるか不安だったのですが、大丈夫そうです。今度は、レシピ通りの材料をそろえて作ってみたいなぁ。

奥は、かんぴょうのナムル。『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』にあるレシピなのですが、以前に作って美味しかったので、また作ってみました。

戻した後、食べやすい柔らかさになるまでゆでたら、しっかり絞って水けをきり、食べやすい大きさに切って、長ねぎ、にんにくのみじん切りと一緒にごま油で炒める。味付けは、みりんと塩。最後にすりごま。

かんぴょう自体に旨味があるので、塩をあんまり入れなくても大丈夫。凄くシンプルなんですけど、しみじみ美味しいです。飽きないおかず、って感じです。

夫にはご飯を出し、私は塩豆(赤えんどう豆の塩ゆで)をご飯がわりにつまむ。軽くハイボール。

cafeコットン畑

cafeコットン畑 by nekotano

ココイチの帰りに、cafeコットン畑に寄ってコーヒーを飲む。ブレンドもシングルコーヒーも同じ値段だったので、ブレンド以外のものを飲んでみようかと、夫はマンデリン、私はグァテマラ。大きなカップで供してくれるので、たっぷり楽しめます。グァテマラは酸味が強くてさっぱりした感じの味でした。

ここ、以前は、「ミワ」という名前の喫茶店だったのですが、お店の方に伺うと、「ミワ」のオーナーは亡くなってしまって、別の方が引き継がれたのだそうです(なので、店の雰囲気は以前と大きくは変わっていない)。急に店名が変ったので気になっていたのですが、そうだったのか。